Fenderアンプをはじめ数々のアンプに標準搭載され、数々のギターサウンドの最後の音作りを行っているEminenceスピーカー。1960年代からFenderアンプのスピーカーを手がけてきた伝統を持つ大手スピーカーメーカーとして有名です。
そのEminenceから、エリック・ジョンソンのシグネチャーモデルが登場です。エリック・ジョンソンと、その機材のメンテを任され、またエリック・クラプトンのアンプ改造も手がけたというジョージ・アレッサンドロの共同開発で作られたモデルです。コンセプトはDesigned from the past with the future in mind.
この「EJ1250」は、今年1月のNAMM SHOWにも出展されたモデルで、ギターアンプ用スピーカーとしては非常に珍しい、シグネチャーモデルのスピーカーですね。現代的で、かつ純粋なヴィンテージアルニコトーンを作るためのスピーカーとのことです。ミッドレンジは暖かく、ハイレンジはタイトで、ローレンジは力強いサウンドを得られるモデルです。
サイズは12インチ、許容入力は50W、インピーダンスは8Ωです。
本体の背面はホワイトカラーとなっていて、中央にはエリック・ジョンソンのサインが入っています。Fender系のアメリカンアンプだけでなくブリティッシュアンプにも対応します。もちろんMade in USAです。
ギターやピックのシグネチャーモデルはたくさんありますし、アンプやピックアップも同様。最近はエフェクターにも増えてきて、そしてスピーカーもシグネチャーモデルが登場。おもしろいですね。
スピーカーはたしかに、アンプの音を作る上で非常に大切な要素で、載せ替えればまったく別物の音が出たりもするほど、大変音色に影響を与えます。最近は小型のチューブアンプも増えてきていますし、そんなアンプにリプレイスメントスピーカーの需要も今後増えるのかもしれませんね。
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