来ました!
アメリカを代表するエフェクターブランド、Fulltoneが、その20周年を記念して発売したカスタムショップモデル「Fulltone Full-Drive 3」のレギュラーモデルがついに発表されました!
限定生産モデルFulltone Full-Drive3[20th Anniversary Edition]【送料無料】 |
一回り小さくなった筐体に、Volume、Tone、Overdrive、Boostコントロール、および90s/Comp Cut/Wide Asymのクリッピング切替と、ブーストのPre/Postスイッチを搭載し、さらにDynamicsという小さなノブを追加したペダルです。Dynamicsはブースト時のレンジを調整するもので、ゲルマニウムダイオードを使ってクリッピングを行うことでよりダーティなブーストも可能というもの。ブースト部にゲルマニウムダイオードを用いるというのもまた、Fulltoneらしいですね。
面白いのが、クリッピングで「90s」についての説明です。
"90's" original 90's warm FD2-like voicing. Transparent? NOT! Think Mids, rich Mids, Color, beautiful color. You want transparent? You got the wrong mode.
ということですね。要するにFull-Drive 2的な音になるのがこのモードなんですが、トランスペアレントなんて求めるな!ミッドを感じろ!、みたいな感じでやたら熱いです。まぁWide Asymモードではさらに音はオープンに、そしてコンプカットモードではより透明な、いわゆるトランスペアレントな音色に近づくんですけどね。
そしてこの通常モデルですが・・・カスタムショップモデル同様、「N.O.S. JRC4558D」を搭載します。NJMではなく本物のJRC4558D、ということです。また、JFETを用いたブースト回路は「完全に独立」しているということです。Full-Drive 2のブーストは独立しておらず、いわゆるモード切替スイッチ的な役割だったんですが、今回は別のブースト回路を搭載した、ということになるようです。つまり、Ibanez TS808DX(試奏レポート)のようにブーストだけで使うことも可能です。また、このブースト回路は多くのブースターと違い、位相を反転させません、とのことです。
今のところ分かる範囲では、カスタムショップモデルとの違いは外観のみ、という感じです。ただ、今後の情報によって、また新たな違いなどが出て来るかも知れません。基板そのものや、Opamp以外のコンポーネンツなどに違いがあるかもしれませんね。
カスタムショップモデルのサンプルムービー
また、発売時期などより詳細なことが分かればご紹介します。
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