Fenderのエントリーモデルとしてメキシコのエンセナダ工場で製作される、Fender Standard Stratocaster。今の最もスタンダードなストラトを低価格でラインナップするシリーズで、多数のカラーバリエーションやモデルのバリエーションが存在するギターです。
そんなStandard Stratocasterに、フレイムメイプルトップを施した仕様のPlus Topモデルが登場です。バリエーションをいくつか見てみましょう。
Fender Standard Stratocaster Plus Top
まずはこちら。最もスタンダードなモデルとなる「Fender Standard Stratocaster Plus Top」です。
フレイムメイプルトップのアルダーボディを採用し、メイプルネックにローズ、またはメイプル指板のミディアムジャンボ21F仕様。ピックアップはスタンダードシングルコイルを3つ搭載し、1Vol、2Tone、5Wayセレクターにシンクロナイズドトレモロのモデルです。ボディトップにフレイムメイプルを配した以外はスタンダードなストラトらしい仕様ですね。
サンプルムービー
Fender Standard Stratocaster HSS Plus Top
続いて、HSSタイプのモデルです。HSSは、リアPUをハムバッキングとしたスタイルで、Fender以外はだいたいSSHという呼び方をしています。基本スペックはさきほどのStandard Stratocaster Plus Topと同じで、リアPUがスタンダードハムバッキングとなったモデルですね。
サンプルムービー
Fender Standard Stratocaster HSS Plus Top with Locking Tremolo
そして、ラストがこちらです。だんだん名前が長くなってきますねw
このモデルは、さきほどのFender Standard Stratocaster HSS Plus Topに、フロイドローズライセンスのダブルロッキングトレモロを搭載したモデルです。ナットがロックナットに、ブリッジがフロイドローズになった以外は、先ほどのHSSモデルと同じ仕様です。
というわけで、Standard StratocasterのPlus Topモデルのご紹介でした。フレイムメイプルトップとなって、あえて少し外したストラトとなっているのがおもしろいです。メイプルトップといっても、それほど厚くはないと思いますので音は普通のStandard Stratと大きく変わらないと思いますが、今のスタンダードなストラトをあえてヴィンテージ志向にする必要もありませんし、これはこれで良いモデルではないかと思います。HSSモデルのサンプルムービーの音は好きです。
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