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マーシャル系サウンドペダル特集! 2014年以降のマーシャル/プレキシ系オーバードライブ・ディストーション!前編!

Blackberry JAM / Cacao ブラックベリー・ジャム カカオ オーバードライブ エフェクター 日本製 Lovepedal / PURPLE PLEXI LE JOYO/エフェクターJF-308 Golden Face ブリティッシュスタックの歪み
毎日のように数多くの歪み系エフェクターが発売されています。
ここ最近、目立つものとしては、先日最新TS系事情でも特集した、TS系と呼ばれるペダル、KLONES特集の記事でも載せた、ケンタウロス系回路のペダルなどがあります。これらの勢いと比べるとまだそこまでではないですが、最近のモデルを見ていて思うのが、マーシャル系の歪みペダルがまた増えつつある、ということです。
今回はそんなマーシャルサウンドを作るペダルの中で、特に最近作られたもの・・・具体的に2014年以降に発売されたモデルを見てみたいと思います。今回は前編ということで、ブランド名がA〜Lまでのモデルを載せて行きます。
では、いってみましょう。
※ブランド名順に載せて行きます。一部抜けているものなどもあるかもしれませんので、もしあれば教えてください。

&K. Laboratory &K. DRIVE Zoso

「和」を感じさせるデザインが特徴の、京都の国産新鋭ブランド&K. Laboratoryのフラッグシップモデルの1つです。
この&K. DRIVE ZosoはVol、Gain、Tone、Colorの4コントロールで、マーシャルプレキシ系のサウンドを作るドライブペダルです。「ロックの熱かった時代の所謂Plexiサウンド」を目標に作られたということですね。
サンプルムービー(前半がZoso)
サンプルムービー2
 

Amptweaker BigRock Pro

5150アンプなど数々のモダンアンプを設計したJames Brown氏によるエフェクターブランドAmptweakerのディストーションペダルです。
具体的にマーシャルサウンドだけを求めたモデルではありませんが、マーシャルサウンドを作るモードを備えたペダルですね。
搭載されるコントロールは非常に多彩で、まず黒いノブがVolume、Low、Mid、High、Gain、Tight。さらにブースト時のLEDを兼ねる白いノブが、Boost VolumeとBoost Gain。さらにMid Boost、Mid、Edge、Noise、Gainというスイッチを搭載しています。
黒いノブは3バンドEQとVolume、Gain、そしてこのシリーズ特有のTightノブでローエンドを調整できます。白いノブは、右側のフットスイッチでブーストをかけたときにかかるブーストの設定。エフェクト回路の前段にあるブーストがBoost Gain、後段がBoost Volumeとなっていて、それぞれ個別に調整できるようになっています。次にスイッチ。Mid Boostスイッチは、ブースト時にミッドブーストをかけることができるようにするというものです。Midスイッチは、PlexEQ側に設定することで、マーシャル系のヴォイシングがかかります。EdgeスイッチはSmooth側にすればよりスムースでコンプレッションのかかったサウンドに、Noiseスイッチは、Gate側にすることでノイズゲートがかかります。GainはHigh側にして、よりハイゲインなサウンドを作ることができる、というスイッチですね。
Amptweakerペダルらしく、ペダル本体にエフェクトループが付いています。このペダルの場合は3つのループを搭載。1つはエフェクトON時に有効になるUniversal Loopというエフェクトループ。続いてブースト時にのみ有効になるBoost Loopというエフェクトループ。最後に、エフェクトOFF時にのみ有効になるSideTrakというエフェクトループです。これらを組み合わせて使うことで、BigRock Proの操作だけでスイッチャーのように多彩な音を出すことができる、というようになっています。
また、内部にもスイッチやコントロールがあります。まず、Universal LoopとBoost Loop、それぞれを内部のエフェクト回路の前に置くか後に置くかを切り替えるスイッチが1つずつ、エフェクトON/Boost OFF時の音と、Boost ON時の音、それぞれをよりファットにするFatスイッチが1つずつ、さらに駆動電圧を9Vと18Vで切り替えるスイッチが1つ、計5つの切替スイッチを搭載。また、搭載されているインプットノイズゲートとメインのノイズゲートの効きを調整するトリムポットが1つずつ付いています。
電池ボックスには9V電池を2つ入れることができ、電池だけで18V駆動も可能。もちろん18Vアダプタを使うことでも18V駆動が可能ですし、9Vの駆動にも対応しています。アダプタ使用時には黒いノブをLEDが照らし、ノブ側面のポインタと合わせ、現在の設定が一目で分かるよう工夫されています。そして、ノブとパイプに守られた、足では絶対に触れないところに本体の電源スイッチを搭載。電池駆動時、インプットにプラグを挿したままでも電源消費を抑えることができます。インプットプラグを抜いても電源は切れるということです。
サンプルムービー
 

