Gibsonのギターアンプが復活です。
1902年からという長い歴史を持つGibsonは、ギター本体はもちろん、ギターアンプも制作してきました。
現在のエレキギターの前に、ハワイアンギターの方が先にエレクトリックとなりました。Gibsonのギターアンプの歴史も1930年代、ラップスティールギター用のアンプから始まりました。ちなみにFenderアンプの歴史もラップスティール用から始まっています。
ソリッドエレキギターができる前から、Gibsonはギターアンプを制作していて、1952年にはLes Paulの名を冠したアンプ、GAシリーズを発売。
珍しいアンプとしては1959年にスプリングリバーブを搭載したステレオアンプを発売したりしています。
1961年、Tweed ReverbアンプシリーズでFalconという名前が使われたアンプが発売。
その後もアンプを発売しますが、1967年を最後に、初期のGibsonギターアンプの歴史が一旦止まります。最後の世代ではGA-5 Skylarkというアンプもラインナップされていました。
2005年にGibsonが一度復活します。Les Paulアンプシリーズを元にしたGA-5やGAシリーズのアンプが発売されました。この頃は小型の真空管アンプが一度流行ったんですよね。
そして今回、新たにGibsonアンプが復活です。
2021年、Gibsonは歴史あるアンプメーカー、Mesa Boogieを買収。そして今回のモデルは、そのMesa Boogieの開発によるアンプとなっています。2モデルそれぞれ見てみましょう。
約12W出力の真空管アンプです。12AX7が3本、6V6が1本の構成(6L6に変更可能)。
クラスAアンプです。
2インプット仕様で、Volume、Tone、Reverb、Depth、Frequencyコントロールを搭載。また、Full/Half/Lowの出力切り替えスイッチもあります。
約12W/5W/1W切り替えとなります。6L6に変更した場合は15W/6W/2W出力となります。
エフェクトはトレモロとリバーブを搭載。スプリングリバーブ・トレモロどちらも真空管動作となります。
また、DIアウトのMonitor端子を搭載し、ラインアウトも可能となっています。
スピーカーはJensen Blackbirdとなっています。
リバーブとトレモロのON/OFFができるフットスイッチも付属しています。
Gibson Skylarkアンプをベースとした約7Wのアンプとなります。
12AX7が3本、6V6が1本となります。6L6に交換することもできます。
クラスAアンプです。
Volume、Tone、Reverbコントロールを搭載。Low/Full切り替えスイッチがあり、7W/3W切り替えが可能。6L6に切り替えた場合は8W/4W出力となります。
スプリングリバーブを内蔵しています。
スピーカーは10インチJensen Blackbirdとなっています。
DIアウトも搭載しています。
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