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JHS Pedals各種、日本再上陸!一挙ご紹介します!

JHS Pedals。アメリカのハンドメイドエフェクターブランドの1つで、海外ではかなり人気の高いブランドとして知られています。Jet City AmpのJHS Boost Overdriveの設計を手がけたり、アメリカの人気バンドSwitchfootのペダルをプロデュースしたりと、非常に幅広い活動も行っているブランドですね。
かつて一時期国内にも入ってきていましたが、その後しばらく途絶えてしまいました。そんなJHS Pedalsが、改めて日本に入ってくるようになったようです。
非常に多彩なラインナップを持つブランドです。まずは18種類入って来るようですので、まとめてご紹介します。

JHS Pedals Morning Glory

まずは「Morning Glory」というオーバードライブです。JHSの中でも人気の高いモデルですね。
コントロールはVolume、Drive、ToneにBright Cutスイッチ。スタンダードなコントロールと、ギターに合わせて設定出来るEQ可変域の切替スイッチです。ベースとなっているのはヴィンテージMarshall Blues Breakerで、それに改良を重ねたことで約4倍のゲイン、2倍のヘッドルームを実現。Toneの使いやすさも格段にアップしているということです。
サンプルムービー(ジョン・メイヤー風サウンド)
サンプルムービー2(Timmyとの比較)

JHS 808

次のオーバードライブペダルは、「808」というペダルです。
名前からどういうペダルか分かりそうですが、言うまでも無くTS808をベースにしたペダルですね。
コントロールはVolume、Tone、Driveに3モードスイッチ。Landgrafficonのスタイルを思わせるコントロール構成ですが、この808はTS系のペダル、というよりはTS再現系のペダルです。最初期のヴィンテージTS808サウンドを作るためのペダルとなっていて、3モードスイッチはオリジナル、ブースト、クランチのゲイン切替的なモデルとなっているとのことですね。スタイルとしてはTS9DXに近いペダルと言えるかも知れません。
 

JHS Super Bolt

次はちょっと変わったオーバードライブペダルです。
かつてLed Zeppelinをはじめ、さまざまなアーティストがレコーディングに用いたという伝説のSuproアンプ。60年代に作られたその小型チューブアンプの音色を再現したというペダルです。
コントロールはDrive、Volume、ToneとHi/Loスイッチとなっていて、Driveはアンプの「Volume」、Volumeはアンプの「Master Volume」Hi/Loスイッチは2インプットアンプのHiとLoのインプット切替のように使うことができるということで、またToneコントロールも工夫して、一般的なToneとは全く違った全域で使えるToneを搭載した、とのことですね。内部で18Vに昇圧することで、アンプに近いヘッドルームを確保しているということです。
サンプルムービー
 

JHS Pedals Charlie Brown

続いてはこちら。「Charlie Brown」というオーバードライブです。これは非常に分かりやすいペダルですね。
マーシャルアンプ、中でもプレキシと呼ばれる古いマーシャルの定番モデル「JTM45」のサウンドを作るモデルということです。コントロールはVolume、Tone、Drive、Presence。
シンプルにあのプレキシトーンを得られるペダルということです。
サンプルムービー
 

JHS Pedals Angry Charlie

続いて、ディストーションペダルの「Angry Charlie」です。
名前からも分かるかと思いますが、先ほどのChalie Brownのハイゲインモデル的なペダルですね。コントロールは同じくVolume、Tone、Drive、Presenceです。
Chalie Brownがプレキシサウンドだったのに対し、こちらはよりモダンなJCM800風ハイゲインサウンドを作ることができるというペダルです。より幅広いゲイン設定にも対応し、18Vで駆動すればさらに高いヘッドルームを得られるようになる、ということです。
サンプルムービー
サンプルムービー2
Suhr Riotとの比較
Wampler Plextortioinとの比較
 

