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BOSSの21世紀を振り返る! Part.4 〜2006・2007年〜


世界中で支持を集め、初心者の方からトッププロまで愛用者の多いエフェクターブランド、BOSS。2014年の今年、BOSSは今までの殻を破ってさらなる成長を遂げようとしています。
そんなBOSSが21世紀以降、どのようなモデルを発売してきたかを振り返り、これまでのBOSSの歩みを見直してみるこのシリーズ([Part.1はこちら)。前回のPart.3では2003〜2005年までの3年間を見てみましたが、今回は2006/2007年のBOSSを振り返ってみましょう。
ちなみにこの頃と言えば、ちょうどこのブログを始めた頃で、個人的に懐かしいモデルも多いです。あ、冒頭の画像はネタです。少し前に勢いで作ってTwitterに載せてみたやつです。
ではでは、見てみましょう。

  • 2006年

前回、2005年にはついにBOSSコンパクトシリーズの発売が無かったことを確認しました。しかし、水面下ではコンパクトシリーズの開発を進めていたのも事実です。
2006年。この年は2機種のみが発売されました。

BOSS AC-3 Acoustic Simulator

まずはこちら。アコースティックギターのサウンドをシミュレートするペダルです。もちろんデジタルペダル。2003年唯一のコンパクトシリーズ、OC-3、2004年唯一のコンパクトシリーズBOSS SYB-5 Bass Synthsizerに続き、やはりデジタルならではの強みを生かしたモデルです。Level/Reverbの2軸ノブに、Body、TopコントロールとStandard/Jumbo/Enhance/Piezoの4モードスイッチを搭載。ラインアウトにも対応し、アンプとラインアウトを同時に出力することもできるペダルで、プリアンプとしても使えます。
サンプルムービー
 

BOSS RC-2 Loop Station


現在は後継機のRC-3があるため生産完了となっていますが、革新的なモデルです。2003年からの3年間で2つしかコンパクトシリーズが出ていなかったBOSSが2006年には2つ、コンパクトシリーズを発表。それどころか、2006年に発売されたペダルは100%コンパクトシリーズであり、明らかにコンパクトシリーズの充実を図っている流れが読み取れるかと思います。デジタルの特徴として、大きな機種から小さな機種へその技術を降ろしていくという流れは確かに正しいと言えますね。
現在、サンプリングルーパーは多くのモデルが存在していて、MXRサイズのJamMan Express XTやミニサイズのDitto Looperなども出ていますが、このRC-2の発売以前は1フットスイッチでサンプリングルーパーを作るという発想自体、ほとんどの人が持っていなかったと思います。
まさに革新的なペダルでした。
試奏レポート
サンプルムービー
 

  • 2007年

BOSSからコンパクトシリーズが出ない。そんな流れを断ち切った2006年に続き、2007年にBOSSは思い切った流れを打ち出します。

BOSS ML-2 Metal Core

2001年に発売されたMD-2以来、実に6年ぶりとなるBOSSのコンパクト歪み系ペダルであり、初のDSPを用いたフルデジタル歪みペダルです。かつて1988年に発売されたMZ-2 Digital Metalizerはある意味伝説のペダルですが、こちらは歪みがアナログで、そこにデジタルの空間系エフェクトを組み合わせたコンパクトマルチエフェクターでしたので、このペダルがBOSS初のデジタル歪みとなります。
Level、Low、High、Distコントロールを搭載。以降、BOSS歪み系ペダルの定番となる2バンドEQスタイルのモデルです。攻撃的なハイゲインで、7弦やローダウンチューニングも見据えたモダンなスタイルのペダルです。
サンプルムービー
 

BOSS FZ-5 Fuzz

【ポイント3倍】 BOSS Fuzz FZ-5

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価格:11,340円(税込、送料込)

94年のFZ-2、97年のFZ-3に続くモデルであり、フルデジタルのDSPファズペダルです。F、M、Oの3つのモードで、ファズフェイス、マエストロ、オクターブファズの3つのサウンドを作ります。どれもヴィンテージファズの再現をデジタルで行ったというものですね。中央のModeスイッチ以外はLevel、Fuzzコントロール。BOSSの歪み系としてはOD-1以来のToneの無いペダルです。
サンプルムービー
 

BOSS RE-20 Space Echo

往年の名機と言われる、Rolandのテープエコー「RE-201 Space Echo」のサウンドを再現した、デジタルモデリングディレイ/リバーブペダルです。
BASS、TREBLE、REVERB VOLUME、REPEAT RATE、INTENSITY、ECHO VOLUMEコントロール、そして3つの再生ヘッドと、消去ヘッド、合計4種類のディレイ、リバーブとディレイを組み合わせたものが7種類、リバーブのみの系2種類のモード切替を搭載。INPUT VOLUMEコントロールも備え、視覚的にテープの流れを表現するインジケータやタップテンポも搭載したペダルです。フルステレオ入出力に対応し、エクスプレッションペダル端子も装備。キルドライも可能です。
試奏レポート
サンプルムービー
 

BOSS ME-20B Bass Multiple Effect

より手頃なスタイルのMEシリーズとして登場したベース用マルチエフェクターです。シンプルでコンパクトペダルライクな操作感が特徴ですね。
サンプルムービー
 

BOSS DN-2 Dyna Drive


デジタルエフェクトで「ハイレスポンス」を求めたオーバードライブです。現在はハイレスポンスなオーバードライブペダルは当たり前の存在になっていますが、当時はまだ数が少なく、特に手頃な価格帯ではなかなか手に入らなかった時代でした。
そこにBOSSが注目したのは素晴らしいですが、当時のデジタルエフェクトの表現力ではプレイヤーが満足できなかった部分もあったのか、現在は生産完了となっています。実際、レスポンスは非常に高いですが、今思えばミュートプレイが弱音に判断されてしまう等、少し制御が難しいところがあったのも事実です。
レビュー
サンプルムービー
 

BOSS FBM-1 Bassman

RolandとFenderの提携により実現した、「実在のアンプの名前」を用いたシリーズ、Legend Ampシリーズ。あえて型番に-1を採用することでヴィンテージっぽさを演出しているのも特徴です。2つの2軸ノブを使うことで、Presence、Middle、Bass、Treble、Gain、Levelコントロールを搭載。オリジナルモデルの雰囲気を持った筐体で作られています。現在は生産完了となっています。
サンプルムービー
 

BOSS FDR-1 Deluxe Reverb

同じくLegend Ampシリーズとして同時発売されたモデルです。こちらはデラリバのサウンドをシミュレート。
FBM-1/FDR-1の試奏レポート
サンプルムービー
 

BOSS ME-20 Guitar Multiple Effects


コンパクトで扱いやすいスタイルのMEシリーズです。ベース用モデルはまだ現行ですが、ギター用モデルは現在ME-25が後継機として作られています。
 
というわけで、2006、2007年のBOSSペダルでした。マルチエフェクトも出ていますが、それまでの3年間が嘘のように、コンパクトペダルをリリースしているのが分かります。特に歪み系を2007年だけで5機種。デジタルの歪みをしっかり調整し、市場に出せるレベルまで成熟させていたことが伺えますね。
しかし、今あらためて振り返ると、DN-2と2つのLegend Ampシリーズ。つまりオーバードライブペダルは全て生産完了です。やはりデジタルでのオーバードライブは難しかったのか。そう思わされる部分がどうしても出てきてしまいます。誇らしげに掲げられる“COSM”ロゴですが、このロゴを見る機会が今後は減っていくことになります。
しかしそれはこの後、2008年以降です。また見てみようと思います。
Part.5へ続く
 
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