英国を代表するアンプメーカー、Marshall。
アンプだけでなくエフェクターも古くから発売しています。最初は1960年代の“Supa Fuzz”。
そんなMarshallですが、マーシャルのエフェクターといえば、特に有名な4機種があります。
1988年に最初のモデルが、そしてその後91~92年に3兄弟と呼ばれるペダル3機種が発売されました。そのペダルが、今年、Marshall60周年を記念して限定で蘇ります。全て英国製で、当時の回路やパーツもできる限り再現して作られるモデルです。
「Marshall The Guv'nor」。
1988年に発売されたオーヴァードライヴ/ディストーションペダルです。
当時のマーシャルスタックサウンド。なので主にJCM800あたりのサウンドを再現するという目的で作られたペダルです。ちなみにアンプサウンドをペダルで再現するというコンセプトは、翌1989年にSansampが発売され、アンプシミュレーターという形が人気となりますが、そのきっかけのようなペダルとも言えます。
Level、Gain、Bass、Middle、Trebleの3バンドEQを搭載したペダルです。
ステレオTRS端子を用いたエフェクトループを備えているのもこのペダルの特徴です。
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91-92年に発売された3兄弟のうちの1台です。The Guv'norを発展させる形で作られたペダルです。
シンプルなスラントタイプだったガバナーから、よりノブを保護する独特の形状の筐体となったのがこの時代のペダルです。ガバナーの回路をベースに、よりシンプルにしつつ低域を強化したモデル。
Gain、Volume、Bass、Middle、Trebleコントロールを搭載。エフェクトループはなくなっています。
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そしてこちら、「Marshall Blues Breaker」。
ブルースブレイカーと呼ばれるアンプ、Marshall 1962のトーンをベースとして作られたオーバードライブです。後に再評価され、現在ではTSとは違ったスタイルのトランスペアレント、ローゲインOD系の回路としても知られるペダルですね。
Gain、Tone、Volumeコントロールを搭載したシンプルなスタイルです。
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よりハイゲインを求めたサウンドのペダルです。
このペダルはレディオヘッドのジョニー・グリーンウッドの使用でもよく知られるディストーションです。
独特のジュワっとした歪み方が個性的です。コントロールはGain、Volume、Bass、Contour、Treble。ミッドレンジをカットするコントロールが特徴的です。
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