Blackberry Jam Cacao

続いて、最近勢いの良い国産エフェクターブランド、Blackberry JAMのマーシャル系ペダルです。まずはCacao。このペダルは、Marshall 1987のサウンドを再現したオーバードライブペダルです。
Volume、Gain、Presence、Treble、Bassコントロールを搭載。Blackberry Jamならではの高いヘッドルームと速いレスポンスを持つペダルで、1973年中期ごろまでのマーシャルアンプの持つサウンドを再現したということですね。クリーンブーストからディストーションまでカバーできる守備範囲と、変な味付けの無いナチュラルなサウンドが特徴とのことです。
サンプルムービー(&KのZosoとの比較)
 

Blackberry JAM Lemonpie

続いて、同じくBlackberyy Jamのマーシャル系ペダル。こちらは初期のJTM45を再現したというペダル、レモンパイです。
マーシャルアンプが元々Bassmanを発展させたものだということはよく知られていますが、そのサウンドの色が強い、太く重たい、プレキシ以前の最初期、オフセット期のJTM45を再現したモデルということです。
コントロールはVolume、Gain、Treble、Bass。フルアップにするとプレキシ的な音色になるということですね。この特性って、少しBox of Rockを思わせる感じもします。
 

Blackberry JAM macaron

同じくBlackberyy Jamのこちら。「マカロン」と名付けられ、その色合いも可愛らしいペダルです。
こちらはマーシャルのプレキシ期を代表するJMP時代のSuper Bassを元にしたモデルです。このサウンドといえばSL DriveのDIP切替でも似たサウンドが得られることが知られています。(SL Driveは2013年発売なので今回は載っていません。)
コントロールはVolume、Gain、Treble、Bass。構造的にも先にご紹介したレモンパイと近いようで、よりしっかりとしたローエンドが特徴のモデルということです。ギターはもちろんベースで使うこともできるペダルとのことですね。
 

Crazy Tube Circuits Ziggy

Crazy Tube Circuits Ziggy

Crazy Tube Circuits Ziggy
価格:24,192円(税込、送料別)

ギリシャのエフェクターブランド、Crazy Tube Circuitsのブリティッシュ系ペダルです。
以前限定モデル「Ziggy Gold」として発売されたペダルのレギュラーバージョンです。
プレキシマーシャルを代表する、「JTM45」や、同年期の英国アンプ「Vox AC30」など、往年のブリティッシュアンプが持っていた音色を包括的に作り出すというペダルですね。
コントロールはVolume、Tone、Gainとシンプル。MOSFETを用いてロー〜ミディアムゲインをカバーします。GainとToneノブにより、様々なヴィンテージブリティッシュドライブサウンドが味わえるペダルということですね。
サンプルムービー
 

D-Custom Guitars Distron 2

続いて、少し変わったスタイルで多くのモデルをラインナップする国産エフェクターブランド、D-Custom Guitarsのマーシャル系ペダルです。
2009年に発売され、当初話題となったディストーションペダル、Distron(レビュー)の後継機となるモデルですね。
Vol、Tone、Gainのシンプルなコントロールで、JCM800、900、2000のサウンドを作るというモデルです。
初代モデルのサンプルムービー
 

D-CUSTOM Guitars Plexi Crunch

同じくD-Custom Guitarsのマーシャル系ドライブ。こちらはより古いプレキシサウンドを元にしたペダルですね。発売時期が正確ではないのですが、2014年の7月ごろに流通し始めたようですので載せてみました。
Vol、Gainのみのシンプルなコントロールで、枯れた音色が特徴。「ギター問わず、アンプ問わず、ブルージーな張りと艶を備えた、いつまでもソロを弾いていたくなるようなサウンド」とのことですね」。
 

