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足下に本物のスプリングリバーブを!VanAmpsのReverbmateシリーズ、日本再上陸!

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スプリングリバーブ。複数本のバネを振動させ、その振動をピックアップで拾うことによりリバーブ効果を得るエフェクターです。振動したバネは、その振動がしばらく残るため、残響効果が得られるというのがその仕組みです。かつてリバーブといえば、「部屋」そのものを使うルームリバーブ、「大きな金属板」を使うプレートリバーブなどがあり、さらなる小型化を目指して設計されたのがスプリングリバーブ、というわけですね。
これにより小型化に成功したことで、ギターアンプなどにも搭載できるサイズとなったスプリングリバーブなわけですが、最近ではさらなる小型化が可能なデジタルリバーブの方が一般的となっています。
本格的でクラシックな真空管による回路を用いたリバーブユニット、FENDER '63 REVERBがギターアンプヘッドと変わらないサイズなのに対し、それをデジタルでシミュレートしたBOSS FRV-1がコンパクトエフェクターサイズなのを見れば、そのサイズ差は一目瞭然ですね。
また、ハイゲインアンプや高出力アンプなどでアンプ自体の振動が大きい場合、スプリングの振動がノイズやハウリングを引き起こしてしまう場合などもあり、最近のそういったアンプにはあえてデジタルリバーブを搭載していることもあります。
最近のデジタル技術は進歩がめざましく、非常に素晴らしいスプリングリバーブサウンドをシミュレートできます。それでも、本物のスプリングリバーブが欲しい、それもペダルボードに置けるサイズのエフェクターとして・・・。VanAmpsでは、長年そういった「コンパクトスプリングリバーブペダル」を製作しています。
そして今回、VanAmpsが正規で日本に再上陸を果たしました。
VanAmpsのReverbmateシリーズは、足下におけるサイズのスプリングリバーブペダルです。以前、といってもかなり前、日本にも正規で入って来ていたんですが、その後しばらく代理店が存在しませんでした。理由はいろいろあるんだと思いますが、大きなものとして考えられるのはおそらくPSE法によるものです。ちょうど施行された時期に代理店がなくなりましたから。
このシリーズ、12Vでミニジャックの専用アダプタを使用して駆動します。PSE法により、全てのアダプタにはPSEマークを付けることが必要となっており、そのための試験などをしなければなりません。(ちなみにコンセントを直接挿すような機材も同様です。よく、小さなメーカーのアンプや独立型のパワーサプライなどが日本に入ってこなかったり、発売が遅れるのはそのためです。)これがけっこうな費用がかかってしまうものなので、エフェクターのような少額なもの、それも大量に売れるわけでもないこんなマニアックなペダルに、それだけの費用をかけるのはなかなか大変なんだと思います。代用できる別のアダプターを持っているならそれを付属させれば良い(EventideのペダルのCAJアダプタが付属しているのはそのため)のですが、そうでなければ正規品として流通させることはとても難しくなります。
一方、個人が勝手に輸入したり、オークション等に出して販売するのはOKだったりします。簡単に言えば、例えば私がPSEマークが必要だけど付いていない製品を勝手に輸入して、それをオークションに出すのはOK。でもお店として、PSEマークが必要だけど付いていない製品を「直輸入品」として販売するのは実はNGです。(時々そういうお店さん見かけますが、実はアウトだったりします・・・)ただし、例えば付属のアダプターにPSEが無い場合、単にアダプターを付属させずに販売するのは大丈夫だったり。このへん法律の難しいところですね。
そういうことがあり、一時期途絶えていたVanAmpsのReverbmateシリーズなんですが、今回改めて、日本に正規で入って来るようになったようです!
では、ラインナップを見てみましょう。

VanAmps Sole-Mate

というわけで、まずはReverbmateシリーズとして長年製作されている、「Sole-Mate」です。コンパクトペダルとして使えるサイズに抑えられたスプリングリバーブで、OUTPUT LEVELとDWELLノブを搭載。インプットの他にAUX INも付いていて、中央のフットスイッチでリバーブのON/OFF、右側のフットスイッチでAUXインプットの有効/無効を切り替えるというスタイルです。
このペダルですが・・・以前レビューしたことがありましたね。今手元のアダプター見てみたらやっぱりPSE付いてなかった。もちろんこれは個人で輸入したものなので問題ないんですけどね。
レビューでも載せましたが、当時よりだいぶ撮影機材がパワーアップしているので、改めてSole-Mateを撮ってみました。ただし、2009年のモデルなので、今のモデルとは少し違っていると思います。

こちらが私のSole-Mateです。カラーはリクーム、じゃなくてCream。
 

サイズはこんな感じです。PAT. PEND.(特許出願中)と書かれていますが、現在のモデルは特許番号が入っています。特許通ったんですね。
 

内部。中央にあるでっかいのがスプリングリバーブユニットです。
 

ユニットはAccutronics製。現在はMOD社製のものが使われているようです。
 

メイン部の回路。Opampを使ったアナログ回路です。
 

こっちはバッファかな?こちらもOpampによるアナログ回路です。
 
このペダル、買ったのが2009年頃ですね。レビューしたのは届いてけっこうすぐだったはずです。あの当時、ギターシグナルがアンプに到達するまでにAD/DAを一切通したくない、という謎のこだわりがあり、どうしてもこのペダルが欲しくて輸入した覚えがありますね。例えば今では、前述のBOSS FRV-1Strymon blueSkyなど優秀のデジタルリバーブがありますし、そもそも私自身、そのこだわりにあまり意味がないかな、と思ったこともあり、「アナログだから」という理由でこのペダルを使う必要はないと思います。
ただ、このペダルのリバーブサウンドは本当に素晴らしいんです。でかいし、アダプター別だし、面倒なペダルではあるんですが、このペダルの作るリバーブサウンドは、他のペダルではない独特の良さがあるんですね。「とろけるような音」と言えばいいんでしょうか。デジタルリバーブと比べてできることはもちろん少ないんですが、その代わり本当に良い音を出すペダルなので、そう言う意味では試して欲しいと思います。
サンプルムービー

好みに合わせて様々なカラーラインナップが用意されています。

NEW!Van Amps/Sole-Mate TWEED

NEW!Van Amps/Sole-Mate TWEED
価格:56,160円(税込、送料別)

ヴィンテージなTweedカラー。

渋いヴィンテージブラウンカラー。

クリームカラー。上の写真のものと同じです。

ブラックカラー。マーシャルアンプの上などに置いてもよさそうな感じですね。

そしてホワイト。ペダルボードで映えそうな感じです。
 

VanAmps Sole-Mate Jr.

そして、モデルのラインナップがもう1つあります。それがこちらの「Sole-Mate Jr.」モデル。こちらは比較的新しいモデルですね。コントロールや構造、音色などは基本的に通常のSole-Mateと同じです。AUX INとAUXスイッチはありません。
スプリングリバーブユニット部とフットスイッチ/コントロール部を分け、リモートコントロール仕様としているのが最大の特徴。ボードにはコントロール部のみを置いておき、リバーブ部は他の、例えばアンプの上などに置くことにより、誤ってペダルを蹴っ飛ばして「ガシャーン」みたいな、そういったことが無いように使うことができるというスタイルとなっています。
サンプルムービー
 
これは個人的にうれしいです。本当に良いペダルなので、是非試してみてください。
 
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