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ロックなボカロ曲「咲き誇れ!」の作り方 ~ボカロ曲の作成手順まとめ

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先日、新しいボカロオリジナル曲、「咲き誇れ!」を投稿しました。
今回は、この曲がどうやって作られていったかをまとめてみたいと思います。ボカロ曲、とかじゃなくてもいいんですが、曲を完成させるのって最初はどうやれば良いのか分からなかったりします。普通にギターを弾いてそのまま録ってみても、レコーディングしたみたいな音にならなかったりしますし。私もそうでした。
自分なりにいろいろと調べたり、機材を導入したりして試行錯誤をしながら覚えていったりしました。楽曲はどうやって作られているのか。私の場合はこうやっていますよ、というのをまとめてみましょう。
今回作った曲はこの曲です。

では、いってみましょう。
※ここで紹介している曲作りの方法、手順は、あくまで私が行った手順を載せています。やり方に絶対的な正解というものはありませんので、あくまで参考という感じで見てもらえればと思います。

曲を作る

楽曲を完成させるためには楽曲を作らないといけません。いわゆる作曲、歌モノなら作詞も含めての曲作りですね。これに関してはやり方がそれぞれ様々あると思います。曲先(先に曲を作る)、詞先(歌詞を先に作る)とか、メロディから作る、コードから作るなどなどですね。
私は完全に曲先のタイプです。曲も、ほとんどがメロディから作ります。たまにギターのフレーズから出来ることもあります。メロから作るにしても、リフから作るにしても、思いついた良い感じの断片があって、そこから曲に仕上げていくことが多いですね。
今回の「咲き誇れ!」の場合だと、最初にAメロ(変わらない日々を~)が出てきて、それを口ずさみながらメロディを作っていって、後からコードを付けた形で作りました。メロディができた段階で歌詞を付けていきましたが、サビの「鮮やかに咲き誇れ!」のところはメロと一緒に出てきました。つまりAメロ、Bメロ、サビって鼻歌で歌っていて、サビのところだけ急に「鮮やかに咲き誇れ!」が降ってきた感じ。なので、今回の歌詞はサビから作っていきました。
メロディはA、B、サビができて、ラスサビが出来てから、最後にCメロ(そう誰だって~のところ)を作った感じの流れです。そこまでできてからギターでコードを付けていって、その後でイントロができました。間奏のところは最後まで悩んで、実際に曲を打ち込みながら作っていった感じでしたね。

そんな感じで、曲はそれぞれのやり方だったり、曲によっていろいろな流れで出来ていくと思いますが、その部分についての解説は私にはできないので、曲はがんばって作りましょう。

そして、曲ができたら実際にDAWを立ち上げて、レコーディング、打ち込みを開始します。今回の曲はVo、Gt、Ba、Drの典型的なバンドサウンド構成ですね。

ベース、ドラム、ヴォーカルを打ち込む

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では、実際に曲を作っていきます。この曲の場合、実際に楽器で演奏をするのはギターだけです。他のパートは全て打ち込みとなります。なので、まずはギター以外のパートを打ち込んでいきましょう。
この曲の場合、この時点で全体的な音のイメージも完成していますので、ベースとドラムに関しては音を先に作ってから打ち込みました。

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ベースはIK Multimedia MODO Bassを使用。ベースタイプはJapan。Ibanezベースを元にした物理モデリングですね。リアPUをMusicmanにして、音を太くしています。アクティブベースにして、ピエゾもちょっと加えて、ピック弾きに設定。また、ここでAmplitubeをかけてアンプはAmpeg SVTを選んでいます。

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ドラムはFX pansion BFD 3。かなりたくさんのキットを使っていますが、これはBFDのLINKという機能(複数のキットをまとめて同時にならすことで、新しい音を作る機能。例えば複数のスネアを同時に鳴らして分厚いスネアの音として扱う)を使用しているためです。実はこの曲のドラムは、スネア、ワンタム、フロアの3点でいけます。シンバルはハイハット、クラッシュ3枚(左、中央、右)、ライドですね。あともちろんキックも。パンク系ってことで、シンプルめなキットをパワフルに叩くドラムをイメージしています。

ヴォーカルは初音ミクです。エディタはVOCALOID 5を使用しています。この時点では特になにも設定していません。初音ミクのスタンダードライブラリ(ボカロ5だとボイスバンク)を使っています。


打ち込んだものがこちらです。最初のサビまでです。この時点では全部ベタ打ちです。投稿したときの記事で、「素のままのミクだと絶妙に曲に合わない」って書きましたが、このとおり、全く合ってないんですよね。ぜんぜん元気が無いという。ただこの時点で、ヴォーカルについては細かく音は作りません。

