【ディレイ】CARL MARTIN ECHO TONE |
Carl Martinといえば、Delayla XLなどのディレイペダルがすでにラインナップされていますが、今回のEcho ToneはそのDelaylaを元に作られたモデルで、ヴィンテージエコーサウンドを作り出すディレイペダルです。
コントロールはEcho、Feedback、Tone、Timeとなっていて、スタンダードなコントロールという感じです。ディレイタイムは最大1200msと長いディレイにも対応。また、本体奥にはトグルスイッチがあり、これでエフェクトOFF時に残響を残すシームレスディレイか、完全に残響を切るディレイかを選択可能です。
3つのフットスイッチは、それぞれディレイのON/OFF、テンポ設定の選択、タップテンポとなっています。テンポ設定はTimeノブを使うかタップテンポスイッチを使うかの選択となっています。このSelectフットスイッチは地味に便利で、よくタップテンポとノブの設定切替はフットスイッチの長押しだったり、タップテンポノブが常に優先されたり、またトグルスイッチだったりすることはあるんですが、こうしてあえてフットスイッチ化することでギターを弾きながらテンポ設定を変えるのはもちろん、誤ってタップテンポを踏んでしまったりしてもすぐにノブのタイムに戻せるという利点があります。もちろんその分、フットスイッチの場所をとるという点もありますが、Carl Martinは前者の利便性を優先したということですね。
さらに、ペダルにはエフェクトループを搭載。ディレイの残響音にエフェクトをかけ、様々な効果を得ることができるようになっています。これはけっこうおもしろくて、コーラスをかけてモジュレーションディレイっぽくするような形から、ファズなどをつないでディレイ音だけを歪ませたり、ピッチシフターでディレイ音のピッチを変えたりといったことが可能となっています。
サンプルムービー
音も良い感じです。サイズは大きめなのでディレイにこだわるプレイヤー向けといえそうですが、使いやすそうなペダルだと思います。
人気blogランキングへ