各種プレイヤーやヘッドフォンなどのオーディオ機器やカーナビ、電話機などを発売する大手電機メーカー、Pioneerから興味深いアクセサリが発表されました。
USBサウンドクオリティアップグレーダー、「DRESSING」。まずは2機種、あとから1機種追加される予定となっています。
1つは「APS-DR001」というモデル。画像左の小さい方ですね。これは希望小売価格は税別6,000円とのこと。USBメモリとかマウスやキーボードのUSBレシーバーみたいな形で、USBポートに挿すことで独自のフィルターにより電源ノイズをカットするとのこと。構造は分かりませんが、おそらく本体の電源と共有するUSBバスパワーにフィルタをかけることでPC全体の電源をクリーンアップするというような形じゃないかと思います。なので電源付USBハブだと意味が無いとかも、もしかしたらあるのかも?まぁ詳細は出ていないので分からないですが・・・。
もう1つが画像右の大きい方、「APS-DR002」です。こちらはUSBプラグとUSBインプットを供えていて、音響機器との間につなぐことで電源ノイズのカットに加えUSBケーブルとIT機器の間に接続することで、接続機器への信号ノイズもカットできるとのことです。こちらは希望小売価格が税別20,000円。
そして、現時点でカラー等も未定となっているのが「APS-DR003」。構造は「APS-DR002」と同じですが、厳選したパーツを使用し、「微細なノイズまでカットした高音質な音楽」を楽しめるというもの。このモデルはなんと希望小売価格が税別で100,000円となっているようです。
効果はこんな感じ。波形が綺麗にそろい、綺麗な音が出せそうですね。
PCで音楽を聴くというスタイルが一般化し、さらに各種ハイレゾ音源なども増えてきたことから出てきた機器ではあるんですが・・・これ、もしかしたらレコーディングにも効果があるんじゃないかと思って注目しています。オーディオインターフェイスとPCの間に接続することで、よりノイズレスで綺麗な音を録ることができたりする、ということもあるのかもしれないと思います。
ただのオカルト機材と言われてしまうこと自体は間違いないと思いますが・・・たしかにPC電源は綺麗な電源ではないので、意外と効果があることもあるかも。ラップトップとかだとPCが電池で動いてるときは効果が無くて、アダプターを挿した瞬間効果的とかもあったりするのかもしれませんね。果たして実際はどうなのか。リスニングだけでなくレコーディングにも効果があるのか、こういうのは面白いですね。
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