それでは、ムック本特集やっていきます。今回は2017年4月以降に発売された、または発売予定となる音楽、楽器関連のムック本をまとめてご紹介していきます。
※一部前回と重複する場合があります。一部環境によって表紙画像が表示されない場合があるようです。(特に更新直後)画像が見れない場合は販売ページ等から確認してください。
- シンコーミュージックのムック本
CROSSBEAT Special Edition ポール・マッカートニー ソロ・ワークス (シンコー・ミュージックMOOK)
最新ツアー“ワン・オン・ワン"の日本上陸が、いよいよ目前に迫ってきたポール・マッカートニー。発掘が進むアーカイヴ・シリーズの最新作として、『フラワーズ・イン・ザ・ダート』(1989年発表)のデラックス・エディションも登場!
本書では同作を含むソロ名義でリリースされたオリジナル・アルバム/ライヴ・アルバムを、合評形式で徹底解説。ビートルズやウイングスとは異なる狙いで挑んできた各アルバムの魅力と、驚くほど多様な音楽性の変遷を改めて検証します。
ポールの最新インタヴューと、自身のソロ活動を振り返った貴重なロング・インタビュー、“ワン・オン・ワン"ツアーの見どころ紹介はもちろん、ポールのソロ作に参加した関係者への最新取材、愛息ジェイムズ・マッカートニーのインタヴューも掲載。「ソロ・アーティスト=ポール」の仕事を徹底的に味わい尽くす、ファン必携の一冊です!!
不世出の天才ジプシー・スウィング・ギタリスト ジャンゴ・ラインハルト(DVD付) (シンコー・ミュージックMOOK)
ジャズ界屈指のインプロヴァイザーであると同時に、ジプシー・スウィング(=マヌーシュ・ジャズ)の始祖として威光を放ち続けるギタリスト、ジャンゴ・ラインハルト。その絶大な影響力は世界各地で現在でも多くの関連フェスティヴァルが開催されていることからも窺えます。
本書はそんな彼を一冊丸々特集したアーティスト・ブック。バイオグラフィやディスコグラフィ、セルマー・マカフェリ・モデルを中心とした使用楽器、負傷した左手2本指でどう弾いていたかなどを含めた奏法分析、そして遺された全録音データなど、多角的に解析することでミュージシャンとしてのジャンゴ像を鮮明に浮かび上がらせます。
付属DVDには、ジャンゴ・ラインハルト研究会の伊東伸威氏による奏法分析の参考演奏の他、彼のトリオによるデモ演奏も収録。左手2本指によるフィンガリングが再現されています。全てのジャズ・ファンやジプシー・スウィング・フリーク必携の永久保存版ムック本です!
ヘドバン・スピンオフ ヘドバン的「メタルの古典」100枚 (シンコー・ミュージックMOOK)
『ヘドバン』の2017年初となる別冊…スピンオフは、“100枚シリーズ"第3弾! 「メタルの基本100枚」「21世紀のメタル100枚」と来て、今度はメタルのルーツでありメタル誕生前夜とも言える“1967年から1979年"という13年間にスポットを当てた、その名も『ヘドバン・スピンオフ 「メタルの古典」100枚』! ジミヘンにサバスにツェッペリンにパープル…ベタで王道な「メタルの古典」が100枚並びます。“大人のロック"で括ってしまうにはあまりに勿体ない、今聴いてもプリミティブで初期衝動に満ち溢れている「メタルの古典」=「ハード・ロックの基本中の基本」100枚を徹底解説! “メタル大河"の始まりの一滴はどこから流れ落ちてきたのか? 『ヘドバン・スピンオフ 「メタルの古典」100枚』が紐解きます。
ROCK JET (ロックジェット) VOL.69 (シンコー・ミュージックMOOK)
[追悼]チャック・ベリー
ありがとう、ロックンロール!●チャック・ベリー追悼インタヴュー
・仲井戸麗市
「どう考えたって、ロックンロールの起点はチャック・ベリーだよね」
・鮎川 誠
「ローリング・ストーンズ経由の〈カム・オン〉というイメージがまずあって、さらに、もうちょっとパンクよりな、スピード・アップした〈カム・オン〉をやりたいと思ってロケッツを結成したんです」
・延原達治
「チャック・ベリーの流れの中の人は、自分を表現したい、自分はこれをやりたい、というのがすごく強い。ローリング・ストーンズにしてもそうだね」
・真鍋崇(ザ・ニートビーツ)
「ロックンロールの全盛期は1956年だと思うんですね。1956年は〈ロール・オーヴァー・ベートーヴェン〉の年。ロールの年。まさに転がりだした年だと思います」
・伊東ミキオ
「ピアノが他の楽器と違うのは、違うリズムを合わせることができることです。そういうピアノがロック・バンドに入ると、バンドが転がり出す。ロールが生まれるんですね」
・大島治彦
「チャック・ベリーを聴くと、レコードでも、バンドのメンバーにガンガンぶつかっている気がします。だから、何回聴いても飽きないんだと思います」
・ダイナマイト★ナオキ
「自由だぜ、国境はないぜ、と言葉にするのは簡単だけど、チャック・ベリーは歌い、弾き、踊ることで、見えない壁を突破した」
BURRN! JAPAN(バーン・ジャパン) Vol.8 (シンコー・ミュージックMOOK)
26年ぶりに復活した日本アーティスト限定のBURRN!別冊、復活第2弾! 表紙・巻頭は映画『WE ARE X』公開で話題の人気バンド、X JAPAN! YOSHIKIの独占インタビューや、ウェンブリー・アリーナ公演現地リポートを含む大特集!
