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当サイトの内容を説明文等に使用している楽器店さんがあるようですが、一切関係がありません。

ギタリストが本格音楽制作をするためのオーディオインターフェイス、3機種を比べてみた

かつて、PCやMacを使って音楽を作る、「DTM」(デスクトップミュージック)は、特殊な趣味の1つでした。DTMで制作される楽曲の多くはダンスミュージックを主体とした打ち込み系がその大半を占め、バンドサウンドやギターを中心とした楽曲は少なかったと言えます。
ただ、一方で自宅で楽曲を録音して作品にする「宅録」という文化自体は古くからあります。1998年に発売された the brilliant greenの名曲、「There will be love there -愛のある場所-」は、当時のインタビューで「宅録で録った」と言っているのを見て驚いた覚えがあります。ちなみに私自身は当時「宅録」がどのようなものでどうやってやるのかは全く分かりませんでした。自宅でこんな曲が録れるのか、ということにびっくりした、という感じです。今ならさすがに、当時のMTRだけで楽曲が完成することはなく、その後プロのミキサーの手が入って楽曲となっていることは分かりますが、それでも、その元となった録音は「宅録」で行われたものだったのです。
今、「宅録」って言葉はほとんど聞かなくなりました。そして、宅録とDTMの違いがほとんどなくなっていっています。かつての狭義のDTMは「デスクトップ(コンピュータ)だけで作る音楽」という意味合いも強く、楽器自体を一切使わない、打ち込みだけで100%仕上げるダンスミュージックという意味合いもあったようですが、今ではそこまでのことはありません。また、DAW(デスクトップオーディオワークステーション)の発達により、MTR(マルチトラックレコーダー)自体が廃れ、PCでレコーディングを行うのが当たり前となっています。
かつて、プロのレコーディング環境(アウトボードとかスタジオとか抜きで、単に音を録るだけの環境)を揃えるのにも数百万という機材が必要だった時代はもうなく、今では誰でも、買おうと思えばプロと同じレコーディング環境が手に入る時代となっています。

必然的に、ギタリストがDTMをやる、ということも当たり前となっています。DAWを使ってギターパートを録音する、というだけにとどまらず、ギター1本で楽曲を作る事も簡単にできるようになっています。

先月公開したボカロ曲、「咲き誇れ!」も、楽器はギターだけを使い、あとは打ち込みでバンドサウンドに仕上げた楽曲です。

toy-love.hatenablog.com

こんな感じで、楽曲を作って完成させる、さすがにプロのクオリティと同じとはいかなくても、ある程度普通に聴けるレベルの曲を仕上げることは、それほど難しいことではなくなっています。
もちろん、ある程度の機材や多少の知識は必要となります。特に、ちゃんと「曲として仕上げられる」環境を作るには、どうしても必要な機材があります。

  • PC/Mac
  • オーディオインターフェイス
  • DAW(デスクトップオーディオワークステーション)
  • モニタースピーカー
  • ヘッドフォン

です。最近はモバイル機器も進歩してきていて、それにともなったDAWアプリなんかもしっかりしたものが出てきています。ただ、ちゃんと楽曲として「自分で」仕上げるには、まだ力不足なところは否めません。例えば最近はプロの方が「iPadとガレージバンドで録った」ということがあります。それ自体はウソではないでしょう。
ただ、それって前述の the brilliant greenが言った「宅録」と同じ意味です。
プロの楽曲制作は役割分担があって、アーティストは「ちゃんと音を録るところまで」が基本的な仕事です。iPadを使ったガレージバンドでも、というか、モバイル機器でも今はちゃんと音を録れるんです。ただ、その後のミックス、マスタリング処理に関しては、まだ力不足です。プロの場合、そこはアーティストの役割ではありません。エンジニアの役割となります。なので、「iPadとガレージバンドで録った」音を使ってプロのエンジニアがミックスしたのが、完成した音源となるわけです。しかし、それを自分だけで楽曲を仕上げる、となると、やはりまだPC/Macは欠かせないものとなります。あと10年もすればどうなるか分かりませんけどね。

