「Orange FS1 mini」。
ミニサイズのラッチスイッチですね。
こういったリモートスイッチは、いろんなスイッチがありますが、モノラルケーブルを使うタイプ、つまり端子のTIP(先端)とGND(残りの部分)の通電/絶縁を使って信号を送ったり切ったりすることでリモート操作を行います。
そしてこのタイプのフットスイッチのスタイルには大きく見て3種類あります。
1つがラッチスイッチ。以前からあるFS1やFS-5Lなどのラッチスイッチは、フットスイッチを押す度に通電/絶縁を切り替えます。主にアンプやエフェクターの機能を切り替える際などに使用されることが多い形態です。
もう1つがアンラッチスイッチ。定番でいうとFS-5Uなどがそれにあたりますが、これはスイッチを押した瞬間だけ通電する、または絶縁するというもの。
N.O.(ノーマリーオープン)と呼ばれるタイプは、普段は絶縁されていて、踏んだ瞬間だけ通電するもの。N.C.(ノーマリークローズ)は逆で、普段は通電していて踏んだ瞬間だけ絶縁するものです。主にタップテンポなどの用途に使われます。
そして最後にモメンタリースイッチ。これは「踏んでいる間だけ」通電または絶縁を行います。N.O.やN.C.の表記はアンラッチと同じですが、ラッチスイッチを使う機能を操作することができるものです。例えばラッチスイッチでモード1と2を切り替えるものがあったとして、モメンタリースイッチを使えば踏んでいる間だけモード2にする、というような使い方ができるものです。主にフリーズ機能などに使われることが多いスイッチですね。
今回のOrange FS1 miniはいわゆるラッチスイッチとなります。
もちろんOrangeのアンプを制御するために作られているものですが、普通のラッチスイッチなので、スイッチングに対応した機能を使えるアンプ(メサブギーとか)や、DS-2などの切り替えスイッチとして使うこともできます。
デザインが素晴らしく、そして小さいので、ペダルボードに置いても映えます。アンプ用としてだけでなく、ラッチスイッチを使う様々な機能に使いたくなる、かわいいフットスイッチです。
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