きになるおもちゃ -ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト-

ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト


きにおも@Twitter
Facebookアカウント
instagramアカウント
Line@アカウント
きになるおもちゃ@Lineブログ

がっきや速報
楽器店のセール情報や限定特価品をまとめてみます

ボカロ曲

リンク切れ等がございましたら、メールかコメントに書いていただくと助かります



きになるリスト(ニコニコ動画) Youtubeチャンネル Instagram

当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

今、改めて定番を振り返る! Vol.10 〜ヴァイブ編〜

Jim Dunlop UV-1 Uni-Vibe ROTATING SPEAKER EFFECT Black Cat Vibe ブラックキャットバイブ Fulltone Mini Deja Vibe 《エフェクター/トレモロ》【送料無料】
前回のトレモロ編に続く、定番を振り返るシリーズ第10段、今回はヴァイブペダルです。
Uni-Vibe。数あるモジュレーションエフェクターの中でも、これほど神格化されたペダルは珍しいです。もちろん、BOSS CE-1やMu-Trin Bi-Phaseをはじめ、非常に人気が高くレアなモジュレーションペダルはたくさんありますが、それらの中でもやはりUni-Vibeは抜きんでています。
ジミ・ヘンドリクスが多用したペダルとして知られており、それが日本製のエフェクターであることも有名。Shin-Eiという、超有名、でもその実態は未だよく知られていないというブランドのペダルである、というのもあるでしょうか。そういった様々な事象が重なった結果、Shin-Ei Uni-Vibeというペダルは、数あるモジュレーションペダルの中でも特に有名な、そして特にレアなペダルとして知られるようになりました。
Uni-Vibeのサンプルムービー
これだけ有名なペダルならば、クローンモデルが作られるのも当然。しかし、どれほどこだわっても、当時のパーツをそのまま使ったクローンはほぼ不可能だと言われています。その理由が、2SC539というトランジスタの存在。プリ部に1つ使われたこのトランジスタは、Uni-Vibeそのもののキャラクターを作る重要なもので、近いパーツや代替品はもちろんあるんですが、それではどうしてもオリジナルと同じ音にならない、ということです。

かつて、Sound Nagaseというブランドが唯一2SC539トランジスタを使ったクローンモデルを製作していましたが、今はもう作られていません。

では、ユニヴァイブの音はもう作ることは出来ないのか。
確かに、全く同じ回路、同じパーツのクローンは難しいかも知れませんが、それでも各メーカー、本物のUni-Vibeに近い効果や近い音をペダルにして発売しています。フォトカプラを使った独特の揺れ方は他のモジュレーションペダルとは違った独特さがあり、そういったペダルはヴァイブペダル、と呼ばれています。もともとはこのペダルも、ロータリースピーカーの音を目指して作られたということだそうですが、現在ではUni-Vibeそのものにどれだけ近づけるか、そしてジミヘンサウンドに近い音が出せるか、という点が注目されることが多いです。
今回はそんなヴァイブペダルの中から、定番モデルをいくつか見てみましょう。

  • 定番ヴァイブペダル

※「定番」に定義はありません。あくまで個人的な印象も含んでいますので、これが入っていない、これは定番じゃない、といったご意見もあるかもしれませんがご了承ください。メーカーのアルファベット順にご紹介します。

Black Cat Vibe

まずはこちら。Black Catのヴァイブペダルです。元々は非常に大きなペダルだったものを、よりコンパクトで現代的な形に作り直したのがこのモデルですね。
コントロールはVolume、Intensity、Speed。そしてChorusとVibratoの切替スイッチを搭載。IN/OUTの他にエクスプレッションペダル端子を装備し、オリジナルUni-VibeのようにペダルでSpeedをコントロールすることもできます。
90年代頃から作られていたモデルで、当時はUni-Vibeサウンドに最も近いペダルだと言われていたモデルとのことですね。
サンプルムービー
 

BearFoot Mint Green Mini Vibe

続いてはこちら。定番、と言って良いか分かりませんが、ハンドメイドのコンパクトVibeペダルの先駆け的なモデル、BJFeのMint Green Mini Vibeを公認の元でクローンしたモデルです。BJFeのペダルは日本ではなかなか入手できないので、このペダルをご紹介します。フォトカプラを使ったUni-Vibe系の回路とはまた違ったアプローチであの音を作ったペダルですね。
コントロールはVolume、Amplitude、そしてGain。オリジナルのBJFeペダルよりもさらにコンパクト化され、MXRと同等のサイズで作られるヴァイブペダルです。
サンプルムービー
 

