きになるおもちゃ -ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト-

ギター・エフェクター・アンプ・DTM関連の情報サイト


きにおも@Twitter
Facebookアカウント
instagramアカウント
Line@アカウント
きになるおもちゃ@Lineブログ

がっきや速報
楽器店のセール情報や限定特価品をまとめてみます

ボカロ曲

リンク切れ等がございましたら、メールかコメントに書いていただくと助かります



きになるリスト(ニコニコ動画) Youtubeチャンネル Instagram

当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

今、改めて定番を振り返る! Vol.11 〜ロータリースピーカーシミュレータ編〜

BOSS RT-20【ロータリーサウンドプロセッサー】 Hughes&Kettner HUK-TR2 TUBE ROTOSPHERE MKII エフェクター Strymon / LEX Rotary ロータリースピーカー・シミュレーター
定番ペダルを改めて振り返る特集、これまでいろいろなモジュレーションペダルを見てきました。そんなモジュレーションエフェクター、特にこれまでの特集でもフェイザートレモロヴァイブペダルと、これらのエフェクターの源流にあるのがロータリースピーカーです。
2つのスピーカーを回転させ、高域と低域それぞれに立体的な揺れを作り出すロータリースピーカー。その音を電気的に再現しようとして作られたエフェクトが、様々な使い方で個別の発展をしていき、それぞれ違ったエフェクトとなっていきました。
そして、今の技術で、そもそものロータリースピーカーサウンドを再現しようとしたのが、ロータリースピーカーシミュレータです。ある意味アンプシミュレータとも言えるこのエフェクトも、いろいろなモデルが作られています。
先にロータリースピーカーシミュレータによくある機能についてですが、基本的なモジュレーションエフェクターとして、スピードと深さなどがあります。そして多くの場合スピードは2段階で切り替えることができます。そのスピード切替の際の加速度や、スピーカーシミュレータなのでその歪みやマイキングなどをコントロールするといった要素もあります。
そういった基本的なところを抑えた上で、今回はロータリースピーカーシミュレータを、いろいろ見てみましょう。

  • 定番ロータリースピーカーシミュレータペダル

※「定番」に定義はありません。あくまで個人的な印象も含んでいますので、これが入っていない、これは定番じゃない、といったご意見もあるかもしれませんがご了承ください。メーカーのアルファベット順にご紹介します。

BOSS RT-20 Rotaly Ensemble

BOSS / RT-20【津田沼店】【RCP】

BOSS / RT-20【津田沼店】【RCP】
価格:20,790円(税込、送料別)

まずはこちら。BOSSのロータリースピーカーシミュレータです。BOSSのアンプシミュレート、COSMテクノロジーを用い、また中央のインジケーターで視覚的にロータリースピーカーの回転を見ることができるのも特徴です。
Effect/DilectとSlow/Fastの2の部ずつのスピードコントロールを搭載し、アンプの歪みを作るOverdrive、ホーンとベースのバランスを調整できるBalance、そして速度を切り替えたときの加速度をコントロールするRise Timeノブ。最後に標準的なロータリー・サウンド /より深いトレモロ感が得られるサウンド /ロックに最適なサウンド /Uni-Vibeサウンドを切り替える4モードのスイッチを搭載しています。
また、BOSSのツインペダルシリーズならではの豊富な入出力端子も備えます。フルステレオIN/OUT、SpeedをペダルでコントロールできるEXP端子、そしてヘッドフォン端子を搭載。ギターだけでなくキーボードに対応した歪みを作る、ギターとキーボードの切替スイッチも搭載しています。
サンプルムービー
 

Hughes & Kettner Tube Rotosphere MkIIicon

Hughes&KettnerTUBE ROTOSPHERE MKII

Hughes&KettnerTUBE ROTOSPHERE MKII
価格:52,290円(税込、送料込)