続いてオーディオインターフェイス。今回の本題となるものですが、これはやはり欠かせません。オーディオインターフェイスは、PCやMacに、音の出入り口を付けてやる機器です。その他の機能があるものもありますが、メインとしてはそれです。ちゃんと音を入力/出力するものであれば、実はなんでも大丈夫です。この記事で紹介する3機種は、その中でも特にギタリストが音楽制作をするのに向いた機種、ということになります。別にこれじゃないとできないよ、ということではない、ということは先に述べておきます。

そしてDAW。レコーディング自体に使うソフトウェアですね。作りたい楽曲にもよりますが、DAW自体はオーディオインターフェイスに付属しているものや、Mac用のガレージバンドからスタートしても大丈夫です。Windows機なら、最上位DAWと同等の機能を持つCakewalk by Bandlabを無料で入手することも今ならできます。
toy-love.hatenablog.com
toy-love.hatenablog.com
ここはそれほど神経質になる必要はありません。このCakewalkでもいいですし、オーディオインターフェイスに付属している機能限定版を使っていって、やりたいことが出来ないと感じたら上位モデルを入手するような形で良いと思います。


あとモニタースピーカー。これも、ある程度のものがあれば十分に楽曲を作る事ができます。そこから先のこだわりは個人の話になります。まぁモニタースピーカーについては以前まとめたことがあるのでそちらも見てもらえればと思います。
toy-love.hatenablog.com

モニタースピーカーは音も出るし、住宅環境によっては部屋で使いにくく、場所もとるのでヘッドフォンじゃだめなの?って思うかもしれません。確かにヘッドフォンだけでミックス等の作業ができるプロもいます。ですが、最初からヘッドフォンだけでミックスをするのは無謀です。
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これは、モニタースピーカーとヘッドフォンの音の定位を示したものです。
定位とは、音がどの位置から出ているか、というものです。例えばL100%に振った音は、左側のスピーカー/ドライバからしか音は出ません。その時の音の位置は、「左斜め前」から出るのが正解です。厳密にセッティングしたスタジオなら、「左斜め前60°」から聞こえるのが正しい位置です。これがヘッドフォンだと「左耳だけ」から聞こえます。ゲームのVRなんかではそれを逆に利用して、ヘッドフォンで音を聴くことを前提とした音場を作ったりすることはありますが、楽曲制作に於いては左斜め前60°から聞こえるのが正しい形となります。これを「ヘッドフォンだけ」で「違和感無く聞こえる」ようにミックスしてしまうと、普通に再生した時にやたら音が広がらない感じになってしまったりします。
これは一例で、他にもいろいろな理由があるんですが、楽曲を自分だけで完成させるなら、モニタースピーカーは欠かせない機器となります。

逆に、やっぱりヘッドフォンも必要です。ミックス時にもモニタとの違いを確認したり、小さなノイズを探したりするのに使うこともありますが、ヘッドフォンが活躍するのは録音時です。例えば「定番のスタジオヘッドフォン」として知られるSONY MDR-CD900STは、「レコーディング」で活躍するヘッドフォンです。音がちゃんと録れているかを確認するためのものですね。前述のブリグリの「宅録」とか、「ガレージバンドで録った」という時の確認用に活躍します。単純にリスニング用等としてはかなり癖の強いヘッドフォンなので、これで「音作り」や「ミックス作業」をすると、なんかバランスが変な感じになってしまったりします。要は適材適所ってことで、レコーディングからミックスまで全部パーフェクトに使えるヘッドフォンは存在しません。だから、モニタースピーカーも必要となるわけですね。モニタースピーカーとヘッドフォン、これは楽曲を最後まで仕上げるという意味での楽曲制作にはどちらも欠かせないものとなります。
ちなみに、SONY MDR-CD900STだけで違和感なくミックスをすると、他の環境でのバランスがおかしくなったりするんですが、モニタースピーカーを使ってきっちりミックスをした楽曲は、SONY MDR-CD900STで聴いても違和感がなく仕上がります。おもしろいです。

