BOSSから、新しいマルチエフェクターが登場です。これはギタリストのためのものではなく、アコースティックをプレイするヴォーカリストのためのマルチエフェクターです。
「BOSS VE-8 Acoustic Singer」。ヴォーカルパートとギターパートのセクションに分かれたエフェクトを搭載するマルチエフェクターです。
ヴォーカルパートはエンハンス、ピッチコレクト(ピッチ補正)、7種類のハーモニー、ディストーション、エレクトリックリバーブ、3バンドEQ、ローカット。
ギターパートはアコースティックレゾナンス、コーラス、トレモロ、フェイザー、ディレイ、モジュレーションディレイ、オクターブ、スローギア、リングモジュレーター、リバーブ、3バンドEQ、ローカット、ノッチフィルター、フェイズ(位相)となっています。
さらに80秒のフレーズルーパーも搭載。これらを50種類のメモリーを保存可能です。
入出力はファントム電源対応、マイクセンシティビティコントロール搭載のマイク用のXLRインプットとギター用のインプット、Auxインプット、アンバランスドステレオアウト、XLRステレオアウト、ラインアウト、グラウンドリフトスイッチ、メモリー切替用の外部スイッチ端子、USB端子、電源端子、電源スイッチとなっています。USBはオーディオインターフェイスとして使うこともできるようです。
マイクに向かって歌うシンガーのため、足下をほとんど見なくても操作出来るような大きなフットスイッチを使用しているのもポイントですね。
駆動はアダプター、または単3電池6本。電池の場合、ファントム電源OFFで4.5時間、ONで2.5時間程度ということです。
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