BOSSから、新たなペダルが4機種発表されました。
かつてBOSSは「ツインペダルシリーズ」として、型番に「-20」が付くモデルを多数販売していました。
現在もRT-20やRE-20などはありますね。
今回発表されたのは、「OD-200」「EQ-200」「MD-200」「DD-200」と、全て型番に-200が付くシリーズです。フットスイッチが2つ、実質的にツインペダルシリーズの後継とみることが出来そうなシリーズですね。
まずはこの4機種に共通する特徴をまとめます。
筐体は全て、スラントのついたスタイル。101(W)×138(D)×65(H)mmということで、けっこう高さがありそうには見えますが、実はそれほどでもなかったりします。これはノブを含む高さなので、モデルによりミリ単位で異なったりはしますが、だいたいこのサイズです。
また、昨今のペダルシーンでよく見られる、「トップマウントジャック」を採用しています。まぁこれは以前のツインペダルシリーズもそうでしたけど。
左側面には3.5mmミニジャックを使ったMIDI IN/OUTを搭載、さらにプログラムアップデートを行うためのUSB端子も装備しています。
端子を変換するためのMIDIケーブルも作られています。
ペダルトップ部にはインプットとアウトプット、およびEXP/CTL1.2端子を搭載。エクスプレッションペダルやリモートスイッチで制御することもできます。歪み系のOD-200以外はステレオイン/アウトに対応しています。
本体には4つのプリセットを保存可能。演奏中に設定が変わらないようにするロック機能もあります。
では、各モデル見ていきましょう。
OD-200 Hybrid Drive
まずは歪み。OD-200です。
12タイプの歪みを選んで使うことのできるペダルですね。
選べるのはOVERDRIVE、BLUES、SCREAM、CNTR OD、X-DRIVE、DIST、X-DIST、STACK DRIVE、FAT DIST、BROWN、X-METAL、FUZZ。
各歪みはLEVEL、DRIVE、LOW、MIDDLE、HIGHの3バンドEQを搭載。そして各歪みごとに異なるPARAMコントロールを搭載しています。
さらにPRE/POSTブーストに加え、ノイズゲートも搭載しています。
フットスイッチでON/OFFとブーストおよびメモリの選択が可能おtなっています。
EQ-200 Graphic Equalizer
続いてEQ。10バンドグラフィックEQです。
30、60、120、200、400、800、1.6K、3.2K、6.4K、12.8Kの10バンドを±15dBで操作可能。さらにマスターLEVELでも±15dBのブースト/カットが可能です。
4つのメモリーを切り替えることが出来、A/Bの2つのチャンネルを切り替えることも可能。現在のEQの設定を表示するディスプレイを搭載。
かつて「早すぎた機材」だったEQ-20が洗練されて帰ってきました。
MD-200 Modulation
続いてモジュレーション。
先に発売されているMD-500のコンパクトバージョンと見ることもできるペダルです。
コーラス、CE-1コーラス、フランジャー、フェイザー、ヴィンテージフェイザー、クラシックヴァイブ、ヴィブラート、トレモロ、ロータリー、オートワウ、スライサー、オーバートーンの12タイプのサウンドを選択可能。
それぞれRATE、DEPTH、E.LEVELと3つのパラメータノブを搭載。
全音符、2分音符、4分音符、8分音符とそれぞれ3連符のタップディビジョンを選択でき、タップテンポでコントロールすることもできます。
DD-200 Digital Delay
こちらも同じくDD-500のコンパクトバージョンとしても見ることのできるペダル。
スタンダード、アナログ、テープ、ドラム、シマー、テラエコー、PADエコー、パターン、ローファイ、デュアル、ダッキング、リバースの12タイプのディレイを選択でき、それぞれTIME、FEEDBACK、E.LEVEL、TONE、MOD DEPTHと1つのパラメータノブを搭載。
MD-200同様のタップディビジョンで、タップテンポでディレイタイムをコントロールすることもできます。
Introducing the BOSS 200 Series (DD-200, EQ-200, MD-200, OD-200)
こんな感じのペダルです。MIDI系の機能はまだ詳しいところが分からないですが、かなり扱いやすく操作性にこだわって作られたペダルです。
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