ヤマハミュージックメディアから、ギターのメンテナンスについて解説した「あなたのエレキ・ギターが劇的に弾きやすくなる メンテナンス・ブック 40のポイント
あなたのギターが本当に演奏しやすくなる、40のポイントでチェックするギターメンテナンスブック。基本的なギターのメンテナンスはもちろん、ナットやフレットのお手入れ方法からピックアップについてまで、初心者でもわかりやすいように、写真と図解でレクチャーします。
ということですね。表紙を見てみると
- メンテナンスの基礎知識
- エレキ･ギターのセットアップ
- 日常のメンテナンス
- エレキ･ギターのトラブルを解決しよう
- 自分でできるパーツ交換
- 電送パーツを交換しよう
- リペア・ショップに依頼した方がよいトラブル
といった内容となっているようです。
基本的なところから電気系の交換作業･･･ピックアップの効果についても載っている感じでしょうか･･･までが解説されているのも素晴らしいですが、一番すごいと思ったのが最後の「リペア・ショップに依頼した方がよいトラブル」の項目ですね。ギターは木工品で、特にその技術に長けた人でなければどうしようもないことがあり、また技術があっても必要な機材、治具がそろっていなければ出来ないことがいろいろとあります。
ただ、たしかに「何をどこまでやって良いのか」というのは意外と判断つかなかったりします。たとえばトラスロッドの調整も、「その場でまっすぐになるように」調整すると結果的にギターの寿命を縮めてしまう、といったこともあったりするのは有名ですね。そういった加減を書いて、無理な物は無理として載せてしまう。これってこういう「本」では意外に無いんですよね。とくにこの項目を表紙に載せるところが素晴らしいと思います。
そういう意味で、この本はとても信頼できそうに思いました。1冊手元にあると便利そうですね。
人気blogランキングへ 
