改めてご紹介してみると、Volume、Tone、Driveコントロールを搭載したスタンダードな仕様のオーバードライブペダルで、Mad Professorとしては久々のハンドワイヤード製作によるペダルとなっています。
チューブアンプをオーバードライブやファズペダルでプッシュしたようなサウンドが特徴で、基本的にオーバードライブの音が出ますが、少しだけファズよりなファットなトーンを作ることもできるというペダルですね。
「飽和状態のアンプトーン」を再現し、クリーンアンプでもチューブアンプの歪みを得られる上、さらに高いレスポンスや広いダイナミクスレンジを実現。もちろんクリーンアンプのみならず、歪んだアンプをプッシュするオーバードライブとしても使えるというペダルですね。
先日発売された、Bluebird Overdrive Delayもそうでしたが、このペダルも、特にギターからの入力にバッファを通すことなく直接接続することを想定して製作されている、ということですね。ギターのアウトプットインピーダンスにピンポイントで合わせたような「45kΩ」というインプットインピーダンスの値となっています。
そのため、前段にバッファ等をつなぐと、ハイ〜ミッドレンジが想定よりも強くなってしまうとのことです。といっても壊れることはないので、あえてそういう音を求めて2段目以降に接続する、というのも1つの方法ですね。
アダプタ、または9V電池で駆動します。アダプタに関しては、7.5-12Vの範囲に対応しているので、例えばSweet Honey Overdriveのように18Vアダプタでの駆動には対応していない点は、ちょっとだけ注意って感じですね。
実際に弾いてみないときちんとは分かりませんが、それでも良い音が出そうなペダルだと思います。これは是非とも使ってみたいですね。
そして、上のサンプルムービー内のコメントに・・・
Some players got Eric Johnson tone from it. One customer told me it is an instant Leslie West tone.
というものがありました。Mad Professorの公式コメントです。エリック・ジョンソンのような美しいトーンが得られるペダルとなるのかもしれませんね。
それにしても・・・昨日、Twitterの方で「まだ発売されてないと思う」って言ってしまったんですが、まさかもう出てくるとは思っていませんでしたw たぶんお店にも間もなく並ぶんじゃないかと思いますので、興味ある方は試してみてください。
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