iOS関連機器やプラグインエフェクト、音源、オーディオインターフェイスなどを手がけるイタリアの音響メーカー、IK Multimediaから、ギター用エフェクターが登場です。
ギターのエフェクトとしては、これまでもプラグインのAmplitubeシリーズですでに定評があるIK。今回の「AmpliTube X-GEAR」シリーズも、その経験を活かして生まれたモデル。AmpliTubeトーンを使うことのできるエフェクトで、ラインナップは4機種、それぞれDSPで動作する機能的なペダルを発表しています。
IK Multimedia X-DRIVE
こちらは歪み系エフェクトを収録したペダル。多くの名機を元にしたディストーション、オーバードライブ、ファズ、コンプレッサーを16種類収録。
左上にMODEL、右上にPRESETノブがあり、フットスイッチが3つ。これは全機種共通で、下段に6つのノブがあります。
X-DRIVEはPARAMETER、DRIVE、BASS、MID、TREBLE、VOLUMEノブを搭載。
ディスプレイ下にアルゴリズムらしき文字が並ぶんですが、そこまでは読み取れないので、また分かれば載せます。
IK Multimedia X-SPACE
こちらはリバーブペダル。ホールやルーム、チャンバー、チャーチ、プレート、スプリングなどの16種類のリバーブタイプを収録。
コントロールはPARMETER、TIME、PRE-DELAY、COLOR、MOD、MIX。
IK Multimedia X-TIME
続いてディレイ。テープ、アナログ、デジタル、ピンポン、リバース、スラップバックなどの16種類を収録。コントロール部はPARAMETER、TIME、FEEDBACK、FILTER、MOD、MIX。
IK Multimedia X-VIBE
そしてモジュレーション系。似た名前のXvibeってメーカーがありますがもちろん関係ありません。
コーラス、フェイザー、トレモロ、ロータリー、ステップスライサー、フィルター等を収録。
コントロール部はPARAMETER、SPEED、DEPTH、BASS、MID、TREBLE。
各ペダル最新DSPを使用しているということで、最大192kHz、4倍オーバー・サンプリング内部処理を行い、Amplitube 5のリアルなトーンをハードウェアで作る事ができます。AD/DAは192kHz/24bit。広いダイナミックレンジと周波数レンジを持ち、ローノイズなトーンが特徴とのこと。
また、ドライシグナルはアナログのままです(ピュアアナログドライパス)。バイパスモードも選択できます。
またAmplitube 5 SEが付属。SE上で動作するX-GEARペダルのサウンドと、プリセットマネージャーが付属。
スタンドアロンまたはAAX、AU、VST 2/3プラグインとして動作するので、そのままDTMに組み込んだりできる感じです。
また、本体にはUSB端子があり、ファームウェアアップデートはもちろんオーディオインターフェイスとしても動作します。
また、5種類のIRを収録したキャビネットシミュレーターも内蔵。ラインアウトも可能です。
入出力端子は4つの端子が右に、1つが左にあります。X-DRIVEがIN、OUT、CAB SIM OUT、なにかの端子(不明)、MIDI IN。MIDI OUT、外部コントロール、USB。他は右の4つがステレオイン/アウトになっているっぽい感じですが、まだ確実ではありません。
ちなみに複数のX-GEARシリーズをMIDIでつなぐことで、擬似的に1台のペダルとしてまとめてプリセットを管理したり切り替えることができるということです。
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詳細はまた出てくると思いますが、なかなか楽しそうなペダルです。
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