さて、だいぶ前置きが長くなりました。なんでこんなことを書いたのかというと、オーディオインターフェイスにもいろいろなモデルがあります。例えば、ギター/ベース用のオーディオインターフェイスとして「Zoom GCE-3」という機材があります。
toy-love.hatenablog.com

これはとても素晴らしい機材で、ギター用機材としても新たな可能性を作り出したオーディオインターフェイスと言えるのですが、このGCE-3が活躍するのは「レコーディング」までで、その後のミックス等の工程や、ギター以外、例えば打ち込み等を行う際のモニタリングに使う、というものではありません。
今回比較するオーディオインターフェイスは、それ自体で本格的に音楽制作全般に使えるものであり、それでいてギタリストが初めて使う本格オーディオインターフェイスとして、また楽器にギターを使い、他を打ち込むようなスタイルのDTMerにとって有用なモデル、という基準で選んだものとなります。そのため、確かに素晴らしい機材なのですが、今回の比較にGCE-3は入りません。その基準を明確にするために、こんな長い前置きを書いた、という感じです。

それでは、実際に比べてみることにしましょう。
さて、改めてになりますが、楽曲を完成させるまでに必要な機材は

  • PC/Mac
  • オーディオインターフェイス
  • DAW(デスクトップオーディオワークステーション)
  • モニタースピーカー
  • ヘッドフォン

と書きました。ここでのオーディオインターフェイスの役割は、モニタースピーカーとヘッドフォンをまともに接続し、さらにそれをそのまま常時出力する形としておけるものである必要があります。
さらに、今回はギタリストが音楽制作をするためのオーディオインターフェイスです。なので、ギターを直接接続できるのはもちろん、アンプをマイク録りする際にマイクを接続することもできなければなりません。
まぁ、とはいえここまでは多くのオーディオインターフェイスができることです。DAWについても、たいていのオーディオインターフェイスに付属、または登録などで無料で使えるDAWをダウンロードすることができます。今回選んだ3機種は、ここまでの機能は当然あり、さらにギタリストにとってメリットのある機能があるモデル、ということで選んでみました。メーカー名順に見ていきましょう。

Audient Sono

まずはこちら。英国のマイクプリアンプメーカーで、多くのオーディオインターフェイスも制作するaudientのモデルです。
このモデルの大きな特徴は、本物の真空管プリアンプを内蔵し、さらにTwo NotesのTorpedoキャビネットシミュレーターも搭載しているという点。このプリアンプとキャビネットシミュレーターは、もちろんギター/ベースのための機能です。
通常のオーディオインターフェイスの機能に加え、ギター/ベース用の機能を追加したスタイルですね。

2つのマイク/ラインインプットとステレオアウト、USB Cタイプ端子、デジタルインプットも搭載。2つのマイク/ラインインプットはPhantom電源も供給可能。Audientのマイクプリアンプを搭載し、ハイクオリティなサウンドを録ることができます。

手前にはギターインプット、アンプアウト、ヘッドフォンアウトがあります。ギターインプットからの信号は本体の真空管プリアンプを通ります。「アンプアウト」端子があるため、簡単に本体だけでのリアンプが可能。また、DAWからのシグナルをペダルボードに接続してエフェクトをかけることもできます。通常、ギター→ペダルボード→オーディオインターフェイスという形で録音することが多いですが、それだけでなく、例えばクリーントーンを録っておき、後からオーディオインターフェイス(アンプアウト)→ペダルボード→オーディオインターフェイス(インプット/プリアンプ)という形での録音や「リエフェクト」もできる、ということになります。


上面には2つのマイク/ラインインプットのボリュームとアウトプットボリューム、ヘッドフォンボリューム、ダイレクトモニタミックスのオーディオインターフェースとしてのコントロール、そしてBass、Mid EQ、Treble、Input、Drive、Outoutの真空管プリアンプのコントロール、およびキャビネットシミュレーターのON/OFFがあります。
本体にDSPを内蔵しており、PCに負担をかけずにソフトウェアからキャビシミュをコントロールできます。
購入後のユーザー登録で、Cubase LEほかプラグインなどを使うことが可能です。
 

