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Mad Professorの最新モデル「Royal Blue Overdrive」弾いてきました!レポートします。

先日ご紹介した、Mad Professorの新しいオーバードライブペダル、「Mad Professor Royal Blue Overdrive」が、実際に発売となりました。Mad Professorが作るトランスペアレント系ペダルということで話題になっているペダルですね。
そしてさっそく弾く機会がありましたので、試奏してきました。では、レポートしてみたいと思います。

Mad Professor Royal Blue Overdrive

こちらが、その「Royal Blue Overdrive」です。ロイヤルブルーという色は、いくつか種類があるみたいですが、基本的にかなり紫がかったカラーのようでこのペダルも実際に見ると紫〜青紫的なカラーと言えると思います。
コントロールはVolume、Drive、Bass、Treble。2バンドEQを搭載したスタイルのペダルですね。トランスペアレントでレスポンスが高いペダル、とのことですが、実際はどうなのか、レポートしたいと思います。まずは試奏時のセッティングから。

  • セッティング

Mad Professor Royal Blue Overdriveicon


Roland JC-120
Roland JC-120
セッティングはこんな感じです。スタンダードなセッティングですね。一応、先日のOD11の試奏と合わせたセッティングにしてみました。

  • 操作性

2バンドEQを持った4ノブモデルとはいえ、スタンダードな仕様の1つと言えるので、特に迷うことはないと思います。筐体もスタンダードなMXR的サイズですし、各コントロールも分かりやすいので、使いやすいペダルです。
 

  • サウンドレポート

では音について。
まず、トランスペアレント系というペダルですが、この種のペダルの元祖はというと、多くの人がPaul Cochrane Timmyだと答えると思います。(Timmyのレビュー
トランスペアレント、つまり透明という意味で、ペダル自体の味付けが非常に薄味で、ギターやアンプの特性を生かした音を作れるということですね。クリーンブースター的にも使えますが、クリーンブースターとしてだけでなくオーバードライブとして、機材の特性をそのまま生かしつつ、ゲインを上げたりEQ調整をしたりする、ということができるペダルを、トランスペアレント系オーバードライブと言います。人によってはZendriveの方が先に作られたトランスペアレント系ペダルと言う場合もあったりしますね。最近のモデルではやはりLovepedal OD11が有名かつ人気です。
私はTimmyを自分で持っていて、またOD11も先日弾くことができたので、それらとの比較をしながら書いてみたいと思います。
まず最初の、Royal Blue Overdriveの印象としては「けっこう歪む」という感じでした。音はたしかにトランスペアレント系ペダルなんですが、ゲイン半分くらいまで歪まないTimmyや、それよりは歪むOD11と違い、Gainを少しでも動かせばしっかりオーバードライブサウンドになります。逆に、Gain最小では歪みませんので、「歪ませたくなければGain最小」で、あとはゲインをめいっぱい使って歪みを調整できる、というペダルですね。
TrebleとBassの2バンドEQはとてもよく効きます。実際の回路がどうなっているか分かりませんが、雰囲気としてはトレブル、ベース共にカットのみのEQという感じです。Timmyは逆回しのカットEQでしたが、Royal Blue Overdriveは通常通り、右に最大まで回すと音がカットされず、そこから左回しに下げていくことで不要な音域を減らしていくという形に思いました。EQ最大でも全く問題なく使える、というか、最も自然で張りのある音が出るようになります。
ゲインを高くして、最大近くまでいけばかなり迫力のある歪みが得られます。シングルコイルでミュートでの刻みも十分できます。高出力ハムならディストーション的な歪みになりそうなくらいのゲインにまで対応。この点は、他のトランスペアレント系の多くがミディアムゲインまでにとどめているところとの違いですね。歪みの特性としては、味付けはそれほどありませんが、コンプレッションはそこそこ強めです。LEDのクリッピング的なエッジの感じもあり、同時に音のふくよかさというか、粒の細かさもある歪みですね。ミッドレンジが軽く協調される感じは、OD11よりもTimmyに近く、かといってTimmyよりもゲインを上げたときの色つけは薄い、そういう印象でした。
ゲイン幅が非常に広いにもかかわらず、音の設定はとてもやりやすいです。ノブの動きに変な癖がないことがその要因だと思います。そしてレスポンスですが、これは非常に高いですね。ゲイン最大でもギターのVolumeを絞ればクリーンとクランチの間くらいまでゲインを落とせますし、ゲイン12〜1時くらい、つまりTimmyやOD11のフルゲインと同等のゲインなら、ほぼクリーンまでいけます。ピッキングのタッチレスポンスという意味では、Timmyよりもレスポンスが高いと感じます。
個人的に、クリーンサウンドを重視するならTimmyを、歪ませた時に少しざらっと感が欲しいならOD11を、そしてスムーズに歪んでゲインを稼ぎながらも余計な色つけを避けたいならRoyal Blueを選ぶと良いのかな、と思いました。
サンプルムービー
サンプルムービー2
サンプルムービー3
Musikmesseでの様子
Musikmesseでの様子2
非常に使いやすく、そしてとても優秀なペダルです。1台でクリーンブーストからフルドライブサウンドまでいけるという音の幅広さもさることながら、それを調整するGainやEQも癖が無く、どこまでも素直に音を可変出来るペダルですね。これは是非、見かけたら試してみてください!

 
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