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非常に楽な付け心地!BOSEの開放型イヤフォン「IE2 audio headphones」レビューします。


久々に新しいイヤフォンを買いました。
とにかく楽に、手軽に使えて音質も良さそうで手頃なものを探していて、何かおもしろそうなイヤフォンがあったので買ってみたという感じです。

それがこの、Bose IE2 audio headphonesというモデル。アメリカの有名音響メーカー、BOSEが発売しているイヤフォンですね。
最新機種というわけでもないし、珍しいモデルでもない、電機店に行けばあるようなイヤフォンですが、けっこう感動的だったのでレビューしてみたいと思います。

Bose IE2 audio headphones


というわけで、こちらがそのイヤフォンです。BOSE独自の「TriPortテクノロジー」によって、イヤフォン、つまりインナーイヤー型とは思えないような臨場感を実現したとのこと。そのテクノロジーは、簡単に言えば「開放型のイヤフォン」というものです。
ヘッドフォンを少し知っている方なら分かると思いますが、ヘッドフォンは大きく分けて開放型と、密閉型の2つがあります。開放型はドライバー、つまりスピーカーの部分が密閉されていない、ギター的に言うとオープンバックキャビネットみたいな感じになっています。密閉型はいわゆる一般的なヘッドフォンで、ドライバー部が密閉されています。
違いは、音場の広さと遮音性。開放型はヘッドフォンを付けていてもまるでスピーカーで聴いているように音場が広い一方、遮音性は劣ります。密閉型は遮音性に優れますが、音場が狭く、音の広がりが感じにくいという特徴があります。
で、今回のBose IE2 audio headphonesは、イヤフォンなのに開放型という、とても変わったタイプのものということになりますね。
まずは細部を。
 

まずはこの特徴的なイヤーチップ。これは「StayHearチップ」というチップで、耳の穴にはほとんど入らず、耳の穴とその上の部分でイヤフォンをささえるという形状になっています。このイヤフォンの大きな特徴である、非常に快適な付け心地を実現するためにBOSEが開発したもので、耳への圧迫感がほとんど無いような構造です。シリコン性で、サイズに合わせて3種類が付属しています。交換はとても簡単に行えます。
 

イヤフォンのコードは、途中で分岐するタイプなんですが、このようにスライドできる留め具が付いているので、移動中にコードがからまったりあっちこっちに動いてしまうこともありません。また、このコード、左右それぞれが白黒のツートンになっていて面白いです。ファッション性も考慮されていますね。
 

さらに、服に挟んで留めることができるクリップも付いているので、歩きながら付けていても快適でした。
 

プラグ部は非常にコンパクトで、プレイヤーから変に突き出てしまうこともあまりないと思います。プレイヤー側の形状にもよりますけど。
 

専用のケースが付属。
 

ケースを開けるとこんな感じ。余裕のあるサイズです。
実はこのケース、iPhoneなどもそのまま入ってしまうということだったんですが・・・
 

第5世代になってサイズが大きくなったiPhoneやiPod touchだとはみ出してしまいます。発売時期の違いがあるから仕方ないとはいえ、ここだけちょっと残念でした。
 
で、ここまでにも少し述べていますが、実際に使ってみると非常に快適なイヤフォンです。

私は、これまで「Shure SE310」というカナル型イヤフォンを使っていました。現在のSE315の前のモデルですね。

このイヤフォンはカナル型なので、耳の奥までイヤフォンを押し込みます。このイヤフォンの先についた黒い部分が、柔らかいスポンジみたいな素材になっていて、ここをぎゅっと握って小さくしてから耳の奥まで入れると、中で耳の形にもどり、耳をしっかりと遮音するという構造です。
本格的なカナル型イヤフォンなので非常に遮音性は高く、付ければほとんど周りの音は聞こえません。音は上から下までナチュラルで良いのですが、全ての楽器が耳のそばで鳴っているような感覚になります。どんな音も聞き逃さない、しかもクリアに聞こえるようなイヤフォンなんですが、音場は狭いんですね。

対して今回のIE2 audio headphonesは、このShureとは全く逆と言って良いような特性のイヤフォンです。
まず、遮音性はほとんどありません。周りの音はかなり聞こえます。もちろん全体的にヴォリュームは下がりますし、低音はけっこう遮音されるんですが、例えば車内のアナウンスや線路の「カタンカタン」という音も少しですが聞こえます。

音漏れに関しても、Shureの方は音量最大にしてもほぼ全く漏れない、というようなイヤフォンなんですが、BOSEの方は、例えばシンバルがシャンシャンいうような曲だと、音量が高めで満員電車などでは周りに聞こえてしまうようです。いわゆる音漏れに関しては、多くの音楽プレイヤー付属のイヤフォンと同等と言えると思います。

しかし、IE2 audio headphonesの音色はとても良いです。BOSEのイヤフォンなので、BOSEらしく低音がかなり強く出るタイプなので、そこで好みはあるかもしれませんが・・・音自体は非常にクリアなのでプレイヤーの音量はたいして上げる必要がありません。電車の中で大音量のライブハウスに居るような感覚を味わおうと思うと周りに迷惑がかかりそうですが、普通にリスニングする、というくらいならば余裕です。よほど隣の人との距離が密着するような状態で無い限り、音漏れをしていると思われることはないという感じですね。
そして、音場が圧倒的に広いです。前述のとおり遮音性が低いので外部の音も聞こえてくるんですが、それが逆に、まるで周囲でBGMが鳴っているような感覚で音楽を聴くことができます。今イヤフォンから音を聞いている、という感じではなく、周りで音楽が自然と鳴っているような、そんな感覚です。この感じは、今までのイヤフォンでは味わったことがなく、非常に感動的でした。
周りの音も聞こえるので、外で歩いていても危なくないというのもあると思います。Shureのイヤフォンは、それはそれでものすごいんですが、周りの音が全く聞こえないので、歩いていて自動車が近づいても(それがハイブリッド車でなくても)全然気付かないので、周りにかなり注意をしないといけないんですが、BOSEの場合はその必要はない、というか普通に歩いているのと同じ感じで使えます。しかも周りにBGMが鳴っているような感覚で、です。

これは感動的でした。もちろん、だからBOSEの方がShureより良い、というんではなく、これはしっかりと使い分けができるイヤフォンだと思います。例えば満員電車には乗らず、ゆったりと気楽に音楽を聴きながら移動するときなどはBOSEの方が良いでしょうし、満員電車に乗る場合やとにかく大音量で音楽が聴きたい場合はShureの方が良いと思います。
付け心地は圧倒的にBOSEの方が楽ですが、Shureのイヤーチップもよく考えられていて、こういった本格カナル型イヤフォンのなかではかなり快適な部類です。ただ、BOSEの付け心地は、一度味わうとなかなか他のを付ける気にならないのも事実だったりします。
 

あまりにも気に入ったので、家でPC使いながら電話したりするとき用にヘッドセットのBOSE MIE2も買いました。(iPhoneの場合はMIE2iというモデルが対応します。)


このように、ボタン付の小さなマイクが付いていて、通話の操作も同時にできます。
付け心地やサウンドは変わらないです。
 

MIE2の方はプラグが金メッキでした。
 
ちょっと変わっていて、使い方を選ぶといえば選ぶんですが・・・面白くて良いイヤフォンが見つかったと思います。楽に付けられるイヤフォンを探している方、良ければ試してみてください。
 
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