【ブースター】Lehle Julian |
この「Lehle Julian」は、シンプルですが多彩な音作りが出来るクリーンブースターです。
本体にはGain、Freq、Boost、Trebleコントロールを搭載。Gainが全体のブーストゲインで、JFETベースのプリアンプで+15dBまでのブーストが可能。FreqとBoostはミッドレンジを中心にブースト/カットできるコントロールです。Freqで250Hz〜5kHzまでの中心周波数を設定し、Boostでそれを±15dBの範囲で操作可能。要するにミッドレンジのパラメトリックEQが付いている感じですね。さらにTrebleコントロールで高域の出方を調整し、ハイを絞ったサウンドからブライトなサウンドまでを作ることができます。
アンプのインプットの他、ラインレベルへの出力にも対応しているので、EQと合わせてスピーカーシミュレーター的な使い方もできますね。本体奥にはバイパス時の設定をTB(トゥルーバイパス)とTS(トゥルーサウンド)で切り替え可能。TS時はいわゆるバッファードバイパスです。これをトゥルーサウンドという名前にするのは面白いと思います。また、インプットインピーダンスも1MΩと10kΩで切り替えられます。1MΩは今の一般的なエフェクター、10kΩは古いファズフェイスやトレブルブースターなどのエフェクターと同等なので、古いペダルの持つサウンドの雰囲気を作ることもできるということですね。
その他、ゴールドポインテッドのリレースイッチや18Vへの昇圧などの機能も搭載。電池駆動にも対応します。サウンドは今のところ、まだサンプル等は出ていないみたいですね。EQとしても使えるブースター。使いやすそうだと思います。
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