「1枚の写真が出来るまで」シリーズ第2弾です。なんかすごい写真とか、手持ちでスナップしただけじゃ撮れないような写真ってどんな風に作られているのか、みたいなのを毎回1枚ずつ動画にしていきたいと思っています。
まだまだ、最も分かりやすい形ってのが出来てないですけど、前回よりは多少分かりやすくなったかな、と思っています。構図の説明とか、現像の設定ももうちょっと細かく説明してみました。
とまぁ、動画についてはこんな感じで。良かったら見てもらえればと思います。10分もかからないし。
そうそう、カメラですけど、ちょっと小物系が増えました。
一番でかいのはこのカメラの前についてるやつ。フィルターです。
これ実際に買ってみて思ったんですけど、カメラのフィルターって完全に楽器でいうエフェクターみたいな感じなんですよね。
エフェクターって、音という波(を交流に変換した電気的な波)を加工したり調整するものです。
フィルターは、光という波(光は稀に光子として粒子的なふるまいをしますが、基本は波です。)を制御する、それもパッシブで制御するものになります。
例えば、動画で使ってるPLフィルター(正確にはC-PL)は、顕微鏡レベルの超細かいスリットを通すことで、カメラが受ける光の方向を揃える、的な動きをします。すごいおおざっぱに言ってますけど。エフェクターで言うと、これはあんま似たものってないんですけど、位相を揃える的な雰囲気のものとなります。
エフェクターでいえば、インプットレベルを下げるものみたいな感じです。
これってエフェクターでいうとコンプレッサーなんですよね。いやリミッターか?まぁいいや。大きすぎる振幅を抑えることで、全体を持ち上げたみたいな感じになるところとかはそっくりです。
ということを、フィルターを買ってから考えたりしてました。
ちなみにこの、レンズの前についていてやたらと迫力のある四角い部分ですけど、ここには四角いフィルターを挿し込みます。角型フィルターといって、最近はけっこう一般的になってきました。私が買ったのはNiSiというメーカーで、他に最近人気だとNiSiの他はKaniとかHAIDAとか。全部中国メーカーだったりします。古くからあるのはLeeとかマルミとかですね。この辺は英国とか日本とかですね。
そう、写真ってかカメラの世界でも、中国メーカーは今すごい元気で、品質もとても高いです。フィルターは上記のとおりですけど、他に三脚だとLeofotoというメーカーだったり、SUNWAYFOTOだったりがあります。レンズもすごい変わったのをいろいろ出すLaowaや中一光学とか出てきています。なぜか中国のレンズって超広角とマクロがやたら強いんですよね。ちなみに日本メーカーはもちろん全部網羅してますが、特に望遠が強い感じです。
カメラ本体はさすがにまだですけどね。というかレンズ交換式カメラ自体がほぼ日本メーカーで占められていて。その他はほとんど無いです。ライカ(ドイツ)とハッセルブラッド(スウェーデン)くらい?あとちょっと違うけどPhase Oneがデンマークか。映像畑ならBlackMagic Designはオーストラリアです。その本体を除けば、かなり中国メーカーが出てきていて・・・まぁもちろん、単に安いだけで微妙なものというのも数多くありますが、しっかりとした一流の作りで、同時に独創的なアイディアも入っているものも多かったりして、けっこう見ていて面白いです。動画系だとDJIのドローンとかジンバルとかはプロがガチで使ってたりしますね。DJIも中国です。
そういうあたりもなんかエフェクターにも似たところがあったりして、いろいろ見てると面白いですね。
ほんとなぜか分からないですけど、エフェクター好きとカメラ好きってかぶってる人多いんですよね。でもこうして見てると、なんか似たところはけっこうあったりするんだなと思います。
ということで、今日はそんな感じで。なんかすごいグダグダになりましたが、動画作ったよー、という報告でした。地域的に、外出自粛なエリアでは無いんですけど、それでもやっぱり多少きになって、人と会うことがほぼない早朝に車で出かけて、写真と動画録って帰ったら家の中で編集したりBGM作ったりしてました。
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