ギターを弾く

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ここまで出来たら、ギターを入れていきます。今回、ギターは4トラック使っています。使用機材は、ギターがNik Huber Dolphin 2、アンプがKemperです。

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KemperのRIg Managerの設定がこちら。ちょっと見づらいですけど。メインとして使っているのがSAK01(緑色で選択中のリグ)とSAK03のもの。それぞれFriedman BE-100とMarshall JCM2000のサウンドです。これを左右に配置しています。
これは基本的なテクニック、ってほどじゃないレコーディングの方法なんですが、ギターを弾くとき、左右に「近いけど違うサウンド」の音を作って、それぞれ別々に弾いて録音します。こうすることで、よく楽曲で聴くことの出来る、「左右からしっかりとギターの音が聞こえる」サウンドになります。
単純に1回だけギターを弾いて録って、それをコピーして左右に置いても真ん中付近から聞こえるだけになってしまいますので、そうならないように音を変えて、別録りしています。どうしても1トラックを左右に広げたい場合は、片方に短いディレイをかけたり、ダブリングなどを行うことでも似たような効果は得られます。ただ、別で2回録る方が効果的ですね。

あと、SAK02とSAK04のSuhr Badger 30とSoldano SLO100のサウンドは、イントロと間奏部に追加して音を太くしています。
ちなみに上の画像に載っているJR_1のリグは別の曲に使ったものです。切り取るときに入ってしまいましたが気にしないで下さいw


そしてギターが入ったものがこちらになります。ここからベースラインやドラムパターンに変なところがないか全体を見て、変えるところがあれば変えます。実際、ドラムはここからちょっと変えたりしています。あとこの段階で、ベースとドラムの強弱、つまりヴェロシティを調整しておきます。いわゆるヒューマナイズですね。今回の場合、全体的に軽くヴェロシティのランダマイズをかけて、拍の頭はちょっと強めにする、くらいの調整しかしていません。やり方はDAWによって異なりますので、使っているDAW名とランダマイズ(例えばCubase ランダマイズ)とかで検索すると出てくると思います。

ヴォーカルを作る

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ギターが入ったら、ヴォーカルの調整を行います。さっきの状態だと、まだヴォーカルはベタ打ち、とりあえずメロディに沿っているだけの棒読み状態だったので、ちゃんと「歌」にしていきましょう。
ボカロの「調教」、つまり歌っているようにしゃくりやヴィブラートなどを入れていく設定については、以前またあしたという曲で行った記事がありますので、そちらを参照してください。
toy-love.hatenablog.com
この記事を書いた時点でVOCALOID 5が出ていなかったので、Piapro Studioを使用して操作していますが、やり方は全く同じです。ボカロ5の場合しゃくりとかヴィブラートをプリセットから選択して調整することができるので、実際はその機能を使ってるんですが、ボカロで歌を作っていくやり方は何も変わっていません。

ちゃんと「歌」っぽく調整ができたら、次に声を作っていきます。前述のとおり、この曲の場合、ミクのStandardライブラリそのまんまの声だと元気がなくて迫力が足りないので、声自体を調整していきます。
まず最初にやったのが、上の画像のように、EQをかけることです。ボカロ5ではいくつかのエフェクトをエディタの中でかけることができて、EQもその1つです。別にDAWや別プラグインのEQを使っても同じようにできますが、エディタ内でかけると、いちいちDAWとエディタを行き来しないで済むので、便利ですね。
で、EQを調整してみたんですが、これだけだとまだ足りませんでした。なので、トラックをコピーして、ライブラリ(ボイスバンク)自体を変えます。
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こちらがメインヴォーカルに使用した4つのトラック。中央にミクのスタンダードライブラリを置いて、少し右寄りにミクのソフト、左よりにキュートのライブラリを使ったヴォーカルを重ね、さらに中央にスタンダードライブラリで全体を1オクターブ上げたヴォーカルを重ねています。それぞれのトラックでは、個別にEQをかけて声を調整しています。これで、かなり分厚く元気良い声になりました。

そのままバックコーラスとハモリも作ります。この曲の場合、Bメロ(綺麗な花のように~)のところでバックに「あーあーあー」というコーラスが入っています。その部分はこんな感じです。
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バックコーラスのメインメロディは右よりに配置、左よりにバックコーラスの5度下のハモりを配置し、それぞれのオクターブ上を合わせています。ライブラリはスタンダードとソリッドを組み合わせています。

