Epiphoneから、コイルタップ機能を搭載したレスポールカスタム「Epiphone Les Paul Custom Pro」に限定カラーモデルが登場です。
メイプルの化粧板をボディトップに付けたマホガニーボディに、SlimTaper"D"プロフィールのマホガニーネック、ローズ指板にミディアムジャンボ22F仕様で、PUにはProBucker-2、ProBucker-3を搭載。2Vol、2Tone、3Wayセレクターで、Volumeノブを引き上げればフロント、リアそれぞれをコイルタップ可能となっています。ブリッジはストップテイルピース+TOM。
ボディトップ、バック、ヘッドには5層のバインディングを施し、ネックもバインディング付き。もちろんヘッドにはカスタムならではのダイヤモンドインレイが入れられています。
レスポールカスタムは、1954年に登場した当初はブラックカラーのみのラインナップでした。これはレス・ポールがTVに出る際、当時の白黒TVでブラックカラーは「手の動きがよく見える」という理由から採用されたカラーで、ボディ、ヘッド、さらにエボニー指板によるオールブラックなギターにゴールドパーツ、パーロイドインレイのバランスが素晴らしく、「ブラックビューティ」と呼ばれていることは有名ですね。
当時からホワイトカラーがカスタムメイドで作られることはあったようですが、レスポールカスタムにカラーラインナップが追加されるのは基本的に1968年のリイシュー以降ということになります。今回のワインレッドカラーは68年当初からラインナップされたカラーで、シルバーバーストは79年〜82年ごろにかけて、限定モデルとしてラインナップされたニューカラーでした。
特にシルバーバーストのレスポールカスタムは現在の本家Gibsonモデルでも滅多に見かけないレアなカラーとなっています。それがこうして、限定として甦るというのは面白いですね。
国内入荷はかなり少ないモデルとなるようです。
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