「IK Multimedia TONEX」。
スタンドアロン動作、またはVST/AU/AAXプラグインとして動作するソフトウェアです。
無償のお試し版、TONEX CSと、TONEX SE、標準モデルTONEX、最上位モデルTONEX Maxをラインナップ。
AIを用いたAI Machime Modelingによって、本物の機材のサウンドをハイクオリティに再現するという構造。
Kemperのプロファイリングなどに近い構造のソフトウェアですね。
プロファイルできるのはアンプ、キャビネット、コンボ、ペダル。つまりアンプだけでなくエフェクトのサウンドにも対応。エフェクトはディストーション、オーバードライブ、ファズ、EQ、ブーストに対応するということです。
そして、これらのモデリングはTone Modelとして使用することができます。
IK Multimediaにてモデリングされた「プレミアム」Tone Modelと、ユーザーが自身の機材をモデリングして共有する「ユーザー」Tone Modelがあります。
無償版は自分でTone Model制作はできず、20のプレミアムTone Modelと20のユーザーTone Modelのダウンロードが可能。
有償版はすべて自分のTone Model制作や無制限のダウンロードができ、グレートの違いはプレミアムTone Modelの収録数の違いとなっています。
SEは200、無印は400、MAXは1000種類のプレミアムTone Modelがあります。
ソフトウェアの構造は、iOS用として使える「TONEX for iPhone and iPad」、Tone Modelをダウンロードしたり共有する「TONEX in ToneNET」。
さらに、オーディオインターフェイスとアンプの間に接続して自身の機材をキャプチャするための「TONEX Capture」という機材という構造となっています。
Tone Modelは下記のように作る事ができます。
1. トーン・モデル作成用のギター・キャプチャ・ファイル音声を、モデリングしたいリグに入力
2. AI Machine Modeling が、高度なニューラル・ネットワークに基づくプログラムにより、ドライ音とウェット音を分析
3. 分析により生成された「トーン・モデル」を、AIにより精密に最適化
つまり、キャプチャしたい機材を接続して専用の音声を出力、オーディオインターフェイスを介してシグナルを戻すことでAIが機材を解析して、モデリングを作るという構造。
形としてはKemperに近いですが、オーディオインターフェイスを使うことでPCでそれを行える、というのが面白いです。
かなり面白いモデルです。エフェクトにも対応しているので、自分で持っている歪み系エフェクトを「プラグイン化」するように使うことができる、というソフトです。
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