かつて、真空管を内蔵したハイクオリティなエフェクターで衝撃のデビューを飾ったBlackstar Amplification。その後もデジタルエフェクトや各種チューブアンプをラインナップし、今では大きなアンプメーカーの1つとして知られています。
BlackstarのHTシリーズは、本物のチューブを使ったサウンドと独特の筐体でラインナップを拡充してきていましたが、今度は「真空管を使わない」、スタンダードなコンパクトエフェクターが一気に登場です!各モデル、見てみましょう。
Blackstar LT-Drive
【オーバードライブ】Blackstar LT-DRIVE 【9月21日発売予定】 |
Gain、Level、Toneのみのシンプルなコントロールながら、チューブのニュアンスとコンプレッションをしっかりと再現。9V電池とアダプタで駆動するスタンダードなスタイルのモデルです。フットスイッチは、スイッチングノイズを出さないため、あえてバッファードバイパスとしているとのことですね。この電源とスイッチングも、全モデル共通の仕様です。価格も手ごろでよさそうなモデルです。
Blackstar LT-Dist
【オーバードライブ】Blackstar LT-DIST 【9月21日発売予定】 |
Blackstar LT-Metal
【オーバードライブ】Blackstar LT-METAL 【9月21日発売予定】 |
Blackstar LT-Boost
【ブースター】Blackstar LT-BOOST 【9月21日発売予定】 |
Blackstar LT-Dual
【オーバードライブ】Blackstar LT-DUAL 【9月21日発売予定】 |
CH1とCH2の2ch仕様となっていて、それぞれのGainとLevel、そして共通するToneとISFコントロールを搭載。クリーンからオーバードライブ、ディストーション、さらにハイゲインの領域にまで1台のペダルで踏み込むことのできるペダルです。プリアンプ的に使うこともできそうですね。
LTシリーズのサンプルムービー
ここまで来れば気付いたかと思いますが、HTシリーズとLTシリーズ、各モデルの名前だけでなく、コントロールも共通しているんですね。ということは、今後必然的に比較されることがあるわけで、それでもこの仕様で出してくるということは、HTシリーズのチューブサウンドを、クリッピング・サーキットという技術によってかなりのレベルで再現することに成功したのではないか、と考えることも出来ます。そして、どれも非常に手頃な価格なのもポイントですね。これは是非、試してみたいシリーズです。
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