Castledine Supra Vibe

ちょっと定番とは違うんですが、個人的な好みでご紹介しますw
イギリスのCastledineというブランドの、Uni-Vibe系ペダルですね。フォトカプラを使い、ユニヴァイブのサウンドを再現。また、外観もオリジナルとは全く違うんですが、どこか雰囲気を残しながら今のエフェクターらしいスタイルへと昇華させています。コントロールはVolume、Speed、IntensityとChorus/Vibrato切替スイッチ。エフェクトのON/OFFをするBYPASSフットスイッチに加え、CANCELというフットスイッチにより、バッファ部のみを通すことも可能。オリジナルUNI-Vibeをバイパスにしたようなサウンドも得られるペダルです。この見た目と機能が個人的になんか気に入っています。専用のエクスプレッションペダルに対応しているとのことです。
サンプルムービー
 

Jim Dunlop Uni-Vibeicon

今、「Uni-Vibe」の名前を使うことができるのはDunlopだけです。なので、ある意味正当な後継モデルはこのペダル、と言っても良いのかもしれません。DunlopのUni-Vibeは独特の筐体デザインが面白いです。コントロールはVolume、Intensity、Speed。エフェクトのBypassスイッチとChorus/Vibrato切替のフットスイッチを搭載しています。
エフェクトのON/OFFとスピードをペダルでコントロールできる専用のフットペダルもあります。
サンプルムービー
 

Fulltone Mini Deja Vibe

Fulltone Mini Deja' Vibe

Fulltone Mini Deja' Vibe
価格:33,600円(税込、送料込)

Fulltone Mini Deja Vibe 2

Fulltone フルトーン Mini Deja Vibe 2

Fulltone フルトーン Mini Deja Vibe 2
価格:35,280円(税込、送料込)

Black Catと並んで、ハンドメイドで非常に評価の高いUni-Vibe再現ペダルとして知られるのが、このFulltoneのDeja Vibeです。コンパクトペダルタイプの「Mini Daje Vibe」と、フットペダルタイプの「Mini Deja Vibe 2」。回路はどちらも同じで、Volume、IntensityノブとSpeedコントロール(コンパクトタイプは右下のノブ、ペダルタイプはフットペダル)となっています。また、Chorus/Vibratoの切替スイッチ、およびVintage/Modernの切替スイッチを搭載。より現代的なヴァイブサウンドを作ることもできるペダルです。
コンパクトタイプのサンプルムービー
ペダルタイプのサンプルムービー
 

Roger Mayer Voodoo Vibe+

ROGER MAYER Voodoo-Vibe +

ROGER MAYER Voodoo-Vibe +
価格:63,000円(税込、送料込)

かつてジミ・ヘンドリクスのサウンドエンジニアとして、共にツアーを回っていたロジャーメイヤーによるUni-Vibe再現ペダルです。オリジナルUni-Vibeよりも多彩なコントロールで、より幅広いモジュレーションサウンドが得られるペダルです。
コントロールはSpeed Range、Speed、Symmetry、Bias、Intensity、Output、Functionとなっていて、それぞれスピードの可変幅、揺れのスピード、揺れ方の対称性、揺れの中心周波数、揺れの深さ、音量、そしてコーラス、ヴィブラート、トレモロの切替スイッチです。非常に多彩なコントロールで、様々なエフェクトを実現するペダルです。
サンプルムービー
Fulltone Mini Deja Vibeとの比較
 

Roger Mayer Voodoo-Vibe TC

また、Roger MayerからはSpeed、Intensity、Sweep、Levelコントロールを搭載したコンパクトなヴァイブペダルも出ています。
サンプルムービー
 
と、いうわけで、一部定番とはちょっと違ったモデルもありましたが、様々なヴァイブペダルを見てきました。Uni-Vibeサウンドを、回路から似せて製作されたモデルから、独自の観点で開発されたモデルなど、いろいろなヴァイブペダルがあります。
共通するのは、やはりこの独特の揺れ方ですね。エグさと心地よさが上手く共存するこの揺れは、やはり他のモジュレーションとは全く違ったサウンドと言えます。ヴァイブサウンドが欲しければ、オリジナルUni-Vibe・・・はよほどの覚悟が必要になるので、こういった今あるヴァイブペダルをいろいろ試してみるのも良いかと思います。
 
人気blogランキングへ にほんブログ村 音楽ブログへ



にほんブログ村 音楽ブログへ
免責:
紹介している商品のリンク先の販売店、およびメーカーと管理人は関係ありません。
仮に御購入の際になんらかのトラブルがおきましても管理人は責任を負いかねます。
当サイトは楽天アフィリエイト、Amazon.co.jp アソシエイト、Yahoo!アフィリエイト、アクセストレード、A8.net、リンクシェア、Google Adsence、iTunesのリンクを使用しています。
また、当サイトと同じ改造を行って何らかの問題が発生した場合も責任は負いかねます。ご了承ください。
Privacy Policy