ファンド・フレットのエレクトリック・アコースティックIbanez AELFF10-NT [ファンド・フレット... |
一般的にロー弦ほどスケールが長くなることで、各弦のテンションを均一化する効果があります。発声のクリアさ、同時にテンション差がなくなることによる和音でのピッチ安定性などがその効果として挙げられます。
特に低音をくっきりと出したい、メタル系のギターに多く採用されがちなスタイルですが、べつにメタルのための仕様ではなく、様々なジャンルでその効果は発揮されます。
ということで、Ibanezがおもしろい試みを始めました。
この「IBANEZ AELFF10」は、ファンドフレットを採用したエレアコです。
ファンドフレットのエレアコ アイバニーズIBANEZ AELFF10 NT エレクトリックアコースティックギ... |
Ibanezがメタル向けに制作するIron Label RGIF7-BKFなどでは、12Fを基準とした激しいファンドフレットを採用していましたが、こちらは7Fあたりを基準としたスタイルのファンドフレットとなっています。
ボディはアコギとしては薄い106mm厚のシトカスプルーストップ、ローズウッドサイド/バックの構造で、マホガニーネック、ローズ指板ファンド21F仕様。
FishmanのSonicoreピックアップを搭載し、オンボードチューナー付のIbanez AEQ-SP2プリアンプを内蔵。1/4フォンとXLRアウトプットを搭載するスタイルのモデルとなっています。
アコギでファンドフレット。どの程度効果があるのか、というかアコギを使う音楽で使いやすいスタイルなのか、いろいろ評価が分かれそうなモデルだと思いますが、こういう挑戦はおもしろいですね。
試してみたいです。
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