Subdecayから、新しいギターシンセペダルが登場です。
1980年代、一世を風靡したFM音源のヤマハデジタルシンセサイザーに対し、PD音源を使用したカシオCZシリーズは、デジタルながら暖かみのあるサウンドのシンセとして人気を博しました。
FMはFrequency Modulation、PDはPhase Distortionの頭文字です。
FM音源はオシレータの波形を別の波形で変調して様々な楽器などの音を生み出す音源で、PD音源はオシレータ波形の位相を歪ませて様々な音を作る音源です。
この「Subdecay PixelWave Phase Distortion Synthesizer」は、そんなPD音源を使った今では珍しいスタイルのギターシンセペダルです。
R、G、Bの3つのオシレーターと1つのサブオシレーターを搭載し、それらを37のパラメータで調整して音を作る事ができます。
本体にはMATRIX、ADJUST、LOCKの3つのモードがあります。
MATRIXモードは音を作っていくモードで、事前に音を丁寧に調整していくモードとなります。
ADJUSTモードは、プリセットされたシンセサウンドをエフェクターのようにシンプルに調整ができるモードで、操作性としては一般的なエフェクターに近いモードです。
LOCKモードはVOLUMEとプリセットの選択のみが有効となり、音色を固定する、ステージなどで使用するモードです。
LOCKモードでは下段のノブのみが有効になり、左のVOLUMEと右のSELECTで11種類のプリセットを選択できます。
ADJUSTモードでは右下のSELECTノブが無効となり、上の3つのノブでフィルター、センシティビティ、クリーンミックスを調整します。
そしてMATRIXモードでは上の3つのノブに多彩なパラメータを割り当てることができます。SELECTノブでどのパラメータを割り当てるかを選択します。このモードではフットスイッチがオシレータの選択とプリセットの保存のみでエフェクトON/OFFはできなくなります。
3つのオシレータはそれぞれ10種類の波形を選択可能。サブオシレータは3つの波形を選択可能となります。
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