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KORGのコンパクトアナログシンセガジェットにニューモデル「VOLCAシリーズ」登場!

KORG VOLCAシリーズ
KORGのコンパクトなアナログシンセガジェットに、新しいモデルが登場です。これまでMonotoron / MonotribeといったモデルをラインナップしてきたKORGですが、今度は「KORG VOLCAシリーズ」として、より進化したモデルとなりました。

KORG VOLCA-KEYS

まずはこちら。Volca-KEYSというモデルです。Analog Loop Synthと付けられているとおり、ループシーケンサー機能を搭載したアナログシンセサイザーです。これまでのMonotronやMonotribeとは違い、タッチパネル式のマルチタッチ対応27鍵を搭載。さらに3VCO、1VCF、1VCA、1LFO、1EGにより3音までの和音(ポリフォニック)にも対応しています。

ちなみにこのVCOだのなんだのを簡単に言うと、VCOが音源、VCFはフィルタ、VCAは音量等の制御、LFOはフィルタ等を制御するもの、EGは音を出したり止めたりを制御する、といった感じです。VCはVoltage Contolled(電圧制御)で、その後に続くOはOscilator(発振器)、FはFilter(フィルター)、AはAmplifier(増幅器)です。LFOはモジュレーションエフェクターなんかでも出てきますが、Low Frequency Oscilator(低周波発振器)のことで、EGはEnvelope Generator(エンヴェロープジェネレーター)です。VCO、VCF、VCAは音色そのものを制御するもので、アナログシンセサイザーから出る音はVCOで作られ、VCF、VCAを通ったものとなります。雰囲気、ギター、エフェクター、アンプみたいな感じです。LFOはいろいろ用途がありますが、いわゆる電圧を上下させることでCV・・・Control Voltage信号を作り出し、VCOやVCF、VCAのように電圧でコントロールする機構を動かすことができます。エフェクターのノブの設定のようなものですね。EGは奏者によるプレイを伝達するためのもので、音量などを電圧の違いとしてVCOやVCF、VCA等に伝達し、音を出したり止めたりをコントロールできるという形になります。これらの機構を組み合わせることで、アナログシンセサイザーは様々な音をだしています。いろいろはしょってますが、なんとなくイメージできればと思います。

で、このVolca-KEYSに戻りますが、このモデルは、中央にVCO、VCF、LFO、EGをコントロールするノブを搭載。VCOセクションにはDetune、Portamento、EG Intノブ、VCFセクションにはCutoff、Peak、EG Int、LFOセクションにはRate、Pitch Int、Cutoff Int、そしてEGセクションにはAttack、Decat/Release、Sustainコントロールを搭載。演奏に合わせたいろいろな音作りや音程を変えたときの動作などを設定出来ます。フィルタは74年製のヴィンテージシンセ、Mini KORG 700Sのものを復刻したとのことですね。
左側には大きなノブが2つあります。上にあるのがVoicingの切替で、搭載された3つのVCOにどのような音を出させるかを切り替えられます。Poly、Unison、Octave、Fifth、Unison Ring、Poly Ringとなっていて、全てを演奏に使うか、ユニゾンさせるか、オクターブや5度違いの設定、さらにユニゾンとポリフォニックモードにはリングモジュレーターをかけることもできるようになっています。下側の1'、2'、4'、8'、16'、32'の切替ノブは、オクターブ切替です。また、ディレイエフェクトも付いていて、TimeとFeedbackのコントロールを搭載し、さらに多彩な効果を生み出せます。VOLUMEコントロールは音量の調整ですね。

続いてループシーケンサー。本体右のTEMPO、および4つのボタンと鍵盤を組み合わせて多彩な調整ができます。最大16ステップのループシーケンサーとして使うことができ、それらを8パターンまで本体に保存することが出来ます。さらに、各ノブの動きもメモリーしておくモーションシーケンスに対応しているため、演奏をそのままメモリー出来るという機能性。また、シーケンスのステップを飛ばすアクティブステップ機能や、クオンタイズ、つまり同期させないでずれはそのままずれとして再生するFLUX機能により、奥深い表現力を持っています。
ヘッドフォンアウトの他、Volcaシリーズの他のモデルとシンクロするSYNC IN/OUT端子を搭載。さらにMIDI INでMIDIからコントロールすることもできます。また、KORG SyncKontrol for monotribeアプリと連携して動作させることも可能です。小さいですが本格的なステージングも十分にこなせるというわけですね。
 

KORG VOLCA-BASS

続いて、ベースサウンドに特化した「Volca-BASS」モデルです。アナログベースマシンですね。
コントロールはいろいろなセクションごとに搭載されていて、本体上部にはEGセクションのAttack、Decay / Release、Sustainコントロール、中央には左から鍵盤のOctave、VCFセクションのCutoff、Peak、LFOセクションのRate、 Int、 Target(Amp、 Pitch、 Cutoff)、そしてPitch1〜3のVCOセクションとVolumeコントロールとなっています。3つのVCOを搭載することで、和音や少しだけピッチをずらした厚みのあるユニゾンなどを実現。
そして本体下部には鍵盤があり、同時にVoca-KEYS同様の多機能なシーケンサを搭載しています。入出力系等もKEYSと同じですね。また、KEYSとBASSモデルは、経年変化等によりピッチがずれるアナログ特有の症状を修正する、ピッチ自動補正機能も搭載しています。
 

KORG VOLCA-BEATS

そして、最後はこちら。リズムマシンのVolca-BEATSです。リード、ベース、リズムがこれで揃うわけですね。
ここまでの2モデルは、全てアナログ音源でしたが、こちらはアナログらしさの生きるKick、 Snare、 Hi Tom / Lo Tom、 Closed Hi Hat / Open Hi HatのサウンドとPCM音源によるアナログの苦手なClap、 Claves、 Agogo、 Clashのサウンドを搭載。デジタルとアナログを組み合わせることで本格的なリズムサウンドを実現しています。
KickはClick、 Pitch、 Decay、SnareはSnappy、 Pitch、 Deca、TomはHi Pitch、 Lo Pitch、 Decay、Hi HatはClosed Decay、 Open Decay、 Grain、そしてPCM音源はPCM Speedコントロールを搭載。パートごとにレベルを設定することもできます。
もちろん、他のモデルと同じように多機能なシーケンスもあります。このモデル特有の機能として、ドラムロール的な音を作るStutter機能を搭載。TimeとDepthコントロールで、さまざまな連打サウンドを得られます。シーケンスの切り替え時に使うこともできるとのことですね。

デモムービー 
全モデル、KA350アダプタ、または単3電池6本で駆動し、電池使用時は約10時間程度の駆動ができるということですね。
3つをシンクロさせて楽曲を作っていけるというのもすごいですし、それぞれが個別でも多くの機能があるため、遊びから本格的なステージまでこなせる非常にすごいシンセサイザーとなっています。
これは欲しくなりますねw
 
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