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当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

ムーアー新作小型マルチ、「Mooer GE200」弾いてきました。あとなんかMac対応するらしい。

中国を代表するエフェクターブランドの1つ、Mooer。最近はアンプのプロファイリングやIRキャビネットシミュレーターなど、最新技術を用いたデジタルペダルも多く制作する同ブランドの最新マルチエフェクター、「Mooer GE200」。
実際の発売はまだ先ですが、一部楽器店では先行展示が行われています。ということで、触ってきました。レポートしたいと思います。

Mooer GE200 Amp Modelling & Multi Effects

Mooerが様々なアンプをプロファイルして制作したプリアンプペダル、Micro Preampシリーズと同じ技術で制作された53種類のアンプモデリング、8種類のワウ/コンプレッサー、20種類の歪み、26種類のキャビネット、3種類のノイズサプレッサー、4種類のイコライザー、19種類のモジュレーション、9種類のディレイ、7種類のリバーブエフェクトを収録し、ハーフスピードとリバースエフェクトを設定できる52秒までのフレーズルーパー、40種類のドラムパターンと10種類のメトロノーム、そしてチューナーも搭載。200種類までのプリセットを作ることができるペダルですね。
プリセットの中にはFX/COMP、DS/OD、AMP、CAB、NS、EQ、MOD、DELAY、REVERBのブロックに分かれたエフェクト、最大各1つずつ、9までのエフェクト/モデリングアルゴリズムを同時に使うことができます。

ではでは、実際に触った感じをレポートしてみます。

プリセットにはナンバーと名前が付いています。


こんな感じで、プリセットの中でONになっているブロックは点灯します。ここはボタンになっていて、押せばON/OFFを切り替えることができます。例えば個の状態ではDS/ODブロックはOFFですが、ここを押すと


ボタンが点灯し、画面がDS/ODブロックの画面になります。例えばこれはBee Bee Pre。BB Preampの歪みですね。


ここで、右上にあるVALUEノブを押すと、モデル名がハイライトされ、そのまま回すといろいろと音を変えることができます。


これはGOLD CLON。いわゆるケンタウロス系の歪みです。


歪みが決まったらまたVALUEノブを押します。そしてノブを回してハイライトされるパラメータを選び、また回してパラメータを設定、押して次の設定へ・・・と、全てVALUEノブ1つで設定をすることができます。見ての通り、画面もかなり見やすいです。


VALUEノブの下にあるいくつかのボタンでもいろいろな設定ができます。CHAINボタンを押すと、このようにエフェクトの接続順を変えることができます。ここもVALUEノブで順序を変更できます。画面サイズの都合上か、シグナルチェインがコの字型になっています。この場合、FXから始まってREVERBで終わる接続順です。


そして左側にあるMASTERノブ。これで全体の音量を調整できます。これも便利なんですよね。

その他機能を見てみると、3つのフットスイッチのうち右側のスイッチはディレイやモジュレーション等のタップテンポに割り当てたり、プリセットの中でON/OFFを切り替えたいブロックを指定したり(プリセットを変えること無く、例えば歪みとディレイをON/OFFしたりできます。)
また、本体右側にあるエクスプレッションペダルは複数の様々なパラメータを割り当てることができます。例えばアンプの歪みとフィルターの周波数、そしてリバーブの深さに割り当てて、踏んでいくほど歪みを強くしながらフィルターとリバーブをかけていく、というようなこともできます。割り当てるパラメータは始まりと終わりを設定できるので、一部のパラメータは逆向きに動かす、ということもできます。

こう触ってみて思ったのが、とにかく使いやすいということですね。基本的なデジタルエフェクターの操作性の癖・・・例えばパラメータやエフェクトブロック等という概念や、ノブを押して回して〜という操作感さえ分かっていれば、何も考えずに設定できます。これはとてもすごいことですね。

そして、音について・・・デジタルマルチなのでセッティングはあんまり気にしませんでしたが、いつものストラトとJC-120という形です。
正直、あんまり期待していなかったんですよ。音についてはまぁそこそこのマルチエフェクターレベルかな、と。
それが全然そんなことがなくて驚きでした。アンプモデリングや歪みの音も素晴らしく良いです。全体的に若干のハイファイさがあって、モダンよりなサウンドが得意という印象はあるものの、十二分に使える音が出ていると思います。
こういうマルチエフェクターだと、空間系や残響系のエフェクトが良いということも多いんですが、このペダルは歪みが抜群に良いですね。ちゃんとギターのボリュームにも反応しますし、手軽にいろいろなアンプの音を出したいという場合には最適です。
ボカロ等、DTMのギタートラックならこれ1台でだいたいOKですし、ステージでも十分にその力を発揮すると思います。キャビシミュもおもしろいですね。タイプを変えていくと全体の雰囲気が変わっていきます。

ちなみに、このモデルなんですが、Windows PC用のエディタソフトがあって、それでプリセットの編集や外部IR読み込み、ファームウェアアップデート等が行えます。逆にMac非対応だったんですが、MooerがFacebookで発表したところによると、最新ファームウェアが更新された、というお知らせと共に、Mac用のエディタソフトを開発していて、またMacからファームウェアアップデートとIRの読み込みができるベータソフトウェアを公開したよ、ということが書かれていますね。(IRって何?って方は「IR」ってなんでしょう?の記事も是非。)
今後Macへの対応もされていく感じだと思います。
 
ということで、今回はMooer GE200のレポートでした。
サイズもコンパクトでかなり使えると思います。話題になるのも分かると思いました。何よりも操作性は本当に良いです。

サンプルムービー
Axe-Fx IIとの比較
Kemper/Axe-Fxとの比較

 
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