近年、短いループを使用するエフェクトがいくつかあります。短いループをドローンやグレインと言い、それをさらに加工、合成して音を作る・・・グラニュラーシンセシスなどのエフェクトが出てきています。
この「Free The Tone MOTION LOOP」は、そんなドローンやグレインのようなループにいろいろなエフェクトをかけて音を変えるペダルです。
RATE、E.LEVEL、FILTER、PARAMETERとSAVE、HOMEと左右カーソルボタンとなっています。また、ON/OFFとPRESETフットスイッチを搭載。
RATEはループの長さを調整、E.LEVELはエフェクトのドライ/ウェットバランス、そしてFILTERはフィルターのかかりとなっています。
ループの長さは最大4秒。BPM30、RATE最大で4秒となります。BPM60、RATE中央で250msのループ、といったような感じです。
BPMを設定しないとBPM60を基準にした長さでRATEが無段階に調整されます。
BPMを設定すると7パターンの長さを調整する形となります。
- 40dBを越えるシグナルが入力されるとリトリガーされ、新しいループを作ります。シグナルは常に監視されていて、ループの長さよりシグナルが短いときはループが始まる前に戻ってループの長さとします。
フィルターは中央でフィルターはかからず、右回りでハイパス、左回りでローパスとなります。フィルターのタイプはエンベロープ、シンクロスピード、BPMで選択することができます。
そして収録エフェクト。ピッチシフト、ディレイ、フェード、リバース、ソフトクリッピング、スローダウン、ランダムとなっています。
そして、これらの設定を128までプリセットして保存、呼び出すことができます。35種類のファクトリープリセットが入っていて、様々な音を使うことができます。
また、側面にもう1つのアウトプットとMIDI IN、エクスプレッションペダル/CV/フットスイッチ端子があります。
MIDIで多彩な設定や、外部コントロールも可能となっています。
Free The Tone MOTION LOOP / ML-1L - PITCH SHIFTABLE SHORT LOOPER
弾いてみた:Free The Tone MOTION LOOP(サンプル機)【アンプステーション】
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