IK Multimedia AXE I/O

イタリアの音響メーカー、IK Multimediaによるオーディオインターフェイスです。
ギター/ベースアンプモデリングプラグインソフト、AmpliTubeシリーズなどでもおなじみのIKによるオーディオインターフェイスですね。こちらもギタリスト/ベーシスト向けの機能が付けられたモデルとなります。
ギター/ベースのインピーダンスに注目したモデルです。多くのオーディオインターフェイスはギターなどの楽器を直接接続する「Hi-Z」端子があります。Hi-Zとはハイインピーダンスという意味です。インピーダンスとは、要はシグナルそのものの持つ「強さ」のような感じです。ゲームをやる方なら、最近人気のSEKIROというゲームの「体幹」というステータスをイメージすると分かりやすいかもしれません。体幹が高くなってくると攻撃でよろめいたりしてしまい(ハイインピーダンス)、体幹が低い状態だとある程度攻撃を受けないとよろめいたりしません(ローインピーダンス)。
インピーダンスは、音のシグナルが外部からの影響の「受けやすさ」みたいな感じです。ゲームとかだと、体幹とか強靭がしっかりしていると、多少攻撃を受けても倒れなかったりしますよね。それは外部からの影響を受けにくい、いわゆる「インピーダンスが低い」状態となります。逆に、外部からの影響を受けやすい状態を「インピーダンスが高い」と言います。
機材にはそれぞれ入力する信号が対応できるインピーダンスと、機材が出力する信号のインピーダンスがあり、機材接続の基本として「ハイ受けロー出し」という言葉があります。機材は、「入力される信号よりも高いインピーダンスに対応し、次に接続する機材よりも低いインピーダンスで出力する」形となるようにシステムを組み上げていく、という意味です。
それに従って作られたオーディオインターフェイスのHi-Z端子は、様々な楽器に対応できるよう、高いインピーダンスで受けることができるようになっています。AXE I/Oは、よりギター/ベースに特化したインピーダンスで受けることができるように設定することができ、それによってギターやベースのシグナルを余すこと無くしっかりとレコーディングできる、というモデルとなります。

入出力端子は、フロントに2つのインプット、ヘッドフォンアウト、さらにアンプアウトを搭載。ギターシグナルをラインで入力しつつアンプを鳴らすことも可能なスタイルとなっています。
背面にはコンボ端子を使ったマイク/ラインインプットが2つ、ステレオ2系統のラインアウト端子が4つ、外部スイッチ端子が2つ、USB端子、MIDI IN/OUT、電源端子となっています。
2つのインプットはフロントパネルは直接ギターを接続可能、背面のインプットを使えばマイクやその他のラインレベル機器を接続することもできます。それぞれ個別のGainコントロールがあり、さらにインプット1にはZ-Toneコントロールを搭載。このZ-Toneがインピーダンスを調整するためのものですね。これにより、ギターのライン入力に最適なサウンドを実現。アクティブ/パッシブピックアップに合わせた設定の切り替えや、JFETを用いたPURE回路による楽器用プリアンプも搭載しています。さらに、ここから入力された信号はアンプアウト(グラウンドリフト可能)から出力されるので、リアルアンプに出力してマイクで録った音をインプット2に入力したり、デジタルアンプを通してインプット2に入力することでリアンプも簡単にできます。
モニター、ヘッドフォン、マスターの3つのボリュームコントロールも搭載し、チューナーも付いていて、マイク入力はPhantom電源を出力することも可能。もちろんマイクプリアンプも内蔵しています。



各種コントロールの設定やPC上から専用のソフトウェアで行うことも可能です。設定をプリセットで保存して、本体のノブから呼び出すことも可能。持ち運びも考えられたスタイルです。

