先日ご紹介した、One Controlの新しいスイッチャーについて、より詳細な情報が出てきたので載せたいと思います。
この「One Control Salamandra Tail Loop」は、コンパクトな3ループのプログラマブルスイッチャーですね。
ループ数は3つですが、BOSS ES-8のようにルーティングの入れ替え、つまりエフェクトの順番を切り替えることができます。
サイズは110×115×60mm、重さは400gと非常にコンパクトな作りで、プログラム数は16です。これは全ての接続順を網羅できる数として最低限のプログラム数を機能としたということですね。
4つのフットスイッチがあり、左から順にMute/Tunerout、PGM2、PGM1、BANK↑/Lane(hold)と書かれています。セグメントディスプレイの下にはBUF、3、2、1のスイッチが並びます。またLockスイッチもあります。プログラムは2プログラム×4バンク×2レーンという構造で選択することができ、バンクとレーン切替を1スイッチで行えるように作られています。
これは本体の形状などの理由から、4つのフットスイッチをつかってバンクアップ/ダウンの形とするととても使いにくくなってしまうため、3フットスイッチで全てのプログラムを選択できるようにしたためということです。
さらにプログラムごとにバッファのスタイルを選択できます。
- プログラム選択中:ON / バイパス中:OFF
- プログラム選択中:ON / バイパス中:ON
- プログラム選択中:OFF / バイパス中:ON
- プログラム選択中:OFF / バイパス中:OFF
の形を設定できるとのことですね。
入出力端子は、インプット、3つのSEND/RETURN、チューナーアウトとアウトプット、電源端子です。電源はスタンダードなセンターマイナスのDC9Vアダプターを使えるということです。この写真右上にあるのがLockスイッチですね。
プロトタイプの写真ですが、サイズはこんな感じということです。
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究極の機能性を目指したBOSS ES-8(詳細情報)に対して、こちらは出来る限りシンプルな中にルーティング入れ替え機能を持たせたということで、共通の機能がありながら、ある意味対極のペダルといえるのかもしれません。
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