その他にもANTHEM、OUTRAGE、陰陽座、EARTHSHAKER、山本恭司、SABER TIGER、VOLCANO、GARGOYLE、DIR EN GREY等々、注目バンドが続々登場! 他では読めない裏話満載の独占インタビューの数々はBURRN! JAPANならでは。BURRN!本誌とも一線を画する特別編集でお届けする、永久保存版!
- リットーミュージックのムック本
いちばんやさしいギター・スケールの本 ドレミを変形するだけでいろんなスケールに変身! (CD付) (ギター・マガジン)
誰もが知っているドレミファソラシド。この音階の構成音を1〜2個ずらして(あるいは省略して)、さまざまなスケールを導き出すというのが本書の企画趣旨です。さらに、内容もこれ以上は削れないというところまで簡略化し、音楽理論用語もほとんど使わずに解説しています。理論的な事柄を全網羅したヘヴィな内容の本とはまったく異なりますが、スケール入門者の最初の1冊にピッタリの内容に仕上がっています。
また、各項目は独立しているので、興味のあるコーナーから読み進めてもOK。既存の理論書にありがちな、「一度つまずくと先に進めない」といったことも皆無です。
このように本書は、世の中でいちばんやさしいスケール本を目指して作りました。オリジナル曲でソロを弾きたい人、セッション活動に興味のあるギタリストは、まず本書をご覧ください。
真実のビートルズ・サウンド完全版 全213曲の音楽的マジックを解明
歌って弾いて確かめるビートルズ
ビートルズの公式楽曲213曲にまつわる“WHY"と“HOW"を解明。まるでレコーディング現場に立ち会っているかのようにビートルズの音楽的マジックが明らかにされていく。読みながら思わず歌って弾いて確かめたくなる本。
「アイ・フィール・ファイン」より
実は、このイントロのジョンが一人で弾くリフに秘密がある。普通はギターで、このハーモニーは出さないという弾き方をしているのだ。これはお得情報なので、試してほしい。まず、ギターの10フレット目で「D」の形を作る。実際に弾く弦は、3弦から6弦まで。10フレット目で作った「D」の形で、動かすのは小指だけである。これで終わりではない。ポイントはここからだ。ジョンは頭の1発目の6弦のダウン・ストローク以外の音は、アップ・ストロークで弾いている。アップ・ストロークでフレーズを弾くことによって、ハーモニーの音が違ってくるのだ。歌に入ってからは、ジョージが同じフレーズをジョンに替わって弾いている。こちらは普通に、ダウン・ストロークで弾いている。
VOICE OF BLUE 舞台上で繰り広げられた真実のジャズ史をたどる旅
ジャズの面白さを再発見! ニューヨークの演奏現場から明かすリアルなジャズ史
ニューヨークを拠点に活動し、ジャコ・パストリアスやスタンリー・タレンタインなどとの共演で経験を重ね、ウェイン・ショーターを迎えたCDを米国キャピトル/ブルーノートのマンハッタン・レーベルからリリースしている実力派ギタリスト、高内春彦(HARU)がミュージシャンの視点からジャズの歴史を語る書籍です。ギル・エヴァンスに習ったモード・ジャズの実際、ポール・モチアンが明かした民族と音楽性の関係、ジョー・ザヴィヌルが求めた東アジアの音楽文化、ジョージ・ベンソンが語った人種差別の実態……などなど、長年にわたってNYのジャズ・シーンを肌で感じて暮らしてきた著者だからこそ書ける“リアル"なエピソードが盛りだくさん。ジャズの素晴らしさ、カッコ良さを改めて感じることのできる、ジャズ・ファン必携の一冊です!
今月はこんな感じです。
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