また、本体にはアンプシミュレータープラグインソフト、AmpliTube 4 Deluxe、レコーディング用プラグインソフトT-RackS 5 Singlesから10種類、DAWソフトAbleton Live 10 Liteが付属。アンプシミュレーターを持っていなくても、即座にハイクオリティなアンプサウンドでレコーディングできる、という形ですね。

Universal Audio Arrow

先に紹介したAudientやIK MultimediaはどちらもUSBオーディオインターフェイスでしたが、こちらはThunderbolt接続のオーディオインターフェイスです。なので基本的にMac用のモデルとなります。(Thunderbolt3接続に対応していればWindows機でも使用可能です。)
Mac使いから特に高い評価を得ていて、ギタリストも多く使用しているオーディオインターフェイスですね。上位機種のApolloの方が有名で、もちろん機能も充実しているんですが、本格的に楽曲を完成させるため、という目的であればArrowでも十分に使えるので、こちらを紹介します。
ちなみにWindows機用にApollo Twin USBというモデルもあるんですが、こちらはかなりPCとの相性があるみたいなので、どうしてもWindowsでUADオーディオインターフェイスを使いたい、という場合にのみ、自分のシステムに合うかを確認の上で使うと良いと思います。

Apollo Twin USB

手前側には楽器用のインプットとヘッドフォンアウトがあります。

Apollo Twin USB

バックパネル側には2つのMic/Lineインプットとステレオアウトプット、およびUSB C端子形状のThunderbolt 3端子があります。

Apollo Twin USB

本体上部にはインプット、ローパスフィルタ、Phantom電源、PAD、位相、LINKボタン、およびボリュームコントロールとPreamp/Monitorのボタンがそれぞれあります。
このモデルは、本体にハードウェアとして、特別なギター/ベース用の機能はありません。
ですが、他のUADオーディオインターフェイス同様、内部に搭載されたDSP(UAD-2 SOLO Core)により、UADが誇るハイクオリティなプラグインを使用することができます。真空管プリアンプやマーシャルプレキシアンプを再現するプラグインバンドルが付属し、それらを使っていつでもハイクオリティなサウンドで音を録ることができるというスタイルです。
ギター用機器だと、FractalとかKemperとかのハイエンドなデジタルアンプに匹敵するとも言われる、ハイエンドなデジタルモデリングのサウンドを即座に使える、という意味で、ギタリストにとってもメリットがあるということで今回選んでみました。
付属するのは “Realtime Analog Classics” UAD パワードプラグインバンドルとなります。DAWは付属していません。ケーブルとかも付いていなかったり、要求マシンスペックがけっこう高かったりするので、その辺は先に確認が必要となります。このあたりはUADらしいっちゃらしいところですね。UADっていろいろ癖が強いんです。「UADを導入するぞ」とすこし気合いをいれないと入っていけないようなところがちょっとあるんですよね。なので、このモデルに関してはそんなに初心者向けではなかったりします。
 
ということで、「楽曲を完全に作り上げたい」ギタリストが選ぶオーディオインターフェイスとして3つのモデルを比べてみました。
メーカー名順に見てきましたが、上から順に「アナログな感覚の強い順」というような感じになりました。本物の真空管プリアンプを搭載し、Two-Notesキャビシミュを搭載するAudient Sono、インピーダンスに注目し、チューバーも内蔵、Amplitubeを即座に使えるIK Multimedia AXE I/O、そしてハードウェアとしての機能は通常のオーディオインターフェイスと同等ながらサウンドクオリティが高く、またハイクオリティなUADプラグインを即座に使えるUAD Arrow。
それぞれ価格帯も近いです。まぁArrowだけがThunderbolt接続で、Mac向けとなっている違いはありますが、どのモデルも2018年以降、IKとAudientは2019年に発売されたモデルです。
実際、「楽曲をちゃんと作る環境が欲しいギタリスト」って増えていると思いますし、そういったモデルがこうして最近出てきていることからも、そこに需要があるんじゃないかと思います。どれもその需要を満たすことのできるモデルと言えると思いますので、「楽曲を完成させたい、制作したい、ギターは弾ける」というギタリストなら、選んでみても良いのではないでしょうか。
 
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