【エフェクター】MOOER Pure Octave |
今度はオクターバーの「Pure Octave」です。
多くのオクターバー、例えば定番のBOSS OC-3などではオクターブ下の音を原音に加えることでより分厚い重低音を生み出すことができる、というのが一般的ですが、このPure Octaveは、オクターブダウンとオクターブアップに対応し、定番オクターブサウンドからより変わったオクターブ効果を得ることが出来るペダルとなっています。
ミニサイズの中に大きなModeノブとDry、Sub、Upperコントロールを搭載。Modeノブは11種類のロータリースイッチとなっていて、「SUB」と「UPPER」のコントロールで調整するオクターブの割り当てを切り替えることができます。
単純にオクターブ下、オクターブ上、というだけでなく、±1オクターブ、±2オクターブの4種類の組み合わせを網羅し(例えばSubが+1、Upperが+2だったり、Subが-2、Upperが-1といった割り当ても可能)、さらにSub側に-1と-2オクターブ、Upper側に+1と+2オクターブをまとめて割り当てるモードも搭載。それらの組み合わせで合計11種類のモード切替となっています。
Dry、Sub、Upperのコントロールは、それぞれドライ音の割合、「Sub」に割り当てられたオクターブサウンドの割合、「Upper」に割り当てられたオクターブサウンドの割合となっていて、Modeと組み合わせることで自在なオクターブサウンドを組み合わせて使うことが出来るようになっています。
サンプルムービー
形としてはオクターバーと言えるペダルなんですが、作り出せるサウンドは先ほどのOC-3やMicro POGを超えるような多彩なバリエーションを実現。もともとMooerはデジタルエフェクトの技術を持っていて、例えばMOOER Super BenderやPitch Boxに見られるようにピッチシフターにも強いブランドですので、音の方も期待できそうですね。
なによりこのサイズでこの機能を実現してしまったことがすごいです。これはちょっと欲しいペダルですね。
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