JHS Pedals Mini Foot Fuzz

次はファズペダルです。
まずはこの「Mini Foot Fuzz」。見ての通りのミニサイズペダルで、シンプルなファズとなっています。2つのノブはVolumeとFuzz。
ファズの音が嫌いな人にも使えるファズペダルということで、サウンドは毛羽立ちの少ない、それでいてあくまでもクラシックファズらしいサウンドを得られるペダルとなっています。
サンプルムービー
サンプルムービー2
 

JHS Pedals Bun Runner

もう1つ、ファズペダルです。
この「Bun Runner」は、JHSの2つのファズを融合した多機能なモデルですね。
右と左でそれぞれ違ったファズとなっていて、右側はTone BenderをJHSらしく大きく改良したペダルで、左側はJHSのAstro Mess Fuzzというオリジナルファズ(ディスコン)を搭載したモデルとなっています。Switchfootのツアーに同行したJHSが、実際の現場で最も必要な「1つのペダルで多彩な音が出るファズ」を作ったということです。
まず右側のTone Benderファズですが、こちらはVolume、Tone、Fuzz、Biasの4ノブファズとなっていて、基本的にはTone Benderサウンド、しかしBiasノブで「ヘヴィオーバードライブから音の壁」までのサウンドを得られるファズ。左側のAstro Mess Fuzzは「古いAmpeg ScramblerやKay Fuzztone、さらにOctaviaの回路」に近いペダルということです。Volume、FuzzとGateスイッチがあり、GateをONにするとモダンなファズ、OFFにするとクラシックなファズサウンドが得られるということですね。
さらに、中央のスイッチで右と左、どちらを先に接続するかを切り替えることが出来、それぞれ独立したフットスイッチで両方ONにして強烈なファズを得ることも可能となっています。Switchfoot Mess of Me(PV)等の楽曲で聞くことの出来るファズサウンドが、このペダルを使ったものということです。
サンプルムービー
 

JHS Pedals Mini Bomb Boost

続いては非常にシンプルなブーストペダルです。
ミニサイズに1ノブのクリーンブースターで、JFETを用いたペダルということですね。スタンダードなブーストサウンドが得られるペダルです。
サンプルムービー
 

JHS Pedals Pulp 'N Peel

続いてはコンプレッサーです。
この「Pulp 'N Peel」はJHSの中でも人気の高いペダルの1つで、あのDan Armstrong Orange Squeezerを元に作られたコンプレッサーということです。
コントロールはVolume、Compression、そしてBlend。ナチュラルで透明、ハイが潰れるようなことのないコンプレッサーで、「常時ONにしたいコンプ」を目指したモデルということですね。
おもしろいのはBlendノブによるクリーンミックスが可能というところでしょうか。これにより適度なコンプレッションを自在にコントロールできそうだと思います。
サンプルムービー
 

JHS Pedals Lime Aid

そして、先ほどのPulp 'N Peelをベース用にしたのがこちらのLemon Aidコンプレッサーです。
コントロールは同様にVolume、Compression、Blend。常時ONにして使いたいというコンセプトはそのままに、ベースに適合して作られたモデルとなっています。
サンプルムービー
 

JHS Pedals Warble-Tron

次はモジュレーションペダルです。この「Warble-Tron」はあのJimi Hendrixが使ったことでも有名な、シンエイのUni-Vibeサウンドを作るためのコーラス/ヴィブラートペダルです。
コントロールはVolume、Speed、Depth。Speedノブは足での操作も考慮して大きなノブを採用。また、コーラスとヴィブラートの切替スイッチも搭載しています。
サンプルムービー
 

JHS Pedals Honey Comb Dual Speed Trem

続いてトレモロペダルです。2種類のスピードを切り替えて使えるトレモロですね。
コントロールはVolume、Depthと2つのSpeedノブです。緑と赤がスピードコントロールで、右側のフットスイッチで切り替えられます。その際、右のフットスイッチ上にあるLEDの色が緑と赤で変わることで、それぞれのノブの色と同じスピードに切り替えることができます。現在のスピードを中央のLEDが点滅して表示。左のフットスイッチとLEDはON/OFFとなります。
シンプルですが使い勝手に考慮したモデルであることが分かります。
トレモロとしてのサウンドは、ブラックフェイス期のFenderアンプや、古いVox Vibravoxのようなトレモロサウンドが得られるということですね。
サンプルムービー
 

