 【K.S. Aji】Violet Drive Batik Edition【09-Mar-13P】 |
やJOYOが出てきているように、そういったグローバルな動きがそれぞれの地場にある産業を育てる、というのはよくある流れの1つではあります。実際、そういった流れから今、東南アジアで本当に楽器が好きな人達がブランドを立ち上げたりしています。いくつか日本にも入って来ていますね。例えばシンガポールのgoosoniqueworxやOm Laboratories、タイ王国からはPedal TankやShark、そしてインドネシアは最近GFI Systemsも入って来ました。そして今回、さらに新しいブランドがインドネシアより登場、というわけですね。この「K.S.Aji Tone Workshop」は、インドネシアのハンドメイドエフェクターブランドです。多くのエフェクターを集め、様々な解析を行っているビルダーのK.S.Aji氏によるブランドで、オリジナリティとスタンダードが同居するペダルを製作しています。ラインナップを見ていきましょう。
K.S.Aji Tone Workshop Blues Creamer Batik Edition
 【K.S. Aji】Blues Creamer Batik Edition【09-Mar-13P】 |
名前から想像できると思いますが、いわゆるTS系のドライブペダルで、Texas InstrumentのRC4558P、2SC2458トランジスタ、1S2076ダイオード、その他キャパシタ等にもこだわって作られたペダルということです。
コントロールはLevel、Tone、Drive。スタンダードで使いやすそうなペダルです。
サンプルムービー
サンプルムービー2
いろいろなODとの比較
ちなみに、日本向けは全モデル、Batik Editionという、外観にこだわり、パーツもグレードアップしたモデルとなっているとのことです。
K.S.Aji Tone Workshop Red Creamer Batik Edition
 【K.S. Aji】Red Creamer Batik Edition【09-Mar-13P】 |
この「Red Creamer」は、Blues Creamerにアクティブの2バンドEQを搭載したバージョンで、Level、High、Low、Driveの4ノブ仕様となっています。
より多彩な音作りが出来るペダルです。
サンプルムービー
サンプルムービー2
K.S.Aji Tone Workshop Rebel Batik Edition
 【K.S. Aji】Rebel Batik Edition【09-Mar-13P】 |
このペダルは、JCM900以降のモダンマーシャルサウンドを作るためのドライブペダルで、Level、Tone、Gainに2モードのクリッピングスイッチを搭載。世界中の「マーシャル系」ペダルを集めて研究した結果完成したペダル、とのことですね。
サンプルムービー
K.S.Aji Tone Workshop Violet Drive Batik Edition
【K.S. Aji】Violet Drive Batik Edition【09-Mar-13P】 |
この「Violet Drive」は、Voxアンプ的な音色を狙って作られたというペダルです。コントロールはVolumeのみで、ゲインやトーンは完全固定。ミニサイズでシンプルなペダルです。
サンプルムービー（プロトタイプ）
サンプルムービー
K.S.Aji Tone Workshop Little Red Booster Batik Edition
 【K.S. Aji】Little Red Booster Batik Edition【09-Mar-13P】 |
Levelコントロールのみのシンプルなクリーンブースターで、最小設定でUnity Gainとなるようです。軽いコンプレッションのかかるさうんどで、3時以降にすると一気にブースト量が増加する、ということです。
サンプルムービー
K.S.Aji Tone Workshop Echologue Batik Edition
 【K.S. Aji】Echologue Batik Edition【09-Mar-13P】 |
このペダルは、PT2399をもちいたアナログライクなディレイで、Repeat、Level、Delayのシンプルなコントロールを搭載。スタンダードで手軽にアナログライクなディレイをノイズレスに得られるペダル、ということです。
サンプルムービー
K.S.Aji Tone Workshop Verb-Box Batik Edition
 【K.S. Aji】Verb-Box Batik Edition【09-Mar-13P】 |
この「Verb-Box」はBeltonのリバーブユニットとBarr Brownのチップを用いて透明感を高めたリバーブサウンドを作るために製作されたというペダルです。コントロールはReverbとWetのみのシンプルな仕様となっています。Beltonユニットらしい、スプリングライクなリバーブサウンドが特徴です。
サンプルムービー
というわけで、K.S.Aji Tone Workshopのペダルご紹介でした。
かなりいろいろ考えて作られているペダルですね。基本的に操作系をシンプルにまとめようとしていると感じました。あとこの外観もいい雰囲気だと思います。
人気blogランキングへ