Electro-Harmonix EHX Tortion JFET Overdrive

世界的なエフェクターブランド、Electro-Harmonixのドライブペダルです。こちらもマーシャルサウンドだけを作るペダルではなく、JFETを用いて、様々なドライブサウンドを作ることができるようにした、というペダルです。
ブーストモードを搭載したオーバードライブペダルで、多彩なコントロールを搭載します。まず上段にはVol、Treble、Mid、Bassと4モードのPre Gainスイッチ、そしてGainコントロールです。下段の白いノブはブースト時のVOLとGainを調整できるようになっています。
4モードのプリゲインスイッチは、左側2モードはローインプットで、プレキシ系のサウンドを作ります。右側の2つはハイインプットで、モダンでホットロッドなトーンを作る、ということですね。
JFETは真空管に近い特性を持つ、として知られていますが、それを活かし、アンプライクな歪みを作るのがこのペダルということです。
ブーストスイッチはリモートも可能で、ラックなどに入れたりプログラマブルスイッチャーからコントロールすることができるようになっています。さらにDIアウトを搭載していて、ラインレコーディングにも対応している、というペダルですね。
サンプルムービー
 

JOYO JF-308 Golden Face

中国のエフェクターブランド、JOYOのミニサイズペダルシリーズ、Iron Man Seriesにラインナップされるマーシャル系ペダルです。
ブリティッシュスタック・・・すなわちMarshallサウンドをシミュレートして作られたペダルです。
Volume、Tone、Drive、Voiceコントロールを搭載しています。
サンプルムービー
 

Lovepedal Purple Plexi LE

Lovepedal Purple Plexi LE

Lovepedal Purple Plexi LE
価格:38,880円(税込、送料別)

数多くのエフェクターをラインナップするアメリカのエフェクターブランド、Lovepedalのプレキシドライブです。Lovepedalは特にプレキシ系サウンドでは人気が高いですね。
Purple Plexiのニューバージョンで、DriveコントロールをDrive AとDrive Bに分け、A/Bフットスイッチを追加。フットスイッチ1発でゲインを切り替える2ch仕様としたモデルですね。Drive AとDrive BでJCM800〜JTM45あたりの音を切り替えて使うことができるということです。
ギターのヴォリュームへのレスポンスが高く、ゲインをギター側でコントロールできるペダルとなっています。Toneコントロールでも60年代のプレキシからJCM800サウンドまで調整できるとのことですね。
サンプルムービー
 

Lumpy’s Tone Shop Albion Mini

オーバードライブ Lumpy's Tone Shop Albion Mini

オーバードライブ Lumpy's Tone Shop Albion Mini
価格:17,820円(税込、送料別)

様々なアンプサウンドなどを元に、ヴィンテージライクな歪みを展開するLumpy's Tone Shopのミニサイズマーシャルサウンドペダルです。
マーシャルプレキシを代表するSuper Leadのサウンドを再現するLiquid Leadのミニサイズバージョンで、Vol、Drive、Trebleコントロールを搭載。ミニサイズ用に回路もアレンジされているとのことですね。Liquid Leadと比べ、より厚くゲインも高めな音色となっているということです。
Liquid Leadのサンプルムービー
 
というわけで、2014年以降に発売されたブランド名A〜Lのマーシャル系ペダルでした。こうして見てみると、かつてのマーシャル系ペダルにあった「これ1台でプレキシはなんでもOK」的なモデルだったり、「これはあのアンプサウンドそのまま」というモデルというよりも、どちらかといえばマーシャル系、プレキシ系サウンドを元にしながら、その味わいを活かしたドライブペダルというのが増えているようにも思います。
デジタルのマーシャル系モデリングだったり、Kemperのプロファイリングアンプだったり、デジタル系の進化に対してアナログエフェクターならではのアプローチを取っている感じがしますね。
そういう時流の変化なども見ながら最近のモデルを見てみるとまた面白いのかもしれません。
後編ではM以降の頭文字のブランドを載せて行きたいと思います。
後編に続く
 
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