いまさらですが、ワーミーがきになってます。あのペダルによるピッチシフトで有名なデジタルエフェクターですね。
EX-7にもワーミー機能は搭載されていますね。ちょっとこの2機種を比較してみたいと思います。
DIGITECH WHAMMY PEDAL
ワーミーペダルは、もともとDigitechのインテリジェントピッチシフタ「IPS-33B」に、ピッチの変化をエクスプレッションペダルで操作できる機能がついたことが始まりです。多くのギタリストがこの効果を求めたのですが、インテリジェントピッチシフタは高価だったため、その機能を単体のペダルとして開発されたのが初代ワーミーペダルだそうです。
ちなみに、海外で「ワーミー」といっても「what?」となるそうで、発音としては「ワミー」が正しいそうですね。
ワーミーペダルは、初代の通称「赤ワーミー」、そしてWhammy II、XP-100と発売されてきましたが、今回ご紹介するのは初代赤ワーミーの復刻版です。計17モードを搭載し、いわゆる「ワーミーモード」ではペダルを踏むと音程が1/2オクターブ上がる/下がるの4モードと、3オクターブ下がる「Dive Bomb」、「DROP TUNE」はよく分かりませんが1音(2フレット分)下がる・・・のかな?
さらにハーモニーモードが9種類、それぞれペダルを上げたときと踏み込んだときの設定が+2/+3、+3/+3、+3/+4/、+4/+5、+5/+6、+5/+7、-4/-3、-5/-4、-OCT/+OCT(数字は度数)でハーモニーがかかるモード、そしてSHADOWとDEEPという2つのデチューンモードが搭載されています。
復刻版になって、MIDI IN/OUTが搭載されたことで、これらのモードをプリセットして呼び出したり、ペダルのON/OFFやペダル操作までも可能となりました。では、EX-7はどんな感じでしょうか。
DIGITECH EX-7 EXPRESSION FACTORY
こちらは、Digitechのモデリングペダル、「X Series」に該当する機種です。モデリングされているペダルは、DUNLOP CRYBABY、VOX CLYDE MCCOYWAH、DIGITECH XP300、DIGITECH WAMMY、UNIVIBE、LESLIE 147 ROTARY SPEAKER、ADA FLANGERとなっています。FLANGERを選択してペダルをOFFにすれば、そのままヴォリュームペダルにもなるという便利機能も搭載されています。
ペダルは本家Whammyに比べるとかなりコンパクトで、ワウペダルなどとおなじように「奥まで強く踏み込む」ことでON/OFFが可能となっていますね。
さらに、DF-7に収録されていた7種類の歪みも入っていて、こちらはIBANEZ TS9、DOD 250、BOSS DS-1、PROCO RAT、BOSS METALZONE、DEGITECH METALMASTER、BIG MUFFとなっているようです。つまりこれ1台で、歪みとペダル系エフェクトの両方が楽しめる、というわけですね。
さらに別売りのフットスイッチをつなげば、モデリングの選択、ディストーションのON/OFFをそちらのスイッチで行うことができます。
比較してみると、「ピッチシフター/ハーモナイザー」の機能でいえば、やはり本家Whammy、単純にペダルで音程を変えることができ、さらにいろいろついているのが「EX-7」ということになりそうですね。音質等については、現時点では分かりませんが、どちらも試してみたいペダルだと思います。
Rage Against The Machineなどのコピーには欠かせないワーミーペダル、どちらか欲しいと思います。
機会があればまた試してみたいですね!