国産ブランドを1つずつご紹介する、国産ハンドメイドエフェクター特集シリーズ、第19回でFree the Toneを取り上げましたが、正直予想外なことにブログの文字数制限により、まとめて全てご紹介することができませんでした。
今回はVol.19.5という形で、Vol.19でご紹介したFree the Toneの、エフェクター以外のラインナップを載せたいと思います。
- エフェクター以外の機器
※モデル名順にご紹介します。
Free the Tone Forvis Light Pedalboard
サイズは3種類。55×38、60×43、70×45(単位はcm)となっていて、それぞれボード部とケースをセットにしたタイプのモデルと
【お取り寄せ商品】FREE THE TONE Forvis Light Pedalboard FP7045(700mmx450mm) |
【お取り寄せ商品】FREE THE TONE Forvis Light Pedalboard FP6043(600mmx430mm) |
【お取り寄せ商品】FREE THE TONE Forvis Light Pedalboard FP5538(550mmx380mm) |
ボードはハニカム構造で作られう高い強度の樹脂製で、そのため厚さ10mmという薄さと軽量さを実現。ペダルボードの底部には滑らないようゴム足が設置されており、またボードの縁に取っ手を取り付けたことでスペースを有効利用できるという形のボードです。もちろん、ボードの縁に余計な出っ張りはないので、ギリギリまで機材を設置してもケーブルが入らない、ということもありません。また、マジックテープも付属しているということですね。
Free the Tone CU-416
FREE THE TONE SOLDERLESS CABLE KIT SLK-L-10 ケーブル3m & Lプラグ10個セット 【御茶ノ水本店】 |
プラグにより、製作方法が違っています。基本的な構造は、プラグにケーブルを差し込んでプラグ側面のネジを締めて固定する形ですが、Proモデルはールドの方に金メッキがなされている以外に、構造にも少し違いがあります。スタンダードなニッケルの方は、シールドケーブルと同じ大きさの穴が奥まで続いていて、そのままケーブルを差し込んで固定できる構造、ゴールドの方は、奥の方が内部の芯線分の口径となっているため、ケーブルの外皮を少し剥ぐ必要があるという構造です。外皮を剥いだ部分の後ろで、シールドがケーブルのGNDと広く触れ、またより強固に固定できるということですね。
SL-8Sプラグの作り方
SL-8Lプラグの作り方
SL-8SProプラグの作り方
SL-8LProプラグの作り方
Free the Tone CU-5050
続いて、完成品のパッチケーブルです。一般的には見られない直径5mmのケーブルとのことで、細く取り回しが良い上、はんだ部への負担を出来る限り減らした構造。楽器専用ケーブルならではの温かみがあり、弦の振動が目に見えるような響きを感じる事ができるモデルとのことです。
15cm/20cm/30cm/50cm/75cm/100cmの長さで、S/S、S/L、L/L、クランクタイプをラインナップしています。
Free the Tone CU-6550LNG / CU-6550STD
続いて、スタンダードなケーブルです。フリーザトーンが一部のプロミュージシャンに限定して作製してきたカスタム楽器用ケーブルを、一般向けに発売したモデルということです。
LNGはロングプラグ、STDはスタンダードプラグで、プラグ内部の構造も独自の物として、断線の可能性を減らしているとのことですね。
ラインナップは3m/4m/5m/7m。S/SとS/Lがそれぞれ作られています。
Free the Tone DC Conversion Cable
こちらは、エフェクターに電源を供給する際などに使うDCケーブルです。DCケーブルといっても、その先端に付けて使う変換プラグで、ミニプラグに対応するCP-M35CV、デジタルペダル等の5.5 x 2.5mm バレルコネクターに対応するCP-R25CV、さらに5.5 x 2.5mm バレルコネクターのセンタープラスに対応するCP-R21CVというラインナップです。
Free the Tone Instrument DC Cable
15cm, 20cm, 30cm, 50cm, 75cm、それぞれS/L、L/Lタイプをラインナップしています。
Free the Tone Speaker Cable
【受注生産商品】Free The ToneSPEAKER CABLE CS-8037 / 1.5m |
というわけで、Vol.19に続きFree the Toneの残りのモデルをご紹介しました。
いろいろと凝っている機材が多く、面白いです。特にソルダーレスのケーブル作成キットは、よく話題を耳にしますね。Free the ToneがProvidenceから独立したのが2012年。それから現在までの短期間で、よくぞこれだけのラインナップを揃えたと思います。現在もいろいろと用意しているということで、ものすごい精力的な活動をされているブランドですね。無理をせず、頑張って欲しいと思います。
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