続いてはこちら。かなり古くから作られているロータリースピーカーシミュレータですね。ドイツのアンプメーカー、Hughes & Kettnerのロータリースピーカーシミュレータで、真空管を搭載してアンプらしいサウンドを作るペダルです。コントロールはDrive、OutputとLF/HF(低域と高域)のバランス調整、そして本体奥にはキーボードとギターの切替スイッチを搭載しています。3つのフットスイッチは、Bypass、Breaker、Slow/Fastとなっています。また、FastとSlowのスピードはトリムで調整できます。
ステレオIN/OUT、およびRemote端子を搭載。Breakerスイッチにより、回転を掛けないプリアンプとして使うことも可能となっています。
サンプルムービー
最も定番中の定番モデルと言えそうなモデルですね。
 

Neo Instruments VENTILATOR

続いてこちら。まだ新しく、それほど数も入って来ていないと思いますので定番と言えるかは分かりませんが、新定番の1つともいえるハイクオリティなロータリースピーカーシミュレータです。コントロールはSPEED、ACCELERATION、BALANCE、DRIVE、DISTANCE、右側のフットスイッチでSLOWとFASTの切替、左側がON/OFFです。DISTANCEはマイクとスピーカーの距離の調整ですね。
サウンドは、このLeslie 122というアンプのサウンドを元にしています。
入出力は1IN2OUT、インプットにはインピーダンスの調整スイッチがあり、Remote端子に外部スイッチを接続してローターの速度をコントロールすることも可能です。
サンプルムービー
 

Strymon Lex Rotary

そして、先ほどのNeo Instrumentsと並ぶ新定番と言えるペダルがこちら。先日特集したStrymonのデジタル技術を用いてロータリースピーカーサウンドを作るペダルです。
コントロールはPreamp Drive(Level)、Fast Rotor Speed(Slow Rotor Speed)、Mic Distance(Cab Direction)、Horn Level(Acceleration)。()内は、2つのフットスイッチを押しながら回すことでコントロール出来るサブパラメータです。フットスイッチはON/OFFとスピード切替ですね。
非常に多彩な設定ができ、また1IN、2OUTで、好きなパラメータをエクスプレッションペダルに割り当てて使うことができるのも特徴です。
サンプルムービー
Hughes & Kettner Tube Rotosphere MkIIとの比較
Neo Instrumentsとの比較
 

TECH21 Roto Choir

ラストはこちら。Sansampを中心に、アンプのシミュレートにも定評のあるTECH21のロータリースピーカーシミュレータです。こちらも新しいペダルですが、手頃な価格でハイクオリティなモデルです。
Level、High、Low、Drive、Position、Top Speedノブと、Biamp、Speaker Simスイッチを搭載。Positionはマイクの距離、Biampはスピーカーを1つ、または2つどちらにするかの切替です。フットスイッチは左側がBypass、右側がSlow/Fastとなっていて、シンプルな1IN1OUTの仕様となっています。
サンプルムービー
 
と、いうわけで、今回は新しいモデルも含めて定番といえそうなロータリースピーカーシミュレータをいろいろ見てみました。アンプシミュレートの技術が発達してからのペダルなので、まだまだそれほど数は多くありません。また他のモジュレーション以上にデジタルの割合が高いのもこの特徴と言えそうです。
そして、音を聴いてみるとわかるとおり、やはりフェイザーやトレモロ等とはまた違った音であることもたしかです。レスリーサウンドが必要な時に使うのはもちろんのこと、本物のレスリーを持っているプレイヤーも、アンプが持ち込めない場所で使用したりすることもできます。多くがギターだけでなくキーボードでも使えるペダルが多いのも特徴的です。
実際に使ってみると、独特で立体的な揺れやサウンドがつくれるので、とてもおもしろいエフェクトだと思います。
 
人気blogランキングへ にほんブログ村 音楽ブログへ



にほんブログ村 音楽ブログへ
免責:
紹介している商品のリンク先の販売店、およびメーカーと管理人は関係ありません。
仮に御購入の際になんらかのトラブルがおきましても管理人は責任を負いかねます。
当サイトは楽天アフィリエイト、Amazon.co.jp アソシエイト、Yahoo!アフィリエイト、アクセストレード、A8.net、リンクシェア、Google Adsence、iTunesのリンクを使用しています。
また、当サイトと同じ改造を行って何らかの問題が発生した場合も責任は負いかねます。ご了承ください。
Privacy Policy