この「Line6 Helix LT」は、現在のフラッグシップモデル、Helixのバリエーションモデルです。
62アンプ、37キャビネット、16マイク、104エフェクトを収録し、それらを自在にルーティングできるサウンドエンジンそのものは共通。Helixは大きなシステムを制御できる多彩な機能を備えていますが、よりコンパクトなシステムで十分というプレイヤー向けのモデルが今回のHelix LTということになります。
まず、一見して分かるのは、通常のHelixにはフットスイッチにアサインされた機能が分かる「スクリブル・ストリップ」というディスプレイが各スイッチに搭載されていたのに対し、LTでは無くなっています。見た目の雰囲気としてはFBV3的な見た目になっていますね。
そして大きく違うのが入出力端子。
通常のHelixはギターインプット、AUXインプット、XLRのマイクインプット、フルステレオのエフェクトループを2系統搭載します。ステレオアウトプット、ステレオXLRアウトプット、VARIAX端子、S/PDIFデジタルアウト、AES/EBU端子、CV、EXP端子2つ、MIDI IN/OUT、そしてUSB端子を搭載。
Helix LTはギターインプット、フルステレオのエフェクトループを1系統、ステレオアウトプット、ステレオXLRアウトプット、VARIAX端子、AES/EBU端子、EXP端子、MIDI IN/OUT、そしてUSB端子となっています。
エフェクトループやEXP端子が1系統減り、CV非対応、そしてマイクインプットやAUXインプット、S/PDIFデジタルアウトが無くなっています。
それに合わせ、HelixがEXP/CV3系統までコントロールできたのに対し、LTはEXPペダル2系統のみとなっています。
システムへの対応性を絞った形ですね。より一般的なギタリスト向けのモデルになったと言えるかと思います。
サイズと重さはHelixが56.0×30.0×9.1cm/6.6kg、LTは53.0×30.3×9.3cm/5.7kgと、サイズや重さはほぼ同等となっています。サウンドや収録エフェクト/シミュレーターの種類、エディタでの設定等は変わらないモデルとなっています。フットスイッチ自体のタッチセンシティブさやシグナルパスなども同様に使うことができます。
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