【送料込】【ACアダプター付属)】ZOOM ズーム G5n マルチエフェクトプロセッサー【smtb-TK】 |
これまでのZoomフラッグシップモデル、Zoom G5とどのように変わったのか、比較して見てみたいと思います。
- ハードウェア
まずは本体の機能などから見てみましょう。
本体にはそれぞれ、4つの「コンパクトエフェクターライク」なセクションが設けられています。これは共通していますが、そのセクションの中も、G5nは4ノブ、G5は3ノブとなっていて、G5nの方がより多くのパラメータを即座に設定できるようになっています。
G5にはTYPE切替の他、PAGEボタンがありますが、G5nでは1つのエフェクトのパラメータが4つに固定されているため、全てのパラメータをノブだけで操作できます。
続いて、G5nの奥にある大きなディスプレイ。これでエフェクトチェーンをまとめて確認することができます。各エフェクトの調整にはスクロールボタンを使用する操作性は変わっていませんが、G5nはこのスクロールなどの操作系も手前のフットスイッチとなっているため、足下で操作することができるようになっています。
また、G5の特徴の1つ、前後左右で2つのパラメータをコントロールできるZペダルはG5nでは廃止され、通常のエクスプレッションペダルとなっています。
また、G5では真空管を使用したブースターが搭載されていましたが、G5nでは真空管をエミュレートしたブーストに変更。ブースター個別のフットスイッチも無くなりました。これにより、サイズも変わっていて、G5nは225 (D) x 454 (W) x 75 (H) mm/3.4kg、G5は190(D) × 470 (W) × 90 (H) mm/3.1 kgとなっています。横幅と高さは小さくなり、奥行きが少し大きくなった、という感じですね。ペダルボードには入れやすくなったのではないかと思います。
入出力端子もシンプルになっています。インプット、ステレオアウト、外部コントローラーの入力端子やUSBは共通ですが、G5にあったXLR端子や各種設定ボタンは無くなり、代わりにAux In端子が増設されています。
- ソフトウェア
これまでのZoom G5には123エフェクト+22アンプの145エフェクトタイプ、それらを9種類 (8 DSP + 1 Z-Pedal effect)まで同時に使用出来、3パッチ×99バンクのユーザーパッチを保存できました。
新しいG5nは68エフェクト、5アンプモデル、5キャビネットモデルの78エフェクトタイプを搭載し、9種類のエフェクトを同時使用可能。ユーザーパッチは200となっています。ただし、G5n用のソフト「Guitar Lab」により追加エフェクトをダウンロード可能となっています。
両モデルとも、DAWソフトをバンドルし、USBオーディオインターフェイスとして使うことができます。
全体的にシンプルに扱えるように変更されていることが分かります。各エフェクトのパラメータや初期状態の収録数、ユーザープリセット数はあえて減らすことで操作性の向上をとにかく目指したスタイルではないかと思います。特にG5nの独立したTAPスイッチは使用頻度が高くなりそうな感じですね。
サンプルムービー
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