1969年の発売以来、数々のモデルチェンジやバリエーションモデルを発売してきた、Electro-Harmonix Big Muffシリーズ。
現在、数多くラインナップされているBig Muffシリーズは、唯一のリイシューモデル、Big Muff Originalを除き、かつてのスタイルとは違ったタイプのモデルが作られています。
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Little Muffは本家Big Muffの最初期〜ラムズヘッドあたりまで、Little Big Muffはその後第3期ごろに作られたもので、基本的に同じ機能でした。Sustainは固定、2モードのToneスイッチとVolumeのみのシンプルなコントロールを持ったモデルで、現在のLittle Big Muffとは別物です。
「Deluxe Big Muff」は、第3期ごろに作られていたもので、ビッグマフにコンプレッサーとブレンド機能を内蔵し、かつてのDeluxe Memory Manのような筐体で作られていたモデルですね。
Little Big Muffは、機能は違う物の、現在もラインナップされているのに対し、Deluxeは出ないのか。その声はたぶん、そうとう長いことあったのではないかと思います。
ついに、出ます・・・!
それがこちら「Deluxe Big Muff Pi」です。Piは全モデルに付いているんですが省略されていることが多いので、いわゆるデラックスビッグマフですね。Little同様、機能はかつてのものとは違いますが、その系譜がついに復活を遂げました!
エフェクトのON/OFFとMidsというフットスイッチを搭載。コントロールはVolume、Tone、Sustainに加え、AttackとGate、およびNormal/Bass Boostスイッチ、そしてMidスイッチをONにしたときに使えるVolume、FreqとHigh/LowのQスイッチというスタイルです。
Volume、Tone、Sustainは良いとした、Attackはピッキングアタックのエンハンスをコントロール、Gateはノイズゲートのようですね。Normal/Bass Boostスイッチにより、ローエンドのブーストも可能となっています。
そしてMidsセクションなんですが、これはミッドレンジをブーストしたりカットしたりできるものです。Volumeでミッドレンジを ±10dBの範囲でブースト/カットを調整し、FreqでミッドEQの中心周波数を調整。QでEQの鋭さを切り替えられます。さらに、エクスプレッションペダル端子を装備し、これでミッドレンジの中心周波数を動かせるので、ワウのような効果を作ることもできるという機能を搭載しています。
デザインも現在のエレハモペダルらしいものになっていますね。とはいえ、間違いなく効果的な機能が付いていると思います。ちょっと楽しみですね。
ヴィンテージDeluxe Big Muffのサンプルムービー
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