続いてハモりを入れます。メインヴォーカルに対してのハモリですね。ハモりの作り方は、基本3度下をメインに、5度下、ルートなどを組み合わせて作ります。これも、上で貼った「またあした」の曲で行った調教の記事に載せているので、そちらも見てもらえれば。
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ハモりに使ったトラックがこちら。今回の曲はメロコア系ロックなわけですが、メロコアでハモりってめっちゃ大事なんですよ。HAWAIIAN6とか04 limited sazabysとか、すごい綺麗なハモりで曲を盛り上げたりしていますよね。なので、今回はハモりを3つ作っています。メインと合わせて4声のハモりですね。メインメロディの下に2つ、上に1つです。
このハモりのトラックで、上から4つのトラックがメロディの下に付くハモりです。そのハモりは左右に分けて、ギタリストとベーシストがハモってるようなイメージで置いていますが、それぞれの逆側に各ハモりのオクターブ上を軽く重ねて厚みを出しています。そして、中央にメインメロディの上のハモりを老いています。これはドラマーがハモってるイメージで真ん中にしています。なので、メロディの構成としてハモりは3つ(上1つ、下2つ)ですが、トラックとしては5トラック使ってハモりを作っています。
ここまでの状態での楽曲はこんな感じです。

音量がなんかふらふらしていますが、これは音源として書き出す際にリミッターをかけてクリップを回避しているためです。実際の作業中はDAW内で行うのでクリップは気にしていません。パートの音量はあとから調整するので、この時点での作業中ではマスターでクリップしようがどうでも良いんですよね。

ただ、音量はともかく、全体的なバランスも含めたパンニング、つまり各パートの音が出る位置については、この時点である程度調整しています。これはそれぞれやり方があると思います。ミックスでまとめてやっても全然良いと思います。私はこの時点でパンはある程度決めて、モニタで鳴らして音がちゃんと広がっているか、とか、楽曲として片方だけにフレーズが寄って耳障りになっていたり飽きたりしないか、というところを調整しています。もちろんミックスでの微調整はしますが、とりあえずこの時点で、楽曲として聴いていて楽しいか、ということは重視しています。

ミックスする

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さて、ここからミックス作業に入ります。まず、この段階で全てのトラックをWav化します。マシンパワーに余裕があれば別にしなくてもいいんですが、実はラップトップで作ってるので、このままエフェクトをかけていくとマシンパワーが足りなくなるのが明白なんですね。なので、この時点で全ての音源をWav化して、音源のプラグインを一切使用しない状態にしておきます。今回の場合だと、ヴォーカルとドラムはそれぞれパラアウト、あとベースもWav化しておきます。Wav化するメリットは、前述のとおりマシンパワーの節約ができること、それと、予想外のエラーを減らすということもあります。プラグインの音源って、使う音源にもよりますが、基本的に再生する度に違っています。聴覚上ほとんど分からなくても、実は再生の度に微妙に音が違ってたりするんですね。つまり再生の度に音源を読み込んで鳴らしているわけですが、まれにこれがエラーを起こして音抜けする場合があります。意外と気付かないまま先に進んでしまって、後から大変な思いをする、ってこともあるので、そういったエラーを避ける意味でもWav化する、というのは1つの手段です。
一方、Wav化することでのデメリットもあります。それはリアルタイムでの修正ができないこと。後からフレーズを変えたいと思っても、Wavになっているとすぐに変えることができません。なので、Wav化する場合は、必ずその直前の状態を別名で保存しておいて、後からいつでも呼び出せるようにしておかないと、最悪そのパートを最初から打ち込み直す、なんてことにもなりかねなかったりしますのでそこは注意ですね。

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全てのパートをWav化したら、次にトラックをまとめます。バストラックやステムトラック、グループ等DAWによって呼び方は異なりますが、それです。ここではバストラックと呼んでいきます(Cubase的にはグループですけど)。
バスにまとめる時は、どの段階でどのトラックをまとめて調整したいか、をイメージしながらまとめて行きます。例えばヴォーカルはメインヴォーカルの4トラック、バックコーラスの4トラック、ハモりの5トラックをそれぞれまとめて、メインヴォーカル、コーラス(左、中、右)のバストラックを作ったら、さらに全部のコーラスをトラックを作り、その上でヴォーカルパート全てをまとめたトラックを作っています。今回の場合だと、バックコーラスとハモりでバスを分けるのではなく、全て同じ「コーラス」と見なして音の出る位置でバストラックをまとめています。これは、この楽曲ではハモりとバックコーラスが同時に鳴ることがない構造になっていることと、それがバンドメンバーがヴォーカルの後ろで歌っているイメージで作っているからです。
もちろん後からまとめ方を変えたり、より細かいまとまりのバストラックを追加したりすることは可能ですが、できるだけ最初にイメージしてまとめておくと、後からやりやすくなりますね。

