Ibanezは数多くのアーティストのシグネチャーモデルを製作しています。中でもIbanezの看板プレイヤーであり、Ibanezというメーカー自体の名を大きく広めたのは、やはりSteve Vaiと言えます。
今回、Ibanezからスティーヴ・ヴァイの新しいシグネチャーモデルが登場しました。
Ibanez JEM7V7-WH
【エレキギター】Ibanez JEM7V7-WH 【新製品ギター】 【3月下旬入荷予定】 |
このJEM7V7は、アルダーボディにメイプルとウォルナットを組み合わせた5ピースネックを搭載。トレードマークのTree of Lifeインレイを施したローズ指板に24F仕様となっています。ピックアップはHSH配列で、DiMarzio Blaze Neck、DiMarzio Blaze Middle、DiMarzio Blaze Bridgeモデルを搭載。コントロールは1Vol、1Toneに5Wayセレクターで、PUセレクターはいわゆるハーフトーンポジションの際、ネック+センターとなるポジションではネックのブリッジ側のコイル+センター、ブリッジ+センターのポジションではブリッジのネック側コイル+センターとなる形となります。そして、ブリッジには新しい「Lo-Pro Edge 7 Bridge」を搭載。
これまでのJEM7Vと、外観や材に大きな違いはありませんが、ピックアップとブリッジがアップデートされたモデル、という感じですね。
Ibanez UV70P-BK
もう1つはこちら。Ibanezのクオリティをより低価格で実現する、Premiumシリーズのスティーヴ・ヴァイシグネチャーモデルです。こちらも7弦モデルですね。
ボディはアメリカンバスウッド、ネックはメイプルとウォルナットの5ピースネックにチタン製レインフォースメントを仕込んだ強靱な仕様。ローズ指板に24Fで、ピックアップはJEMモデル同様のDiMarzio BlazeモデルのHSH配列となります。1Vol、1Tone、5Wayセレクタ−に、Ibanezの定番7弦用ブリッジ「Edge-Zero II-7」を搭載。
シグネチャーモデルらしい個性的なカラーリングですが、モンキーグリップが無く、またこれまでのスタンダードなブリッジとなり、そしてなによりもバスウッドボディという点がJEMとの大きな違いです。
スティーヴ・ヴァイのシグネチャーモデルはIbanezの7弦モデルの元となったもので、また現在のIbanezを代表するモデル、RGの基礎を築いたギターでもあります。もちろんプレイヤー自身の人気もありますし、そういう歴史もありますのでIbanezが特に気合いを入れて作っているのではないかと思います。店頭に並ぶのは少し先みたいですが、そのときはファンの方は是非、試してみてください。
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