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この「Pitch-Key PK-01
」というモデル、ヘッド部の弦に取り付け、ノブをひねることでその弦のチューニングを即座に切り替えることが出来るという、簡易的なプリセットチューニングパーツです。
こんな感じで取り付けて使うことが出来ます。
各部はこんな名前がついていて、スタビライザーレッグとアウターレッグ、そしてピストンで弦を挟み込みます。そしてサムホイールをひねれば弦がピストン部で持ち上がり、チューニングが変わるというもの。チューニングをどの程度変更するか、ということはファインチューニングスクリューで微調整できるとのことですね。
.009から.054の弦にまで対応。取り付けるにはナットからペグの間に30mm（3cm）のフリースペースが必要とのことです。もちろんヘッドレスギターやロックナットでは使うことができません。
そして、仮にレギュラーチューニングをどの程度変更するか、という場合、上の表のような変更が可能です。レギュラーからドロップDみたいなことはもちろん、複数取り付ければそれだけの弦のチューニングを切り替えられるということになります。
取り付けたい弦をゆるめ、ピストンを下げます。
スタビライザーレッグとピストンを弦に挟み･･･
アウターレッグを弦に付けて固定。そして弦をチューニングします。このとき、設定したいチューニングの「下のポジション」に合わせます。例えばレギュラーからドロップDに下げたい場合、ここではDにチューニングします。
そしてサムホイールを回してチューニングをアップ。ファインチューニングスクリューでアップしたい音程に調整する、というように取り付けるということですね。
取り付け/取り外しでギターに改造をする必要も、弦を外す必要すらない手軽なパーツです。いわば固定式のベンドアップなわけで、おもしろいアイディアだと思います。
なお、安定して動作させるため、弦をきちんと伸ばして、イントネーション調整なども行った上で使用してくださいとのことです。
