 TC-Helicon / VoiceLive 3 Extreme 《5月下旬発売予定/予約受付中》【Musikmesse 2015】【送料... |
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「ヴォーカル・プロセッサー、ギター用マルチエフェクト・プロセッサー、フレーズ・ルーパー、そしてバッキング・トラック・プレイヤーやオートメーション・ツール」などをまとめたというモデルで、ヴォーカル用エフェクトとギター用エフェクト、そしてルーパーの3つの機能を組み合わせて使うことができるモデルですね。
バッキングトラックを再生することができ、さらにシーケンサーを内蔵しているのでそれにあわせたプリセットの切替、つまりオートメーションをあらかじめ設定しておくことができるというのが最大の特徴です。通常オートメーションはMIDI SyncやMIDI Noteなどの信号を使い、独立したシーケンサーなどを用いて行いますが、よりシンプルなスタイルのみとはいえ、これ1台でオートメーションを設定できるというのはとても面白い機能だと思います。バッキングトラックは最大100トラックまで、USBメモリを使用して保存することが可能です。MP3、及び16/24ビットWAV音声に対応し、プリセットとしてバッキング・トラック／シーケンスが保存可能ということです。
ヴォーカルエフェクトとしては「11種類の独立したエフェクト・ブロックを搭載し、180種類以上のエフェクト・スタイルと200以上のファクトリー・プリセットを内蔵」。多彩なハーモニーエフェクトやダブリング、ハーモニー、エコー、リバーブ、ハードチューン、フランジャー、チョッパー、クワイアーなどのエフェクトもブラッシュアップして搭載していると言うことです。
ギターエフェクトとして、t.c.electronicのTonePrint
シリーズのアルゴリズムを用いて、Flashback Delayそしてルーパー。こちらは最大10時間分の音声記録が可能で、「4つの選択可能レイヤリングと3フェイズ・ルーピング仕様」によるマルチトラックループを制作可能。長さの違うループを組み合わせたり、より詳細な設定などが行えるということですね。
中央に大きなディスプレイがあり、左側に6つのジャンル、セットアップ、ストア、ヴォーカル、ギター、ルーパーのボタン、右側にはHomeボタンとクリックホイール、左右のカーソル、中央に4つのノブがあり、手前には10のフットスイッチが用意されています。
入出力端子は、XLR/TSのコンボ端子によるマイク/ラインインプット、ギターインプットとスルーアウト、モニタインプットとスルーアウト、ステレオAux IN、マイク用のXLR×2のステレオアウト、およびTS×2のギター用ステレオアウト、外部フットスイッチとエクスプレッションペダル端子を備え、MIDI IN/OUT、2つのUSB端子を搭載。また、「専用のギター＆ヘッドフォン・ケーブルが付属」することで、アンプを使わずにギターの練習だけをすることも出来ます。
サンプルムービー
非常にとんでもないモデルですね。ギターヴォーカルならこれ1台でほとんどこなせそうですし、かなり本格的なデモトラックを作ることもできそうです。
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