JHS Pedals The Panther

超弩級のペダルです。
この「The Panther」は非常に多機能なアナログディレイペダルとなっています。最大ディレイタイムは1秒、簡単に機能を言えば、タップテンポやエフェクトループ、モジュレーション、エクスプレッションペダル対応などさまざまです。
まずはコントロール。このずらっと並んだノブは、左からFeedback、Mix、Time、Speed、Depth、Subdivisionとなっています。それぞれフィードバック、ディレイと原音のミックス、ディレイタイム、モジュレーションのスピードと深さ、そしてSubdivisionはタップテンポ時のRatioです。Ratioは4分音符、付点8分音符、8分音符、3連符の4種類に設定出来、タップテンポを4分音符で踏めばそれぞれのディレイタイムに設定されるというコントロールですね。
フットスイッチは左からON/OFF、エフェクトループのON/OFF、そしてタップテンポとなっています。このペダルは入出力も非常に豊富で、インプットとアウトプット、ドライアウトを搭載し、タップテンポ、エクスプレッションペダル、エフェクトループのSEND/RETURNとなります。面白いのがタップテンポ端子で、これは外部フットスイッチを用いてタップテンポの操作ができる・・・だけでなく、Pantherで入力したタップテンポを外部の機器に出力出来るという仕様です。例えば、Modfactorのような外部タップテンポが可能なペダルと接続することで、タップテンポを同期させて使うことができるというわけですね。ペダル内部にDIPスイッチがあって、そこでタップテンポ出力時のスイッチの極性を変えられるので様々なペダルとタップテンポを同期できる形となっています。
次にエクスプレッションペダルですが、こちらもすごいです。タップテンポのフットスイッチを3秒間長押しすることでプログラムが出来るモードとなります。このモード中にエクスプレッションペダルにアサインしたいコントロールを動かし、もう一度タップテンポを踏むことでアサイン完了。好きなコントロールをエクスプレッションペダルでリアルタイムコントロールできるようになるわけですね。
また、トップにある切替スイッチで、BOSS DM-2風の音とヴィンテージDeluxe Memory Man風の音に切り替えることができるようになっています。これだけ多彩なコントロールですから、コントロール系自体はデジタル。しかしディレイ部はBBDを用いた完全なアナログディレイとなっているのも特徴です。もちろん発振もします。
そして、これだけの機能を持つディレイペダルでありながら、スタンダードな9Vアダプタで駆動するというのも大きなポイントですね。これは素晴らしいペダルです。
サンプルムービー
 

JHS Pedals Pandamonium

続いてこちら。「Pandamonium」です。パンデモニウム(伏魔殿)ではありません。「パンダ」モニウムです。ペダルにもパンダが描かれています。このペダルは、ベース用のファズとプリアンプを組み合わせたペダルですね。右半分がファズ、左半分がプリアンプです。
まずファズ部ですが、こちらはJHSの4-Wheeler Fuzzというファズペダルがそのまま入っています。このファズというのが「ベース用のファズサウンドならたいてい何でも作れる」という多彩なファズです。コントロールはVolume、Fuzz、Tone、Gate。特にGateがキモとなっているようで、これによって非常に多彩なベース用ファズサウンドが得られるということです。さらにトグルスイッチでローエンドを強調した音色とすることもできるようです。
続いてプリアンプ部。こちらは、Ampeg SVTサウンドを作ることの出来るベース用プリアンプとなっていて、Volume、Drive、Bass、Trebleコントロールを搭載。クリーンから歪みまでをカバーする幅広いプリアンプとなっているとのことですね。
ファズとプリアンプは独立していて、個別に使うことも両方使うこともできます。中央のスイッチで配線順を切り替えられるので、同時使用時にも好きな順で接続することができるようになっています。
サンプルムービー
サンプルムービー2
 

