「the King of Gear PITCH MAGPIE」。
現在の一般的なピッチシフトはFast Fourier Transformというレイテンシの少ない方法が使われますが、かつてはディレイエフェクトのタイムを変更する方法でピッチシフトを行っていました。
BOSS PSの初代ピッチシフトペダル、Digital Pitch Shifter / Delay PS-2は1987年、後継のPS-3は1994年の発売で、このあたりはディレイベースのピッチシフトペダルです。
ディレイベースのピッチシフトにはレイテンシがありレイテンシを短くするとリングモジュレーターみたいな音になったりします。
それをクロスフェードなどで調整することでピッチシフトとして使えるようにして、他のエフェクトを組み合わせることで気にならなくなるようになります。
こういうディレイベースのピッチシフトは、Radioheadももちろん使用しました。
Karma PoliceのバックコーラスにPS-2が使われていたり、2000~2004年はトム・ヨークのギター用ボードに入っていました。
あ、もちろんこの情報もtkogのものです。
翻ってthe King of Gear PITCH MAGPIE、PARAMとPITCH、OVERTONE、MIXノブとMODEスイッチを搭載。MODEスイッチで3つのサウンドを切り替えることができます。
GLISはオートグリッサンドで強く弾くとピッチがスライドします。PARAMノブはRateコントロールとなります。
RESはレゾナントフィルター。ピッチシフトにローパス・ハイパスフィルターを組み合わせ、ランダムモジュレーションも搭載しています。PARMノブはCutoffとなります。
VIBはヴィブラート。ピッチシフトにヴィブラートを組み合わせたサウンドです。PARAMはDepthコントロールとなります。ランダムヴィブラートも可能です。
OVERTONEはフィードバックで、すあんどを調整できます。そしてエクスプレッションペダルでPARAMまたはPITCHを調整できます。
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