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t.c.electronicのミニサイズディレイ!「Flashback Mini Delay」を試してみました。レポートします!

今、最もスタンダードなデジタルディレイの1つ、t.c.electronic Flashback Delay & Looper。このモデルは特に人気が高く、より多機能になったFlashback X4というモデルも発売されています。
そして今回、今度は小さくなったモデル「Flashback Mini Delay」が発売されました。他のtoneprintモデルと同時に発売され、先に出ていたHall Of Fame Miniと合わせると、最初に発売されたToneprintシリーズは全てミニサイズ化されたということになります。
今回は、そのディレイペダル、Flashback Mini Delayを軽く試してみましたので、レポートしたいと思います。
 

t.c.electronic Flashback Mini Delay


というわけで、こちらがFlashback Mini Delayです。おもしろそうだったので買ってきたんですが、買ってきたばかりでまだTonePrintの機能などは全く使っていないので今回は試奏レポートとしています。詳しいレビューなどはもう少しいろいろ試してからですね。
 

細部の写真なども、後ほどレビューの際に、と思うんですが1つだけ。
これは、このペダルに付属している説明書兼保証書です。正確には説明書のURLが書いてあるだけの紙ですね。
TonePrintは、iOS機器やAndroid機器、そしてPC/Macから様々な設定を読み込むので、このペダルを使う人はネット環境があることを前提とし、マニュアルはWeb上にのみ存在する、という形になっているんですね。ちなみにこのペダルのマニュアルはここにあります(pdf)。こうすることで紙を節約することもできますし、パッケージも小型化できるので、結果的に価格も抑えられるということになります。

t.c.electronic Flashback Mini Delay
こちらが、このペダルのコントロール部です。Delay、Feedback、FX Levelのみのシンプルな仕様ですね。フットスイッチは電子式のトゥルーバイパスとなっていて、2秒くらい長押しすると出力がミュートされ、オーディオタップの受付モードに入ります。オーディオタップは、その状態でフットスイッチをホールドしたまま短い4分音符を刻み、ディレイタイムを設定するというものですね。もちろんDelayノブでもディレイタイムは設定出来ます。
なお、このペダルは2290、MOD-2290、アナログ、テープ、ローファイ、ダイナミック、ピンポン、スラップ、リバースのディレイを設定出来ますが、全てTonePrintコントロールから設定するため、今回は初期設定の2290ディレイのみのレポートとなります。
では、レポートしてみましょう。
 

  • セッティング

Fender USA American Standard Stratocaster


t.c.electronic Flashback Mini Delay

Roland JC-120
Roland JC-120
というわけで、いつも通りのセッティングです。
 

  • 操作性

本体のみで行える操作はもともと限定されており、より多彩な操作はTonePrintで行う、ということは前提とする必要がありますが、基本的に本体の操作は簡単です。シンプルで扱いやすいコントロールですし、フットスイッチの感触なども良い感じですね。
オーディオタップによるタップテンポ設定は、少しだけ慣れが必要かな、と思いました。適当にやると感知してくれるときとしてくれない時があるので、きちんとスタカートで音を刻む必要があります。まぁ馴れればなんてことないとは思います。
 

  • サウンドレポート

では、音についてです。
2290ディレイは、t.c.electronicの名機とされる有名なラック式ディレイエフェクト「TC2290」のサウンドを再現した物です。オリジナルモデルは1986年に発売。パラメータを数値で直接入力するなど個性的なスタイルでもあり、そのセグメント表示のデジタルらしい外観は、後にNova Delayへと受け継がれたりもしました。
ラックのディレイですのでいろいろな音を出せたと思いますが、このペダルで出せる2290の音は、「ひたすらにクリアなデジタルディレイサウンド」です。入力音をそのまま返してくるような、いわゆるデジタルディレイらしいデジタルディレイですね。ただよくよく聞くと、その音がけっこう太い感じです。例えばTimeFactorの圧倒的にクリアなデジタルディレイサウンドと比べれば、ほんの少しですが、上と下の帯域を削ったような感じです。ある意味でよりギターらしい音なので使いやすいですね。
これはあえてTimeFactorと比べた場合、ということなので、普通に聞けば、入力音がそのまま、何も加工されずに出力されるデジタルディレイだ、と感じると思います。
正直、TonePrintを使わないと非常にシンプルなディレイペダルです。ディレイタイムは20〜7000msと、圧巻のレンジです。それをこの小さなペダルのノブで細かく設定するのは逆に至難の業。こんなもんかな、と適当に回すと、思った以上にディレイタイムが変化すると言う感覚はありました。なのでこのペダルの場合、前述のオーディオタップにはきちんと馴れておいた方が良いと思います。

せっかく買ってきたので、2290ディレイのサウンドでちょっとだけサンプルを録りました。

サンプルサウンド

ストラトでのサンプルです。

Download聴けない場合はこちら

  • 録音環境

ギター:Fender USA American VIntage 57 Stratocaster リアPU
アンプ:Koch Classic SE C-SE6C クリーンセッティング
エフェクト:BOSS DS-1XOne Control Anodized Brown Distortiont.c.electronic Flashback Mini Delay全てON
DS-1X・・・Level:12:00、High:12:00、Low:12:00、Dist:minimum
Anodized Brown Distortion・・・VOL:10:00、GAIN:2:30、TONE:9:00
Flashback Mini Delay・・・Feedback:10:00、Delay:1:00、FX Level:1:00

こんな感じです。ABDDS-1Xでブーストするセッティングがちょっと気に入ったので、そこにそのままディレイを繋いでみました。
「サンプルサウンド」、という感じで弾いていないというか、適当に弾いただけなのでディレイ音の特性とか、そのあたりはちょっと分かりにくいかも知れませんが、クリアに原音をそのまま返すようなデジタルディレイでありながら、同時にそれほどプレイにも邪魔にならないような音です。もちろんFX Levelの設定を上げれば、もっとディレイ音が大きくなりますが、このくらいの設定なら十分に使えますね。
そしてディレイサウンドも良い感じです。あくまで2290ディレイのみでの感想ですが、普通に良いデジタルディレイです。しかもミニサイズで場所を取りません。筐体のサイズは、サンプルサウンドの写真で図らずも比較できていますが、見ての通りの小ささです。
このサイズでこれだけのディレイが余裕で使えて、さらにTonePrintを活用すればもっと細かくディレイサウンドを作ることもできます。これは革命的なペダルと言えると思います。
これだけのクオリティが手頃に、しかもミニサイズで入手できるとなると、他のモデルも欲しくなってきますね。すごい時代です。
 
素晴らしいペダルです。まだまだ片鱗しか見ていませんが・・・すごいです。
イントロダクションムービー

 
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