JHS Pedals Little Black Amp Box

次はちょっと変わったモデルです。
これは「アッテネーター風」のツールということで、アンプのエフェクトループ内に設置してヴォリュームを下げられるというもの。プリアンプで作った音をそのまま出力を下げることで、チューブアンプでも音量を下げて使うことができるというわけですね。
Masterのないアンプのマスターヴォリューム的に使ったり、本格的なアッテネーターを導入するほどでもないけれどあと少し音量を下げたい、的な場合には使いやすそうだと思います。コンボアンプでケーブルが固定されているようなアンプにも良いですね。これは意外に、いままでなかったスタイルのペダルですね。例えば昨日ご紹介したMarshall DSL-1なんかは、マスターが無くてエフェクトループがあるので、けっこう使えるかも知れません。
サンプルムービー
 

JHS Pedals Buffered Splitter

続いてはこちら。これもまたちょっと変わったペダルです。
基本的にはバッファーなんですが、常時パラレル出力が可能というものですね。バッファ自体はJHSの高品質なモデルを用いています。例えばパッシブのABYボックスでパラレル出力すると、どうしても信号が弱くなってしまうことがあります。しかしバッファを通すことで信号が強くなるので、そういった心配もなく、またミニサイズでパラレル出力ができるというペダルです。
ギターにはもちろん、ベースなんかでアンプとPAとに信号を分けたい際にも重宝しそうなペダルだと思います。
JHSバッファと他のバッファの比較
 

JHS Pedals A and B Separator Box

次は「A and B Separator Box」です。
シンプルなABYボックス・・・と思ったら違いました。機能的にはABYボックスに近いんですが、このペダルはAアウトとBアウトを個別にON/OFF出来るタイプのモデルです。どういうことかというと、Aのみ出力、Bのみ出力はもちろんできます。さらにAB同時出力も出来ます。それに加えて、AB両方ミュートも可能、ということですね。
つまり、例えばAの出力はずっとONにしておいて、便宜的にBの出力をON/OFFする、といった形ができます。また、Aはエフェクターやアンプに、Bはチューナーにつないで片方をチューナーアウトとして使った場合、例えばPitchblack POLYのような「チューニング時に自動でミュートになるチューナー」を使っても、Aを常にONにしておけば「音を出しながらのチューニング」も行えますし、AをOFFにしてしまえば好きなときにミュートにしておけるということですね。逆にBは常にONにしておけば常時チューナーが使える状態になるということになります。
機能的には難しい点は一切ありませんが、これもまた珍しい、意外と見かけないスタイルのペダルだと思います。
 

JHS Pedals Mini Tripple Tap Tempo

ラストはこちらです。外付けのタップテンポスイッチですね。
このスイッチは、1つの操作で3つまでのペダルに同時にタップテンポを出力して、同期させることができるという形になっています。本体のトグルスイッチは、一番奥の端子のみタップ時の極性を変えることができるというスタイルです。他の2つはNormally Open、つまりフットスイッチを踏んだ時に電極がつながるスタイルで固定されていて、大体のペダルはそれで操作出来ると思いますが、一部逆相のスタイルのペダルもあるのでその場合にスイッチで切り替える、という形になります。シンプルですが意外に使いやすいペダルではないかと思います。
 
・・・と、いうわけでJHS Pedalsのペダル18種類のご紹介でした。
全体的に見て思ったんですが、とにかくここのペダルは実戦指向ですね。シンプルなデザインで上品な外観のペダルが多いですが、機能を見てみると徹底してプレイヤーの使いやすさを重視して作っているのがよくわかります。
ツインファズやディレイ、さらにベースのファズ+プリアンプのペダルなんかはその象徴ですし、ラスト4種類のちょっとした便利なペダルは意外にこれまであまり見かけない、けどあると確かに便利なペダルばかりだと思います。個人的にA and B Separator Boxはなんか目から鱗って感じでした。
歪み系もおもしろくて、Marhsallや808はスタンダードですがBlues BreakerやSuproアンプはちょっと変化球って感じのペダルですね。動画で見た限りではありますが、全体的に音も良さそうだと思います。アメリカではかなり定番的な人気を持つブランドなので、これからがまた楽しみですね!
 
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