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各パートをまとめたら、次にセンドリバーブトラックを作ります。これは楽曲内の各パートの立体的な配置をつけつつ、パート全体をなじませて1つの楽曲とするためのトラックです。1つの空間で各パートが演奏されているように、楽曲をまとめるためのトラックですね。CubaseではFXトラックという言い方をしますが、サイドトラックだったりセンドトラックだったりいろいろ呼び方はあります。センドが一般的ですかね。ここでは7トラックのリバーブを作っています。使っているのは全てWaves H-Reverbというプラグインで、中央に3トラック、左右に2トラックずつ置いています。それぞれパンニングを分けているのと、リバーブのプリディレイタイムを変えて音の鳴っている位置を立体的に感じさせるためのものですね。
中央一番前のリバーブはメインヴォーカル、中央一番奥のリバーブはバスドラとスネア、ベース、その間にドラムの各キット、左右前側はコーラス、左右奥はギター・・・みたいな感じで、各パートの音が鳴る位置をイメージしてそれに合わせたリバーブを作ります。もちろん、1つのパートから複数のリバーブに送り、その送る量を調整することでも音像の位置を調整できます。

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そしたら、実際にミックスします。それがこの画像なんですが・・・細かすぎて見えないですよね。なので軽く解説します。ただ、基本的なミックスの流れについては、以前Seventeen's Dreamという曲で行ったミックスの流れを解説した動画がありますので、そちらを見てもらえればと思います。やり方の流れは全く同じです。特に各パートの音量バランスの調整は、ドラム、ベース、ヴォーカル、その他で分けて動画のとおりにやるだけでポップスやロック系の歌モノならだいたいバランスOKになります。

【ボカロ】ミックスのやり方と実践【DTM】【ミックスしてみた】

では、各パートだいたい何をやったかを書きます。
まず、元のWav化した各パートにEQを入れ、不要な上下の帯域除去を行います。
続いてバストラックヴォーカルはそれぞれにGreg Wells VoiceCentricをかけています。メインヴォーカルには個別にプレートリバーブが入っていて、ヴォーカル全体はWaves Scheps Parallel Particlesで調整しています。
ベースはWaves Eddie Kramer Bass Channelで音を整え、Waves API-550をかけています。
ドラムパートは、タイコ系全体的にWaves CLA Drumで各キットの音を調整、Waves C1 GateやH-EQなどを使ってタムの音を調整しています。シンバル系はJJP Cymbals and Percussionを使っています。
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また、ドラムはタイコ系とシンバル系それぞれに専用のセンドトラックを作り、強めの歪みとコンプを入れてドラムのバストラックに戻しています。こうすることで、ドラムに迫力が増します。
ギターは音色の調整なし。Kemperで作った音がとても良かったので、リバーブにセンドしているだけで完了です。

こんな感じですね。Wavesのシグネチャーシリーズ使いすぎやろってくらい使ってます。便利です。

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各パートの音が決まったら、次にオートメーションを書きます。例えば静かなところでノイズが出ているようならそのノイズが出ているトラックを無音にしたりします。今回はやってませんが、楽曲の途中でエフェクトのパラメータを動かしたいときもここのオートメーションで調整します。
そして、最も重要なオートメーションがヴォーカルの音量です。これは何度も曲の書き出しを行って聴き、何度も調整を繰り返します。重要なのは、常にヴォーカルの音量が一定に聞こえることです。そこにこだわるだけで、楽曲全体にまとまりが出ます。あとは他のパートでも突然音量がおかしく聞こえるところや目立ちすぎるところ、引っ込みすぎるところなどを調整していきます。
ちなみにプロの音源とかを聴くと、その調整が全パートにわたって恐ろしく丁寧に行われていて、それがプロとアマの音源の最も大きな違いになっているように感じます。

マスタリングする

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ミックスが終わったら、マスタリングです。前述のミックスでのオートメーションは、マスタリング後に音源化してから戻って行ったりもします。
今回はラウドなロックなので、マスタリングでの音圧調整もかなり重要ですね。
ここではIK MultimediaのMaster EQ(全体のバランス、特にヴォーカルを前に出す)、Waves L2(パワフルな味付け用)、Zynaptiq INTENSITY(ミッドを濃密かつ高解像度に)を通し、IKのStealth Limiterを2段がけして音圧を出しています
 
これでミックスは終わり、楽曲が完成しました。ミックス前と後ではこんな感じに違います。(完成版は動画貼っています)

これがミックスです。だいぶ変わりますよね。楽曲全体をしっかりとまとめ、余分なところを無くすことで楽曲に迫力と表現力を加えるのがミックスです。
 
ということで、ボカロ曲「咲き誇れ!」の作り方でした。

ちなみに、動画とイラストは私から依頼して付けていただいています。
動画は、まるさん(@simaimaru)、イラストはちびろぅさん(@@tibirolu0415)によるものです。改めてありがとうございます。
 
曲を作って動画にして発表する、すごく楽しいです。オリジナルで良いものができると、とても嬉しいですね。
 
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