Blackstarが初期からラインナップしているアンプ、HTシリーズが新しくなりました。
HTはHigh Tensionの意味で、高電圧を意味します。最初はエフェクターもラインナップしていて、高電圧駆動で真空管を動作させるエフェクターから始まりました。
そんな最新のHTシリーズギターアンプは、もちろん真空管駆動。各モデル見てみましょう。
20W出力の真空管アンプです。プリアンプにECC82が2本、パワーアンプはEL84が2本。
CleanとOverdriveチャンネルを搭載。CleanはVolume、ToneとVoiceスイッチ、OverdriveはGain、VolumeとVoiceスイッチがあり、共通のBass、Middle、Treble、ISFのEQセクション、そしてReverb、Masterコントロールがあります。
CleanとOverdriveそれぞれのVoiceスイッチは、Cleanチャンネルがアメリカンとブリティッシュの切り替え、Overdriveチャンネルはクラシックとモダンの切り替えです。
出力は20Wと2Wで切り替えられます。
HTシリーズ伝統のISFコントロールでブリティッシュ系~アメリカン系とサウンドを調整することができます。
背面にはスピーカーアウト、CABRIGアウト(キャビネットシミュレーターアウト
)、ラインインプット、エフェクトループ、フットスイッチとUSB端子があります。
CABRIGアウトはキャビネットシミュレートを搭載したステレオアウトプットで、ラインアウトとして使用します。
ラインインプットはステレオインプットで、外部オーディオをあわせて演奏することができます。
USB端子はUSBオーディオインターフェースとして使用する端子です。キャビネットシミュレートとリバーブを加えたサウンドとなります。
CABRIGはIRベースのスピーカーシミュレートで、ソフトウェアから2つのキャビネットのミックスやルームリバーブ、音量調整ができます。
また、スピーカーアウトに何も接続されていないときに自動的にスタンバイモードとなるためパワーアンプが破損しないように作られています。さらにその状態でもCABRIGアウトは有効で、プリアンプだけを使って無音でのレコーディングも可能となっています。
スピーカーは12インチのBlackstarデザインスピーカーとなります。
スピーカーを内蔵していない点以外はコンボモデルと同じ機能となります。
続いて「Blackstar HT-5R MKIII」。
こちらは5W出力のコンパクトモデルです。ECC83と12BH7真空管を用いたコンボアンプです。
マスターセクションのマスターボリューム以外は20Wモデルと同様のコントロール。出力は5W/0.5W切り替えとなります。
背面の構成も20Wと同様となります。
こちらもアンプ部の機能は同様です。
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1W出力のコンパクト真空管アンプです。ECC83、ECC82真空管を搭載。
コントロールはGAIN、VOLUME、OD SELECTスイッチ、VOICEスイッチおよびISFとREVERBコントロールを搭載。3タイプのCABRIGスイッチもあります。
OD SELECTはクリーンとオーバードライブチャンネル切り替えスイッチです。
VOICEスイッチはそれぞれのチャンネルのボイスを切り替えます。
EQセクションはISFのみとなります。CABRIGスイッチは保存された3つのCABRIGプリセットを選択します。
リアンアウト/ヘッドフォンまたはラインインプット端子があります。
背面にはスピーカーアウトとフットスイッチ端子、USB端子があります。
スピーカーは8インチです。
機能はコンボモデルと同様。負荷保護回路があり、キャビネットを接続せずにそのままラインアウトのみで使うこともできます。
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ヘッドモデルやコンボの追加として使えるキャビネットもあります。
「HT-112OC MkIII」は12インチBlackstar デザインデザインスピーカーが1発、「HT-212VOC MkIII」は12インチCelestion Seventy-80が2発となっています。
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