音を切り刻んだサウンドや、個性的なピッチシフトディレイ、デチューンやピッチヴィブラートを作るペダルが新しくなりました。
「Red Panda Particle 2」。8タイプのモードを搭載した個性的なペダルです。
グラニュラーシンセという技術を使い、音を細切れにして加工することでディレイやピッチシフトを作り出します。グラニュラーは粒状の、という意味で、グラニュー糖とかと同じ言葉ですね。
搭載しているモードは以前と同じ、DENS、LFO、REV、PITCH、RNDの5種類のディレイと、DTUNE、LFO、DENSの3種類のピッチシフト。DENSはどちらも音を細切れにするデンシティで、LFOディレイはモジュレーション、REVはリバース、PITCHはピッチシフトディレイ、RNDはランダムタイムディレイです。DTUNEはデチューン、LFOピッチはピッチヴィブラートですね。
コントロールはBLEND、CHOP、DELAY/PITCH、FDBKとPARAM。前バージョンから新たにタップテンポ/フリーズスイッチが追加され、4タイプのプリセットを本体から呼び出せるようになりました。また、ディレイライン自体の構造も変わっていて、以前はディレイがかかった後に処理していた部分をディレイをかける前に処理できるようにしたり、MIDIで127種類のプリセットを保存/呼び出しが出来たり、MIDIからパラメータをコントロールしたりできるようになっています。
CTRL端子にはEXPペダルやCVなどを接続してパラメータをコントロール可能。EXPペダルには6種類までのパラメータを自由に割り当てられます。
また、タップテンポも凝った構造で、4分音符のテンポでタップを踏むと、ディレイタイム、グレインサイズ(音を切り取る長さ)、デンシティ(音の密度、細かさ)、LFOレートに個別のサブディビジョンを割り当てることも可能となっています。
Red Panda - Particle V2: Initial meanderings
Red Panda Particle V1 vs. V2 || Demo/Comparison || NoiseGenerator
Grains // Piano, synth and the Red Panda Particle 2
音を聴いた方が早いです。かなり個性的な音作りに加え、多彩な機能も搭載した変態系ペダルですね。
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