Strymonから2012年に発売されたペダル、FLINTに黒ノブバージョンが登場です。
「Strymon FLINT Black Knob Edition」。
トレモロとリバーブを1台にまとめたペダルですね。1960年代ごろのアンプから搭載され始め、特にUSコンボアンプ内蔵エフェクトの定番となったスタイルをペダルにしたものです。
コントロールは、トレモロセクションがSpeed、Intensityノブと'61 harm、'63 tube、'65 photoの3モード切替スイッチ、リバーブセクションがMix、Color、Decayノブと'60s、'70s、'80sの3モード切替スイッチとなっています。2つのフットスイッチはそれぞれ、トレモロとリバーブを独立してON/OFFできるというスタイルになっています。
トレモロの'61 harm、'63 tube、'65 photo切替スイッチは、それぞれハーモニックトレモロ、パワーチューブトレモロ、フォトセルトレモロのサウンドを再現。ハーモニックトレモロはツイード期のFenderアンプなどに搭載されたスタイルで、”Vibrato”と記載されていたエフェクト。一般的なトレモロではなく、うねりが加わるようなサウンドが特徴。
Tubeトレモロは真空管のバイアス電流を使ったトレモロで、Photoトレモロはフォトセルを使った光学式トレモロを再現。
リバーブは、60sがアンプ内蔵スプリングリバーブ、70sが初期デジタルリバーブ、そして80sはマイクロプロセッサーを使用したラック式のデジタルリバーブサウンドを再現しています。
両方のフットスイッチをHOLDした状態でノブを回せばトレモロのIntensityとSpeedノブは、Tremolo Boost/Cut、およびTap Subdividionコントロールとなります。Tremolo Boost/Cutは±3dBの範囲でトレモロの音量を調整可能。Tap Subdividionは、外部スイッチを使ってトレモロのタップテンポを行う際、タップ入力(4分音符)に対するスピードの出力を、4分、8分、16分、3連符で切り替えることができます。リバーブ側、MixとDecayノブは、それぞれReverb Boost/CutとEffect Orderコントロールとなります。Reverb Boost/Cutは±3dBでリバーブの音量を調整します。Effect Orderはトレモロとリバーブの接続順を切り替えるもので、左半分の位置ならリバーブが、右半分ならトレモロが先に接続されます。
入出力端子はInput、EXPとRight/Leftの2アウトプットで、EXPは外部コントロールペダルを接続します。外部コントロールは、タップテンポスイッチ、エクスプレッションペダル、MINI Switchが接続できます。タップテンポスイッチの場合はトレモロスピードを、エクスプレッションペダルならペダルのノブのうち好きなコントロールをアサイン可能です。
インプットは裏蓋を開けたところにあるスイッチを切り替えることで、ステレオプラグ用に変えることが可能。TRSプラグを使ってのフルステレオエフェクトとして動作させられます。
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黒ノブにするとIRIDIUM的なスタイルになりますね。締まりがあって良いのではと思います。
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